1) 講師挨拶
宮)ここに来る前にあるメールを読んでムカついた。自宅シャッターに頭をぶつけてそのまま後ろに転倒した。ネガティブなことを引き寄せた。この1ヶ月で学んだことは?
細)人に頼んでもやってもらえるとは限らない。
澤)自分の本気にはなかなか気づかないものだ。好きがどの程度か分かっていない。
大)88才の義母がお墓参りの日にちを忘れていた。しっかりした人だと思い込んでいたが義母も高齢なんだなと。
山)妻が車をこすって修理代8万円。痛いが妻の気持ちが収まるなら納得。
岩)利用者さんに不法侵入だと言われパトカーを呼ばれた。彼の次の展開はお楽しみ。
宮)認知障害の人に対しては相手を認めること。恐れる必要はない。その人は人間としての権利を行使しているだけ。
銅)メガネを作るので眼科に行ったが丁寧な応対で気持ちが良かった。自営の我が家も初めての人にもっと優しくしようと思った。
小)車が古くなったから内心は買ってもいいなと思っていた。見積書まで書いたもらったが答えはNO。セールスマンの売ろうという気持ちが強すぎて引いた。
中Y)家族で旅行。ナビに任せたら走りたい道ではなかった。やはり自分で調べるべきだった。お任せはまずかった。
宮)「ナビの通りに行ったら途中は思っていた道ではなかったが 信じていたら目的地に着いた」という話し。
駒)最近PCで絵を書いているが自分が癒され元気になる。見てもらいたくてFBにもアップしている。
宮)先ほどのパトカーを呼んだ人の話し。「精神の病気だからしょうがないね」というのと「この人は本気で怖くてパトカーを呼んだ」という認識とは大違い。
事実に即した捉え方ができるか。一般のコーチングでは指導や教えるも入っていた。
駒)東京でコーチングのトレーニングををしていたが どんなイメージなのか自分の価値観の掘り下げや質問の練習をした。ある映画のワンシーン見せられて可能性を信じることを学んだが 私は自分を信じていないと気づいた。厳しいフィードバック「ちゃんと聞いていないよ」もあった。
岩)コーチとは何者かということを学んだのか。
駒)目が見えない人と一緒にダンスをする女性の映画を見てコーチとは可能性を信じる人だなと思った。
宮)コンピテンシーの中にdance in mometとある。どんな話でもコーチは相手の話に即して行けるかがテーマ。クライアントの情報を教えてもらってそれに関わっていく。ちゃんと直面しないとコーチングは機能しない。人は一人で生きていない。どうやってつながりを持たせるか。合う人合わない人はいる。役と個人を分けておくこと。
ケアマネ講習会 制度という制限の中でコミュニケーションをとる。利用者の思い 本当に言いたいことは何か。どこかを見るかで話は違ってくる。
2) 2人組 テーマ「こちらの言ったことを違うように受け取られた体験」
山)ケアマネとしてのこちらの評価と利用者の期待していたことが違っていた。
利用者は怒っている。
宮)利用者との関係を考える。関係が遠いと誤解を訂正しずらい。そんなつもりでやったのではないと言っても通らない。何が正しいかではなくどういう関係かが問題になる。話し合いがどうできるか。自分にも相手にも好みがある。こちらは個人的には誰とでも仲良くしたいわけではないが 仕事は役割でやるしかない。これを分けるとストレスレベルは下がる。
山)おばあちゃんとその娘の話し。約束時間について行き違いがあって その娘さんに怒られたが言い訳をしなかった。
宮)言い訳しなかったのは何があって?
山)そうすると親娘の関係が悪くなるとわかっていたから。
宮)自分のとった行動の背景にどんな感情があるかを認めれば割り切れる。明快さが必要。ストレスレベルと現象のバランスを取る。認知症だからと相手を見下げる人が多いが人としての価値は変わらない。
大)義母が実際とは違う話を人に言っていた。老人は自分の思いが真実になるんだなと思った。
小)澤さんの家の工事の時 挨拶にティッシュを配ったらある人に文句を言われた。うちの車を買い換えるつもりはあったがセールスマンの「15日までに決めてくれたら値引きしますよ」にかちんと来た。自分の都合だけを言う。
宮)自分の欲求だけでいくと相手は不信感をもつ。
小)どういう話であっても対話の中に身を任せる。相手に任せてのっていくのが大事だなと。
銅)娘の受験の通知がこないので落ちたんだなと。でも夫は娘が自分にきちんとした報告をすべきだと不機嫌。私も役割で「そうだよね」と。
駒)思いが伝わらない。相手が機嫌悪くなったとき「怒っているの?」とは訊けない。相手との関係を壊したくないと思って。一歩踏み込んで相手に訊けるようになったら関係もよくなるかも。
細)以前のパートの仕事で一方的に手抜きをしていると言われた。いい人をやっていたつもりなのにとムッとした。誤解されたなと。嫌われないように生きているつもりでも嫌われることはある。
宮)「相手に誤解されちゃった」は自分のコントロールがつかない。「相手は誤解したと私は思った」だと自分のコントロール下。
中Y)夫が庭の手入れをした。私が「花の芽が出てこないもんだね」と言ったら「俺を非難しているだろう」と怒った。
<休憩>
3) 3人組 テーマ「先ほどの話を短く言うと」
*話のエッセンスは何か? 話はこれからどこに行くか?
A:聞き役・・エッセンスを掴む B:話し役 C:オブザーバー
デモンストレーション聞き役:中山―話し役:駒井
宮)コーチングのエッセンスは臨場感があること 本気で思ったことだけをやる。なりふり構わずやること 本当に思ったことだけが実現する。現実を直面して突破したら何かがある。コーチとして何を体験しているかが問われる。本気で悪口を言い尽くしたら見えるものがある。言う本人が自分の本気を信じられるか。どこが本気か。
澤)大さんの義母さんについて。自分の行く道を示している。これからは義母の老化を自然だと受け入れていく。
光)相談に乗ると相手が何かきっかけを掴む。それを見て私がほっとする。
岩)細さんの話。今同じ状況になったら相手にどういう点がそう見えるのかと聞きたい。
*順次役割交代
4)全体振り返り
小)自分の役割が大事。これから使える。
岩)今は役割だから言わない。そんな装置ができた。
宮)自分でスイッチを作るといい。個人なのか役割なのか。
細)過去の話しは終わっていなかった。自分は手抜きしていた。
大)相手に対してこちらが肯定的に受け取れるようにしたい。
澤)挨拶しないを「素通りする」と言い換えるとより明確になる。
山)相手に怒られたと相手が怒っているでは違うんだなと。
中Y)get there 真実に行くこと 今ここにある事実が大事。
光)役割と個人を分けること・・持ち帰りたい。
銅)短く言うと心に残るし相手にも伝わる。自分の中で選択して決める。
駒)怖いと動かない。動かないと安全だと思ったが行動しようと思う。