《コーチングの目的 セッションのレジメ 使うテクニックやエクササイズの目的を明確に伝えることができる》(2回目)
(1) 4人グループを作る ABCDを決める 「今年の抱負 やろうと思う事」
① A:コーチ役 B:クライアント役 CD:調整役(傍で聞いて話が脱線したら
注意したりポイントを指摘する)
② デモンストレーション 駒井(コーチ) 中山(クライアント)宮崎(調整役)
*それをやる目的 *どんな気持ちがあるか
③ コーチ役をやった感想
伊)渡さんは部屋の片づけ。息子さんが家を出る話もあってどっちの話へ行っていいかわからない。アドバイス受けて又混乱。
細)江さんは部下との関係性をよくすること。私が分からなくなりCDさんに助けてと言った。具体的にしたいことは伝わってこなかった。
宮)混乱したら相手に伝える。それを江さんに返せばいい。
細)強みを出し合うことで効率が上がるようにサンクスカードを出すというのが残っている。でもそのために何をしたいのか・・。
江)私ははっきりしている。部下の一人と仲介役との三人でやろうと。
大)船さんは職場の机の上を整理する。仕事を早く終わらせたいから。願望は強くあるけどいつ頃やるのとかどうやって整理するのかと訊くとぼやける。
宮)具体的に聴いて戻りが弱い時 願望をもっとリアルにしたらいい。もっと願望を聴く。きれいになったら何がいいの?
船)別の仕事ができるし本が読める
宮)片付けることと見て見ないふりをすることのどちらが実現しそう?
船)今まで話して具体的にするぞという気持ちが湧いた。このままじゃダメだとはっきりした。ここまでは進みたいがはっきりした。
澤)中さんは夫の退職記念に何かプレゼントをしたい。
中)夫が喜んでいるなと思うシーンを作りたい。
渡)聴いてほしい質問がわきリクエストしてみた。聴いてもらって話す事は大事。
(2) 新たに3人組を作る A:コーチ B:クライアント C:調整役 決める
*明確に伝える
*「聞いていいのかな」ではなくはっきり伝える
*ぶれた時は繰り返して質問する
*途中で話が変わったら「これからはこれについての話を聞いていいですか」
①やった感想
江)部屋を片付ける話を聴いた。最初渡さんは私が怖いと言っていたが話し終わったら怖くないと。
古)段取り良く仕事をしたい話。具体策を聴いた。
②役割交代
③やった感想
細)片付けの話。目に見えるような感じで話が進んだ。アドバイスも使った
永)健康の話でズンバを週2回やりたいという話。楽しさについてもっと聴いてとアドバイスがあった。
渡)イメージがあるがリアルな話にならなかった。アドバイスは的確だった。
伊)通信教育で資格をとるという目標がある。一年後の姿を明確にしていった。
④ デモンストレーション
駒井:コーチ 渡部:クライアント(部屋の片づけ) 宮崎:調整役
*部屋がすっきりするとはどんな状況を言うのか
*どんな景色を見たいのか
*今この部屋にある椅子の一つを片付けてみて下さい(実際にやってみる)
⑤ 役割交代
(3)全体を振り返っての感想
細)私も部屋を片付けて少しずつ物を捨てていきたい。ここで言うと必ず実現する。
光)やろうと思う事は実際に出来そう。何とかなりそう。
銅)「今ここで」という臨場感があるとやりたくなった。一緒に共有することが大事。
宮)どこが一番相手が気持ちいい所なのかを聴いていく。
大)やりたいという願望だけだった。
駒)相手が話している時 どこが気持ちいいのか探りながら聴きたい。
宮)探るのではなく感じとること。
中)スキルだけでなくどれだけ相手の気持ちに寄り添っていけるか。
宮)相手がどういう状態になると自らやってみようと思うのかを捉える事。
小)スキルだとワンパターンで追い立てられる感じになる。お互いになるほどと思う感覚が大事。
江)今度自分でも実際に身体を動かすエクササイズを考えてみたい。
宮)電話コーチングなら「今部屋を見回して。もし課長になったとして部屋の中で一番触りたい物は何?」とか聴ける。
中)江さんのテーマをエクササイズにしたらどんなふうになるのか?
(実際に江さん他3名が立ちあがり 3年前の上司と部下のやりとりを演じる)
渡)クライアントをやってみてコーチによる違いが良く分かった。逆にコーチとして自分が何を考えているか伝える事も大事。
天)質問は難しいな。何を言おうかに神経がいっている。
宮)話が聴けていると湧きあがるもの。
古)なりたい姿を共有できると楽しいし聴く側も興味が湧いてくる。言葉に詰まった時「困っているんですけど」と伝えると流れが変わる。
宮)ケアマネージャーとしては現場の「今の話」に徹底する。聴けないと質問は出てこない。理解した事をフィードバックする。一回戻る事も必要。