コンピタンシー『コーチはクライアントの懸念を見極める中で 本人による説明に惑わされることなく言語外のことを読みとることができる』
(1) 「懸念」について取り上げた前回を振り返る
中Y)気がかりと言うことばに引っかかり 相手の強い気持ちに引っ張られた。
銅)心に引っかかっている事や制約が全くなかったらどうなりたいのかという質問が印象に残った。
細)お互いに色んな視点から聴いてみた。
永)聴き手の都合で聴かずに クライアントの世界を聴く。
駒)永さんと伊さんと組んで ラーメンの話をしていた(笑)
山)傾聴レベルが1~3あって 1は話しを聞きながら自分のことを考えている 3は全方位に注意を払って聴く。それを知った。
宮)体験して覚えている事を使ってほしい。コーチングは進化している。この度ICFから認定が下りたので今後コーチ資格を持った人がここに参加すると単位として認められるようになった。やっている事が認められたということ。コーチはコーチング的生き方をしているから人に響く。人間の行動には目的・理由がある。自分でも気づかない時もあるが。人の話をを全体的に捉えること。その人の考えでそれをした。自分の主観的見方で捉えると分からないから居心地が悪い。
その人なりの意味 その人らしさがある。行動は自分で決めているし その人特有のスタイルがある。これがコーチングを支える考え方。
(2) 3~4人組つくる
① 雑談タイム
② テーマ「私にとってコーチングとは?」互いに出し合い 一人ずつ発表。
宮)私にとってのコーチングはその人の力を最大限に発揮してもらう事。
③ デモンストレーション1回目:コーチ:中Yさん クライアント:三さん
④ デモンストレーション2回目 コーチ:宮崎さん クライアント:三さん
⑤ デモンストレーションを聴いての感想を言う
山)宮崎コーチは三さんの話から違う視点で質問していた。話の中の本質を読みとってポイントをつかんでいるのかな。
宮)相手は何を言いたいのか? それはどういうことか? どこが事実なのか?相手の中の事実とは? 相手の話を簡単に分からないようにすること。私は最初に話を聴く目的を伝えた。
江)体験を通した話しの時 目が生きいきしていた。そこを捉えて聴くとコーチングにつながる。
中Y)私が聴いた時は固い言葉で共感がなかったけど 具体的な話には共感があった。
宮)自分の限界を超えて行く(beyond)には勇気がいる。嫌だ、腹が立つという反応はOK。「何を怒っているの?」と訊ける。
⑥ 再度「コーチングの捉え方・コーチングの定義」についてさらに掘下げ
もっとはっきりさせる
A:コーチ B:クライアント C:オブザーバーを決める
<Aの感想>
伊)具体的に描いている映像 どんなことやっているかを聴いた。コーチングの定義と繋がるように。
細)寺さんが言った自己発見・自己実現のうちどっちを話すのか訊いた。自己実現の話になって具体的な話しになったが コーチングの定義とのつながりはあいまい・・。
宮)自己実現ってどういう意味なの?
寺)思っている事を行動に移して実現すること。コーチと話して自分の中で再確認できる。
天)目標設定し成長モデルを決める。棺桶に向かっている人も成長しているという話。そういう人を肯定的な思いで見送ること。
宮)老化も成長。
中Y)光さんはコーチングは固いものではなく人との緩い関係の中であっと気づいていくことだと。外側から目標と言われるのが嫌だとも。コーチ役は時間が長く感じた。もう終わりたい もう分かったという感じ。
宮)話が具体的になっていない。簡単に話が分かったつもりにならないように。
<Cの感想>
銅)具体的になりたい自分の話 今思っているのか 過去の体験かという質問で今の具体的な話しになった。
江)「目標が決められるのがイヤという体験を聞いていいですか」と訊いても良かったな。
<休憩10分>
⑦ 役割交代 *その人の言っている事 説明に惑わされず 真に受けず 言葉以外のものを読みとれるか
(3)全体振り返り
光)オブザーバーやっていて江さんの言葉がずしんときた。
中Y)最後の江さんの話聴いてコーチングは人生・人間関係そのものだなと。
コーチング仲間とお互いに刺激し合うのを楽しんでいる感じがする。
江)話す前は目標達成だなと思ったが 使っている手帳の話から「なりたい自分を見つけ行動してゆくこと」だなと。
澤)江さんは今手元にもっている手帳の話になった時 表情が生き生きした。
山)クライアントの時は妻の話で習慣としてコーチングが出来た話。コーチの時は「オンオフの切り替え」が相手にヒットした。
天)質問力・・難しい。自分でポイントはずれてるのかな。余計な事を考えてしまう。的確な質問だと話しやすく 気づくことが多いが ずれた質問だとこんがらがる。
宮)何のためにやっているか。何のために相手と会話したのか。どう聞くかより何を聞きたいの?
昔のこと目まいがひどくて何もできなくなったが コーチングはやった。その時のやりとりで相手は大もうけした。ずれているかどうかは大事じゃない。
天)つい考えてしまう。もっと気楽になりたいと思いながら首を絞めている(笑)
木)スキルの練習を体験して明確にスッキリした。成長モデルやスキルのみだと片手落ち。人の成長を信じるが大事。質問によって明確にしていこうと突っ走った。山さんは引いていなかった?
山)引いていたけど質問には答えられた。
宮)コーチがテンションを合わせないと。こっちが下げるとかバランス大事。このテンションで大丈夫かと感じとっていく。
三)相手が違って質問が違うから答えも変わる。視点も変わった。細さんとの話では優しさを大事にしているので見習いたい。
永)コーチが分からない時モヤモヤは言った方が修正できる。
宮)関係は作るものコミュニケーションはするもの。何か違うなと思っても言えない関係もある。
寺)最初永さんの言った事を最後に確認したことで 言葉が簡潔になった。分かりやすくなって嬉しかった。
細)具体化することで自分も相手とも話しやすく進む。相手の「自己実現」という言葉を捉えるのが大事。
伊)教科書的な言葉より実際の成功体験を積み重ねて強くなった。
駒)成功体験を語ってもらい大事なエッセンス、可能性や本当にやりたいことが出て来た。
銅)自分のやっていることを言うと現在地。自分の仕事が天職だと言うので一緒になって嬉しかった。何故かというと伊さんが輝いて見えた。
宮)あなたは一人しかいない その人の話はそれ一つしかないストーリィ。それを受け入れられるか?意識して変えるも変えないのも自由。自分を大事にして相手を大事にできる。その人を大事にすることが自分を大事にすること。
コーチングは材料集め 何をやりたいか 何ができるか 人を大事にする発想
で共同体感覚。い場所 人との関わり 皆目的がある。最近読んだ本に「幸せを感じるのは意図をもった行動をすること」とあった。言いたい事を言いながら温かい関係を作るのが大事。ずっと学習者でいる。それが幸せだから。少ない人数でも本当に学びたい人とやりたい。どう解釈してるか どんどん作りかえるのがいい。コーチングの発想で生きる。