ICFのCCE単位取得機関となりました。
月例会参加で3時間のCCE単位取得が可能となりました。
  1. 例会記録
  2. 2015/8/23  JCAH例会記録

2015/8/23  JCAH例会記録

コンピタンシー「コーチはさらに深い理解 気づきを得たり 物事をはっきりさせるような質問をすることができる」

(1) 3人組作る 

①気楽にしゃべる場をつくる

宮)コーチングを学んで何を得たいのか。15年コーチングを学んで益々興味深くなって勉強をしている。少人数で濃い勉強するのか 大勢でわいわいやるのか どっちの方向に向かうのか。アメリカでもコーチングを生業にするのは難しい。何故ならすぐに効果出ないから。何をしたくてここにいるのか?明確な人は続ける。コミュニケーションのいい人は人間関係がいい。関係づくりをしたくない人はそれもいい。興味関心をどこに持っているのか。振り返ると私は30種位の勉強をしてきたが ほとんど同じなのかもしれない。

②さっき自分が話した事は?

宮)相手を理解するコミュニケーションの研修をやったら「それでは解決したことにならない」という意見が出た。頭っから「問題は解決するものだ」というフィルターがあるから「理解する」という言葉をはじく。

③一つの話から深める練習 (色々な気づきに向けて)A:コーチ B:クライアント C:オブザーバー

1回目デモンストレーション テーマ「干しプルーンを作る」 コーチ:駒さん クライアント:中さん

2回目  コーチ:宮崎コーチ   クライアント:中さん

*相手と一緒にやっている気分 相手の世界に入っていく 楽しいテンションを合わせる

宮)単なる情報収集だと交わらない。その気になって聴く。その人の気持ちを感じとる。五感を使って雰囲気を味わう。

山)利用者さんにチャンネル合わせて聴いていなかったな

駒)相手の気持ちになることがサポートになる

④ Cの感想を出し合う

宮)誰の為のコミュニケーションか。聴き手ではなく相手が自分で分かる 気づくことが大事。話しを深められるとサポートになる。相手が何をしゃべっていいか分からないという時でもこちらが明確ならいくらでも質問できる。相手が気持ちいい。相手が気づく。

銅)最初はお金より人が大事という話。丁寧に聴いて行ったら永さんの困りごとに着地。永さんは伊さんに「僕の世界に入ってきてください」と。

宮)二人の関係の中で永の世界に突っ込んで行けないものがある。

伊)NLPの先生なのでやりにくさを感じる(笑)

中)寺さんの話を駒さんが聴いた。事柄のみで終始して「その他には?」「それ以上ありません」寺さんは終止符を打ちたいと私は解釈した。

宮)認知症の人にはコミュニケーションが要らないと思っている人が多い。何故人間じゃないとなるのか。相手の世界を理解すること。こちらがにこっとすればニコッとなる。すぐ分かって評価してすぐ切る人が多い。そうならずに確かな関係を作る人が少なくてもいいからいて欲しい。出会う人をつかえばいい。もっと気持ちよく暮らせる。

⑤役割交代する Cの感想

寺)中さんと駒さん話が弾んでいた。中さんの姿勢が前のめりでゼスチャアも入っていてやり取りが楽しかった。実家からプルーン送ってもらう話良かった。

伊)銅さんは介護施設の話。永さんが相手のぺースに合わせて承認していた。

山)細さんのハムスターの楽しい話。世話をする時「掃除をやらなきゃ」と思ったがいつも同じような気持ちがある。それをやるとすっきりする。

<休憩>

永)伊さんの介護保険の話を銅さんが聴いて 会議などの不満を要約して返した。役割を演じて前向きに対応策を考えようという話。

細)澤さんのメダカ飼育の話。山さんは促すような聴き方をしていたが なんでそこまで好きなのかという質問があったらよかった。

駒)中さんの話を寺さんが聴いたが あの~と語尾を引っ張って質問を考えていた。お互いに別々の世界二いた感じ。

じ)「相手が今この話をする意味は何だろう」と理解することが大事。


(2)新しく三人組をつくる

①ABC決める A:話す人 BとC:聴く人

Aの話を聴きながらBは「エキステンド(詳しく話して)」と声をかける

またCは「アドバンス(話を進めて)」と声をかける

残り30秒前にBCどちらかが「エンディング(話を終えて)」と声をかける

② デモンストレーション 

③ やった感想

銅)同時にアドバンスとエキステンドが出たので駒さんは戸惑っていた。

宮)声をかけられて話しを変えなくちゃと思う駒さんがいる。自分の解釈を忠実に守った生き方。心の動きは人生をつくる。いいも悪いもなくその人らしさだけ。

中)独りよがりじゃなく合いの手が入って三人でやって共有している感じ。


(3)全体振り返り

中)声かけが英語で言うので感覚的に捉えられた。

細)声をかけられると聴いてくれているなと。話しが逸れないので有難い。

永)言葉は言霊。枠にとらわれずやれる。

山)銅さんが宇宙に行った話しをしてアドバンス役やって駒さんがエキステンド。

駒)宇宙の世界を三人で共有。もっと詳しく聴きたいと言う気持ちを込め呼吸もみた。

銅)話していてすごく面白く自由で気持ちよかった(笑)

寺)メダカの死んだ話をエキステンドした。

澤)黙って聴かれている時より聴いてもらった感じ。自然にどんどん話しが出た。

宮)色んな視点出てくるから面白い。最初は平面だったのが深めると立体的に見えてくる。常に与えられた環境で何ができるか・・人生の役をこなす。