ICFのCCE単位取得機関となりました。
月例会参加で3時間のCCE単位取得が可能となりました。
  1. 例会記録
  2. 2016/10/23  JCAH例会記録

2016/10/23  JCAH例会記録

コンピタンシー『実際に話している事とやっている事の間にギャップがあると気づいた時に すぐに些細なことと重要な事との違い 状況に反応して起こる行動と自動的に起こす行動を見分けるようにクライアントに伝える』

(1)講師挨拶 テーブルを囲んでお茶会形式にて

宮)コーチングの集まりや活動は分かってもらえるまで暇がかかる。簡単に「ちょっとコーチングを受けてくる」は聞いたことがない。実際にやって見せる事はできるがどれが効果があるかも人によって違う。コーチングをコミュニケーションと呼んでもいい。狭い世界で自分が正しく他はおかしいなどと固執するのは狭い考え。

中g)コーチングやっている人は多くなったが コーチングを実際に聴く機会は少ない。日々のコミュニケーションに「これでいい」はない。ここは毎回違うから興味関心が湧く。

銅)小さいことを一つずつ解決しても次々起こる問題。自分のあり方を問われているのかなと思うことがある。少しずつコミュニケーションを試しているうちに自分が楽になって飽きることがない。

中y)コーチングを学んでいて結果として前の自分と違うなと思うし力がついてきたな 変わったなと思う。だから続けている。

宮)私の事務所のマンションでお年寄りが余所の家のドアを蹴っていた。施設担当者に連絡とったらこちらは急いでいるのに「ああそうでしたかぁ・・」相手に「ケアマネとしてどう対応するのか?」「何分後に返事がくるのか?」と質問したらこちらのペースで話しが進んだ。こんな時は相手のペースにはまらないこと。もうコーチングの名前を外してもいいのかも。

駒)最初はコミュニケーションの能力を上げたくて来たが ここでは色んな人の話を聴いて視野が広がるし安心して話せる。


(2)具体的な質問

① デモンストレーション1 話す人:澤田 聴く人:宮崎コーチ

テーマ「ワクワクする楽しみ」

② デモを見た感想

三)一つの事に焦点を当てることが大事なんだなと。色んな事よりも一つのエピソードを一緒に感じているなあ。一緒に体験しているみたい。

天)最初は「具体的には?」という質問があった。盛り上がってくると自分からどんどん話してくる。

中y)さっきの私の話は頭で理解したこと。今のデモでは自分の感覚が動く感じ。

駒)具体的に話を聴くのは相手の世界を共有する感覚。一緒に味わう。

中g)人の話を聴く時は自分も元気でないと聴けないなあ。コンディションを整えることが大事。

③ デモンストレーション2 話す人:銅さん 聴く人:三さん

テーマ「この会に参加し続けている秘訣」

④ デモを観た感想

石)同調しながら同じ視点で聴こうとしていた。

寺)銅さんの表情がいい顔に変わって来た。

中g)相手に興味をもって聴いている。

宮s)同じ視点に立っていて こうなんですねと反復して整理して返すと相手はまた話す。

宮)聴き方が変わるとストーリィが変わる。もう一回最初からやってみて。

⑤聴く人を天さんに変えて同じテーマでやる


(3)2人組で話す「今の自分に一番ヒットした言葉は何か」

宮)質問者があいまいだと相手は自由に喋っちゃう。質問者は「今私があいまいなので確認させてね」と。喋りたいだけの人もいる。それに乗っかると話は訳が分からない。

話のポイントをつくとちゃんと終わった感じになる。コーチに女性が多いのは感性を使うから。僕は女性性が多い。(笑)

三)私は悩みに視点が行きがち。

宮)黙っていると否定的なことに興味関心が行く。今友人がガンで死にそう。

「生きている事自体に強い影響がある」と言う手紙をもらった奥さんは泣いたという。意識。どこに焦点をあてるのか。あり方を身に着くようにすること。

天)どうやって言おうかと思ったら質問できない。三さんとちょっと変えようと思った。

宮)相手は何を言おうとしているのか 背景が大事。関係が出来ていない人にはそこまで聴くと怖がられるかも。

宮s)言葉は流れていく。聴きたかったことが聴けない時もある。

宮)やはり練習必要。心のあり方がもろに出る。心から湧いてくる言葉が大事。形も大事だがそれを守るだけで分かったような気になる。

①可能性 今から未来にしかない。どうしたいか。どうなればいいか。どのように生活したいか。もし相手が否定や過去に焦点当てたいならその話を聴く必要もある。②対等関係 昔は上下関係が当たり前だったがコーチとクライアントは対等関係。インタラクティブ(双方向)関係。クライアントはものすごい力を持っているとコーチは見なす。クライアント自身は駄目な自分と思っている可能性もあり結果が出ても満足しないこともあるが そういう行動を理解する。すぐに「よかったね」とジャッジする必要はない。

③コーチは鏡 クライアントがどんなプロセスを通過するのかを映す。どう聴かれるかで答えが変わる。聴き方によって出たり出なかったり。必ず出るとは限らない。

人は色んな視点で生きられる。何を選ぶかがクライアントの力。言ってもやらない人はいる。会話してかみ合わない時「あなたが知っていることを教えて」それを聴いて「これからどうしようと思っているの?」日常会話で①をどれだけやれるか意識するだけでも違う。

三)ケアマネは辛いが勉強に来て全般につかえるなと。整理されガス抜きができ余裕ができた。楽になっているから続けている。

宮)こちらから見て駄目な方向へ行こうとする人がいるが ちゃんと失敗すればいい。中途半端は学べない。聴き方によって答えが違うしプロセスも異なる。出来事に対しても五分五分。嫌だと逃げる人はそういう人生が始まる。

宮s)ここに来るまではスポーツのコーチで引き上げる人のイメージ。対等で相手が答えを持っているんだなと。相手から出してあげないとって思っていた。

宮)相手が依存してくると何とかしてあげなきゃと思うケアマネもいる。何もしなくても助かる事もある。やってあげることを錯覚してきた。そもそもアメリカには神の元では平等という概念がある。逆に日本式のコーチングをどうしてやらないのかと言われた。

<休憩>

(4)3人組作る テーマ「自分にとって些細なことと重要な事は何か」

三)以前は子供が仕事をすることが重要だったが 今は家族が健康であることが重要。

宮)自分の事と相手の事を分ける。極端なことをあえて言ってみると反応が来る。相手の意見が自分と違っていた時 「どういうことからそう言っているのか?」と訊ける。ノーを強く言う時はそう言わずに居られない何かがある。関係性の中で見えることがある。

宮s)利用者さんに介護士が過剰に対応したが「そこまですることはない」というのが私で言い合いになった。主観が違っていた。

宮)捉え方が違う。相手との関係性(コミュニケーション)とれていたら問題は起きにくい。相手を大事に思って質問してもそれで関係が切れるかも。どう受け取るは相手次第。違う見解でどうやったら利用者の為になるのか合意して行く。互いに正しいを言いだせば苦しくなる。

天)状況によって重要になったり些細になったり。プライベートの掃除は些細。職場の中では重要。

(5)全体振り返り

寺)深いなあ・・処理しきれない。

細)娘からの電話で沈んだ声でこわばったが財布を落としたと聞いて些細なことになった。

中g)なかなか学べる機会がないが ここは疑似体験できる。

天)コーチングは責められる追い立てられるイメージがあったが(笑)そうじゃない方法を学びたい。

駒)どうしてコーチングを続けているのか重要さを考えていなかった。

三)家族の健康が大事。今から未来を考えたい。生きている事に価値がある。

中y)違うアプローチが来て起こす反応は色々。それをキャッチする力が必要。

石)人とのコミュニケーション苦手。仕事はやらなきゃ。自分が楽になって来た。気を回し過ぎて深みにはまった。重要な事は?考えていて分からなくなった。

浜)普段考えていないこと。重要な事は人に責められるからという話。意識してみると面白い。

宮s)喧嘩した相手と関係修復していない。上からがーっと言ってくる(笑)価値観が違うからぶつかった。

宮)相手は上から言わないと負けちゃうとかそうせざるを得ない何かある。

銅)自由に話した。聴き方でポイントが変わる。出る話が違う。

杉)てしかがから初めて参加。仕事行き詰まり上がらなきゃと。そのきっかけをつくりたい。初っ端から傲慢な姿勢で話していたと気づいた。

原)濃い内容で整理中。コーチングの知識以外で知りたい事が埋まった。言語化が大事。