宮)ICF国際コーチ連盟の組織は世界100か国に広がっている。歴史としてはファイナンシャルプランナーだったトーマス・レナードがコーチングを作った。ICFを作って若くして死んだが 彼の考え方が広がり組織が大きくなった。
きちっと確立したものでボランティア精神が大きく論理的に確立してもの。学問的背景はしっかりあってコンピタンシーのどこをとっても基本的な事が書いてある。
コーチとクライアントの関係づくりがまず最初。共通理解を持つことを拒否する人は対象外。
自分の目標を明確にするには時間がかかる。勝手な独りよがりはやらない。
協働作業の意識を持てないと人間関係はつくれない。自分の意向と相手の意向を共に築いていく過程が大事。
多くの人は「ご指導を願います」と言うが互いに意見を出し合う。相手が求めていなければ言わないこともある。
依存性のある人はコーチングに頼れない。クライアントの自己認識から始めることが必要。
受けてきた日本の教育にビジョンがなかったので「やりたいことがない 方向性が分からない」と言う人が多い。
いい大学いい会社へのコースにうまく適応することだけを考えてきた日本人。自分の事を捉えていないで どうやって行動するのか?
過去に囚われていると今に反映するから辛い事が多くなる。過去が今にマイナスの影響を受けてずっと引きずる。
過去の未完了が終わってないから次が始まらない。それを繰り返すが本人には分からない。
やらなくちゃは苦しみになる。こういうのは正しいとか間違っているという思い込みは〇と×の教育の影響。
ネガティブな面を直視せず脇によけてポジティブに持っていこうとしても続かない。
古)昭和初期の価値観で周りに適応するのが一番と思っていたが コーチングで思ってもみない質問をされて「え?!」となってモヤモヤして「なんでなんだろう?」と思った。結局自分を認めるプロセスだった。
宮)今を認めない限り始まらない。
古)ハツカネズミのようにグルグル回ってへとへとになったが 過去の捉え直しもした。バーンアウトは良かったかも。
(1)2人組つくる 「自分について語る」
*一人ずつ自分について語り 相手は質問する
宮)人間は悪感情を感じた時によく考えて力を発揮するが 悩みがしこりになっていく人もいる。そこにまた悩みが増えて次の不運を呼ぶ。
駒)自分について語ったが 表面的な事を話していた。かわす自分に気づいた。
古)語ると色んな刺激がある。モヤモヤやグサッときたことは開かずの間。どんどん気づいて「あー」という瞬間がある。固い岩を掘り下げていけた。」ひとつ終わらせてしっかり受け止める。
宮)問題を抱えないとコーチングを受けようとは思わない。問題意識がないとお金を払ってまでやらない。かわす人は流してしまう。次も同じようなことが起きて終わらない。
白)過去を引きずっている。人生の嫌だったことは8年間しかない。いつも怒られているように感じる。受け入れられたいと言っている自分に今回はブレーキを感じた。
宮)終わってないと引きずる 今起きてないのに起きているかのような感覚。ないのにあるかのように脳に起きる。思っている事が前面に出ている。
森)過去の捉え方 自分の小さい頃を語った。人間関係の作る上で影響している。語るほどにどよ~んとした。
銅)過去の捉え方 引っかかっている事。成功 達成したこともあったのにネガティブな方へいったが そこを乗り越えていけた。
武)私はまさに職場の関係の話。今まで困ったことはなく気になることはなかった。今発信しても肯定的に受け止められず自分がやってきたことに自信がなくなって・・。
宮)他人と過去は変えられない。変えられるのは自分と今。ほとんどの人が人間関係の問題になる。自分を見つめるチャンスをくれる。価値観の多様化で自分に合う人の方が少ない。ストレスをコントロールするには逃げるか闘うか。
その人に対して自分はどう思っているかで関係が変わる。いくら自分が良かれと思ってやっても無駄な事もある。
宮)自分を楽しませることは色んなアイデアが出てくる。どんどん自分を豊かにしていく。人にあげることもできる。
まず直面すること「かわす・逃げる」は力にならない。どんな苦しい時も希望の方へ考え行動する。
人に与える人生をやってきたから今もハッピーでいられる。古い友人を早くに無くしたが 彼らが「いいな」と思って貰えるような人生を送る。新しい発想をもって中途半端では終わらない。
古)コーチが私を信頼してくれたことを感じた。自分を信じられず誰も信じられなかったが コーチが私を信頼してくれた。一人では無理だった。
宮)そう言われると無上の喜び。互いにいい気持ちでハッピー。元気の源。自分のレベルを上げたくなる。
(2)2~3人組つくる 「精神的な成長~精神的な喜び」について
*リストごとに自分で点数をつけ互いに話し合う
駒)書いてある意味が分からない。考えたことがない。分かっていない事が沢山ある。
古)全体的に点数高い。「周囲の人を支配するのではなく 周囲の人と一緒に楽しみながら歩んでいる」相手をコントロールすることが少なくなった。一緒に楽しむことはこれからの楽しみ。
宮)あり方が変わっただけ。若い時は行動を変えるとあり方が変わるが 年齢が高くなると現場検証が必要。
白)「名刺を整理する」移動後は名刺は捨てる。後は点数が高くない。自我 内なる自分に興味あるが現実につながっていない。
宮)役割上の関係ならすぐに捨てる。役に立つか立たないかで決めている。人間的なつながりがないままやってきたと言う事。
森)全体的に点数高い。「内なる自分及び高次元の力との関係を築き実行している」は低い点。強引さはなくてむしろ人の顔色を見ながらやっている。
宮)顔色うかがうのは何故?
森)怒られたくないから。
宮)不快な思いをしたくない。これはエゴ。
森)自分の事を考えてやっていた。
宮)勝手に想像して相手の事を分かった気になるのは危ない。精神的・心理的喜びは気持ちの持ち方で動き行動を左右する。
「相手を不愉快にしないように」と言うが相手はどう思っているのかは分からない。人間は大事にされたら気分がよく粗末にされた嫌な気持ちになる。決めつけは自分が嫌だから人にしないということ。望まれていない事はしない。おせっかいで迷惑になる。
(3)同じ組「精神的成長~愛と感謝」について
*リストごとに自分で点数をつけ互いに話し合う
銅)「必要以上と思えるほどに準備する」前ほどあれもこれも準備するより大事な事だけをやっている。自由度が高くなっている。
「明確になるまで相手の気持ちを聞いた上で 徹底して言いたいことを伝える」は自己評価低い。
宮)仕事の資料はたとえ使わなくても必要以上にやる。精神的余裕につながる。その場で使わなくてもお土産をプレゼントする思い。
駒)最後の「人を理解するだけでなく許し思いやる気持ちを持っている」今は母にむかついていない。母を理解していないが許して思いやりも芽生えている。電話できている。
古)関係性の事では経験不足。自分の課題の一つ。
宮)何を課題にしているの?
古)こういう場での発言をすること。自分が思っている事を言う。
宮)今何を思っているのか?
古)・・・なんか作っているんですね。率直に言うことはすごく怖い。
宮)何を怖れているの?
古)攻撃される 叩かれる・・
宮)具体的には?
古)陰で悪口を言われる。子供の時親が近所の人に悪口を言っていたシーンが・・。
宮)その時どう思った?
古)親が憎たらしい。
宮)子供から憎たらしいと思われるような親をどう思う?
古)悲しい人。
宮)それじゃあ陰で悪口言う人は・・?
古)言葉に出してみたら滅茶苦茶なことだらけ。
宮)思っていることが現実であるかのように思い込んでいる。思っている事を言語化すると本当の自分が分かってくる。
白)全体に点数低い。愛と感謝は少ない「人に対応するときは その人は正しいと言う前提から出発している」は森さんと違う解釈だった。私は人を「正しいか間違っているか」で見ている。
宮)その人を正しいと信じていることが前提。人によって変えるのは差別。トーマス・レナードは「愛のない人は批判的で気が短い」と言っている。孤独な人 変わり者の人は心が貧困で要求が多い反面自分に甘い。
(4)全体感想
古)「愛と感謝」「現場検証」が残った。
白)名刺の事は衝撃的。愛のある人に変わっていく。過去を引きずる人は人次第。楽になってきたのでもっと楽になる。過去を終わらせる。主体的になることが目標。
宮)自分で力をつけた。
森)頭の中にあることと言うことにずれがある。もっとつなげたい。
駒)その時感じている事を言ってるつもりだった。自分に甘い。
武)「徹底的に伝える」ことが低い点。言いたいことを飲み込みがちだと思う。自分を守ろうとして踏み出さない。
宮)話せる場所が色々あるから数多くやっていくこと。相手も自分も生きもの。
銅)どんどん話したが嘘くさかった。どんどん質問された。本気や本当の話をして信頼関係を作ってきた。