ICFのCCE単位取得機関となりました。
月例会参加で3時間のCCE単位取得が可能となりました。
  1. 例会記録
  2. 2021/11/28  JCAH例会記録

2021/11/28  JCAH例会記録

『気づきを引き起こす‾何が最も有益かを決める際にはクライアントの体験を考慮している(2019改訂版)』


(1)2‾3人組作る「ICFの定義を読み感想を出し合う」

駒)パートナー関係の前に自分との関係を信頼していないと相手を信頼できない。私は自分と向き合っていない。

宮)だとするとコーチング領域に入っていない その前段にいる。コーチングではなくカウンセリングの領域へ。

限界超えたら他の人に渡すのがプロ。専門性は大事 これ以上はやれないという限界を知る。倫理規定があって

コーチもクライアントも守られている。

中)思考を刺激し続ける・・行動することがさらなる刺激となる。

白)思い込みが刺激され「違うんだ」と思う。昔は出来なかった司会や発表ができるように。

パートナーは五分五分で信頼関係のある相手。

二)パートナー関係 自分にはない発想だった。「コーチの言う通りにやらなきゃ」は続かない。

宮)コーチに合わせていたら依存。乗っ取られることになる。自分の人生と相手の人生は重ならない。夫であれ妻であれ。寄り添って続くだけ。

古)コーチはパートナーシップ クライアントの力を信じている。自分で気づくのを信じている。

刺激がきつい時もあるが「目的は何か?」と考えながら自分で気づいていく。

宮)発見 気づき 選択。まず発見 自分で自分の答えを発見する。自己信頼感がないと「教えて」になる。

誰かの答えを真似していこうとか。自己意識・・自分はどう思っているかが肯定的になっていない。ダメなところを直す教育が続いた時代があったが 時代は変わった。

気づき・・今まで問題にしていなかった行動やしていなかったこと。自ら変化し成長するために変容が起きる。

「気づかせる」は操作。人生を豊かにする 充実させる道を選択することができる。

変わるときはプロセスを踏む 気づく・・やってみて起きた現象で見えるものがあり理解する作業が必要。


理解していない人は情報がバラバラで一貫性がない。知識はあるが知恵がない。知恵は身についていること。腑に落ちて行動につながる。選択肢が生まれ前に進める。実感のレベルはやってみて分かる。 

瞬間にジャッジして「いい悪い」。出来る出来ないもジャッジ。明確なら行動へ 結果が出て新たなステージへ。「やらない」もある。

あなたが構築したものがこの現実。一方「やらされていた」と思い込み生きる人もいる。


(2)同じ人と2‾3人組つくる

松)気づきについて。信頼している人からフィードバックがありはっと気づいた。そうでない相手からの言葉は気づきがない。

宮)信頼のおけない上司に嫌悪感があるとしたら 自分が作っている。自分の問題。

だからコーチングは成立する。原理原則。

細)気づき・・衝撃的な質問「なんで嫌いな人と一緒に住むのか?」グサッときてすごく不快だった。「だって~だから」と言い訳した。

宮)自分がどう思うか。グサッというのは自分の思いあたることがあるから とても大事な事。気分良くないから避けようと思う人もいる。

人を大事にするのはその人の事をどれだけ考え一緒に苦しむか。それがコーチの役目だと思う。誠実さがないと。

駒)理解する 行動する。色々な事を知っているが今起きている事とはバラバラ。行動につながるには思考を刺激し続けるという仮説。

コーチや他の人の発言も刺激。

伊)気づきとしては自分はいい悪いのジャッジしていること。「正しい間違い」という思い込みに気づき視野が広がっている。

宮)思ったことを体現して今この状態でいる。これが不満だと言っても仕方ない 現実の中でどうやってよりよい生き方をしていくか。



(3)同じ人と2‾3人組つくる 「今あなたは何に気づいていますか?」

A:同じ質問を5回繰り返す  B:次々に答えていく

デモンストレーション クライアント:中さん

宮)意識していることは実はたくさんある。そこにぽんと意識を向ける。コーチングで気づくのはやり取りで生まれるもの。

教えてもらうことではない。

「何が最も有益であるか」を決める際にはクライアントの体験を考慮する その人の背景考え方 価値観をきちんと頭に入れておく。

何が有益(プラスになること)か? 何が有益か分からない人もいる 分からない状態にいるんだなと捉える。


信頼関係の原点は自分。自分を信頼しているから相手を信頼している。人を信頼できるかどうかは自分次第。人の事を言うには相手に確認とって言わないと 勝手な決めつけになるので確認は要る。「私は~だと考えている」を明確にする。人の話をどう聴くかにも影響するから。

そこに気づく・・そこ以外は気づかなくなる。集中すると他の事が消える。気づくことのプラス・マイナスあるが いい悪いはない。

行為を変えて と言うと自分を否定されたかのように思う人もいる。行為のこととして受け取れるか。

悩みは切り替えられない 図と地が一つしか見えない 切り替えられない。



(4)新たに3人組つくる「あなたにはどんな事が有益(プラス)ですか?」

デモンストレーション クライアント:白さん

芳)プラスにフォーカスしながらネガティヴなことも話してみたら プラスも浮き上がってくる。

中)プラスの事は皆もうやり始めている。

銅)心と心が通い合うこと。通い合っていない時の話も聞いてもらった。これから通わせたい人は?と訊かれて答えようとして違うと気づいた。

宮)正直でいられると楽。プラスになる。友人が亡くなりショックが大きい。友人がいたことは価値がある。存在を失ったら

ショックが大きいのは当たり前。

白)変わらない事はプラス。新しいことは正しいかどうかと悩むのが嫌。

澤)笑いは本当に有益。笑いとは何でしょうか?

宮)笑いとは高貴なものである。

松)プラスをテーマにして話すのは楽しい。プラスのフィードバックも大事。

宮)どこに価値があるか この人はこれに直面したらプラスなのか 向き合いたくないのか。人はネガティブだと深刻に考える。

考えて分かるとは限らない そこまで真面目に深刻に考える必要があるか?

プラスの話 マイナスの話 どこを見てそう言っているのか。


(5)全体の感想

中)気づくと選択肢が出てくる。

細)他の人の有益な話 気持ちが上がっていって良くなる。「大変な事も乗り越えていくんだね」と言われ大変だからやった感覚が起きるんだなと。

二)夫との会話に 笑いも有益だと思う。

伊)ジャッジは悪いことと気づいても 「相手は嫌な奴 相手が悪い」へとまた振り出しに。私がそう思っているだけ。

古)5年前の自分に比べて変容が楽しい。気づき自分を大事にしていくこと 自分を幸せにしていくことが楽しみ。

銅)自分で正直にありのまま。自分の扉を自分で開けていることに気づく。嫌な事言われても相手に訊ける。

駒)意識感覚を向けている自分。気づきがないということはない。

白)ネガティブな良さにようやく気付いたので どんどん出していきたい。