(1)「気づきを引き起こす」価値観について
宮)相手の価値を知ることは大事。先日父親のための施設の見学をした。自分の価値観ははっきりしていて「人手がある 規則正しい生活ができる 雰囲気がギスギスしていない 人の気がある」
費用は高いけど価値あるものだと見なせば 後は自分次第で工面できる。他の施設は見ないで即契約した。
白)私は高い物を買っておけば間違いないし大事に使うことになる。
宮)それは違う。ものが自分の価値観と一致していたから契約をした。高いものに依存していない。
こちらが払った分戻ってくるから払う。
古)高い物はなかなか買えない 貧乏性なので。価値がはっきりしていて「ほしい!」と発しないと手に入らないのかもしれない。
宮)百円ショップの物は長く使わない。若い頃借金してもセミナーやカウンセリングを受けたのは価値で決めたから。感情だけで決めると後悔しやすい。
(2)2人組つくる「あなたはどんな事に価値をもっていますか?」
コーチとクライアントを決め 互いに5分ずつセッションする
コーチは具体的に質問する
芳)親しみやすさに価値がある。クレームを受けやすいが有益さの方が大きい。
駒)自分の価値が分からないと言ったが 仕事では正確さを価値としている。生きていることに価値があると思った。
宮)言い始めが「分からない」は否定的で自分を誘導していく。分からない方へ行く要素がある。
森)自分の価値 大事にしているものは人と関わることが好き。
白)嫌な事が起きないようにと思って行動しないのが価値だと思った。
宮)それは価値ではない。不安や恐怖というブレーキを踏んで無意識にやっているので気づかない。「怖いことに対応するには?」と考えられる。
白)自分が貝になることで攻撃は避けられると思い込んで・・言っていることがおかしい。やっぱりネガティヴ(笑)
芳)ネガティブがどこまで行くか・・5分のセッションでは足りない(笑)
宮)ネガティブが強いと愚痴の時間になる。生産性がない。廃品回収・・いつか資源になる。自覚がないと繰り返す。ただ知っていても実行できない。
伊)何を大事にしているか・・心の穏やかさ 新しいことを学ぶと少しずつ自分が分かってくる。
宮)学ぶとどんなふうに穏やかさとつながるの?
伊)根拠のない決めつけをしていた。怖いと思っていたが確かかどうかわからない。勝手に思い込んでいたことに気づき事実を認めると穏やかになった。
宮)体験としてどんなことだったのか。今気づいたことを「~だからすっきりした」と意識する。体験を自分に馴染ませるために整理しておくこと。経験が足りないことは意識しておく。
古)どう生きるかを学ぶことは大事。わけわからない世界にいて分かる世界へ進んできて 少しずつ力がついてきた。
一回感情的になっても話して深めたり気づいたりして少しずつ力がついたので さらに積み重ねていきたい。
宮)それをコツコツと少しずつやるのが効果的。それを深める。仕事で施設には行ったが 今回初めて親のために見学した。人がどう関わっているか全部見た。自分が大事にしている事を叶えている場が目の前にある。能力に合った学び方をしたら自分の中で処理できる。
宮)コンピタンシーの「コーチはクライアントに挑戦する」は分かりにくい。ゴールを達成できない時クライアントに能力がないと見なすこともある。能力を知らないから。その前に自己否定が習慣化している人はそ
こから抜けられない。その状態が自然になり気づかないので変わらない。
ネガティブをそぎ落とさない限りやらない。守りの姿勢になる。自分に気づかないと高めることもない。思い込んでいることを確かめる作業が要る。自分の能力 意欲 知識 経験値は何か?問題に取り組むことを呼び起こすのがコーチでサポートする。自分で取り組み行動しようとセルフチャレンジをサポートする。何かをさせようとするのは操作 コントロール。
(3)同じ2人組「あなたが勇気を持ってしたいのはどんな事ですか?」「勇気があったらやりたいことは?」
芳)白さんはいいコーチングしてくれるのに クライアントになると途端にネガティブになるのはどうしてかな?
白)自分を信じられない‥(笑)
駒)日本語の先生をやりたい。シンガポールで。話していてどんどん声が大きくなり楽しくなった。
宮)昔頭おかしいと言われても現実になったことがある。研究続けていたら北大で教えるようになったし もっと研究しなさいと言ってくれる人にも出会い恵まれていく。「これをしたい」を発信したら受けてくれる人と出会い現実になる。
伊)勇気あれば素敵な人にデート申し込みたい。
古)ある利用者さんの家族からクビになったがこれからは事前に仕事の内容明確に話しておく。
宮)充分に考えることが出来た体験になって良かったという話。
白)勇気があれば 言いたいことを話せるようになりたい。
宮)達成すると自信なるというのは理屈。笑われようとも辿り着きたい所を口に出し言い続ける。遠い目標の方が道のりが長く楽しめる。そんな事ができるのかと言われても「もちろん」という気持ちや姿勢が大事。根から花が出る。現在の思考超える。とてつもない本気の目標があればそれだけ頑張れる。今は力不足でもコツコツと少しずつ進む。やらなきゃと続けるのは違う。古さんの勉強は「好き」でやっている。興味は財産。人生の成功とゴール設定を同じにしない事。白さんはネガティブが壊れないというが 壊さないが本当。手放そうともしない。そういう人生歩めばいい。
(4)違う人と2人組つくる
宮)目指すのはとんでもないコーチ。コーチがひと言も喋らずにクライアントが「ああそうか」と気づく。相手と自分が一体化しているとぶれることがない。真空状態の時 関係のない時にぱっと浮かぶことがある。人間の成長は突然起きる。なぜそうなるかは分からないけど。
森)もっと自由にゆめのあることでOKなんだなと。本気で思うことはやりたくなってしまう。
宮)僕はこんな不安定な環境でよくやってきた。そういう人生を歩めたので決めることに躊躇がない。コーチとクライアントの関係性が問われる。クライアントが安心して話せるか。クライアントへの態度 懐の広さ 心の姿勢が問われる。これは起こるべくして起きたという肯定感を 絶対肯定感という。「何で私が?」と受け入れられないのはカラクリが分かっていないから不満なる。「全部相性がいい」はない。合う人合わない人はいる。相手の人生を尊重していればやらせる発想は湧かない。言葉の表現と心の中が無意識に違っても分からない。意識的にやっていると反応が見える。その人がやろうとしている事 その人生に責任取れるのはその人自身だけ。自己責任。
(5)違う人と2人組つくる「今この瞬間を共有する」
*デモンストレーション 伊さん:クライアント 宮崎さん:コーチ
古)駒さんの想像する海の風を感じる。本当に思っている事や感じていることは互いに影響し合う。
駒)今ここで 海の浜風をありありと感じたので話した。
芳)最初はリズミカル 後はゆっくり話した。
白)話を聞く役だったが 終わってみると今をシェアできなかったなあ。
宮)出来なかった話をしてどんな気持ちになるのか?
白)ネガティブは気持ちがいい・・。
宮)自分だけ気持ちがいい。
森)相手が話している最中にぶつんと切る感じ。共感に至らない。
(6)全体の感想
伊)何を大事に生きるかまだ曖昧。
宮)価値観は自分表す 自己理解を深めること。自分が捉える自分。
森)関係性が大事。話しやすいことを選ぶのは大事。
宮)それは心遣いから生まれる。
白)最後はポジティブに言います(笑)クライアントは話す勇気がある。
芳)ゆっくり眠れそう‥(笑)
駒)勇気出して話したら涙が出ているし 脚が震えている。もっと自分を見る。
古)価値は常に問いかけていることが大切だと感じた。
宮)何を大事にしているか。あり方で引き寄せられるものはある。目の前にあるのに他の方を探す方法もあるが今ここに目の前にある。これを取るだけ。絶対肯定感から言えば まず目の前のこれを取って食べること。他にYESを探すのは 目の前にYES言っていない。
芳)キーワードは世界平和。心の底からザワザワする。地球を楽にする。身近なところから少しずつやっている。
宮)与えられたものに 分からないと「なぜ?」と思うが 絶対的に起こるべくして起きている。目の前の事にYES。