(1)「気づき」についてのイメージ
*体で感じる *ストンと入ってくる *周りが見える *ああそうだったんだ
*瞬間的 *点と点がつながる
*瞬間的に点と点がつながる*見えなかったものが見えた驚き
(2)目を閉じて具体的に気づいた場面を思い出す
(3)2人組をつくる 気づいた場面について話し合う
デモンストレーション クライアント:中さん コーチ:宮崎コーチ
コーチ役はリアルに再現できるように聴く 「今どう思っているの?」「それで?」
芳)暗い車の中で体験した気づき あの時の自分は泣いて泣いて・・。
天)芳さんの話で自分もハッとした。話を聴いていて気づくことがあった。
宮)それは相手の話を聴いていないかもしれない。聴き手はただ聴いている。相手が十分に話せたら
ハッと気づく。話し手がどれだけ話せたかが大事。カウンセリングもコーチングもアートだと言う人もいる。
古)妹へのモヤモヤした気持ちを 声を出して深めていき最後は穏やかな私になっていった。雷に打たれた
ような気づきは全身の感覚を動かす。
白)話してみて気づいた時は苦しい感情。気づきの喜びを話して涙が出た。
宮)気づいたで終わりになった。人のハートは変わらない 十分語ってしまえば次の行動が生まれる。語ってスッキリしたり
悶々としたりいずれも次の行動が生まれるから おせっかいはしないこと。自分とは違うこと。相手にべったりくっついたら
関係性はできない。あり方と行動が一致していたら気持ちがいい。
伊)自分の話を全部できて思い浮かべながら これからが楽しみになっていった。十分話せた。
銅)姑の話を何度もしたがストーリーに何かが加えられた。大切な体験だった。
宮)意味が変わってきた 出来事に対して変わってくるのは健全。ずっと変わらないのは不自然。トラウマは
ずっと同じで変わらず苦しいことになっていく。適応ができない。変化は自然で心の中で意味が変わっていく。知ることと実感する
までは時間がかかる。
駒)伊さんの話を聴いた時 役割としてその人が思った通り話してもらうことでOK。余計な事を言わずに自然と相づちを打っていた。
役割を果たせた。
細)白さんに話した。コーチングの気づきから色々思い出し コーチングとカウンセリングで気づいて癒された。未完了が完了できた。
宮)癒されたり気づくことで新たな問題になる人もいる。気づきは学習のチャンスになり さらに新たな気づきの可能性もある。
二)こうあらねばと縛っている自分。そのままでOKの自分もいる。「そのままありのままでいい」が印象に残っている。
(4)違う相手と2人組つくる 同じテーマ
デモンストレーション クライアント:古さん コーチ:中さん
芳)伊さんに話した。自分の体験について次に向かっていた。感情として有難かった。聴く役では感情を分かち合えた。
伊)芳さんはよく聴いてくれて涙の交流。その場にいる感覚だった。
天)銅さんとひたすら黙って聞いてくれた。口に出したことから次々言いたいことが出てきた。聞く役では聞きたいことが湧いて
きたが聴くことに集中した。質問は話の腰を折るかもしれない。
銅)私が話した時 天さんはうんうんしか言っていなかったが 次々湧いてきた。話し終わっても自分で感動して涙が出た。
自分が聴く時は「それで?」と言葉を少なくした。自分の興味は横に置いた感じ。
中)銅さんの話を2回聴いた。すでに何回も聴いていたことだが 新しい視点が生まれているんだなと思った。
細)2回目きいてもらい さっき思い出せなかったことや色々湧き上がってきたことをどんどん話せた。
古)聴き手の時 細さんが止まったら自分も止まろうと思った。一緒に体感して聴いた。
駒)二さんに話した時質問で邪魔されなかった。二さんの顔が興味を持ってくれているという感じが画面から
伝わってきた。
二)聴いた時今はこれを話したいんだなと。それでどうなったのか?と訊いた。後悔していることに気づいたことと
重ならない感じがあったので訊いたら 駒さんも「違うかな?」と。
宮)「違うかな」はプラスかマイナスか?
二)マイナスの感じ。
宮)マイナスの感じを伝えると何が生まれるの?
二)気が付くきっかけになると思う
宮)今日の「気づき」のテーマとは離れている感じがするがどうですか?
駒)なぜ泣いているのか分からなかったけど 後悔しているなと気づいた。
二)それをどう生かしていきたいですか?
宮)解釈が始まった。駒さんではなくあなたが理解しようとした。相手の話なのに自分の興味関心に向かっている。
自分の疑問の声を聴いてもらい 相手に答えてもらおうとする。テーマは気づきで指摘ではない。質問は
方向性を決めるので一つ間違うと危険。
二)相手にとってのプラスではなく自分のプラスを質問していた。
白)澤さんに話した。さっきは感情的で涙が出たが 今回は出来事があったという話で 記憶が思い出せず話が出来なかった。
頭を使った感じで相手の質問を待っていた。
宮)思考で気づくのか?目的思考 何のためにやっているのか。気づいた場面の話という目的が薄らいだ。
受け入れられたい人は人次第だから拒絶されるとへこむ。本人が気づかない限り行き詰る。気づく力は「あそうか!」と思う体験。
(5)全体振り返り
駒)目的が大事。ゴールはここだとノートに書いておいて役割をもってやった。
二)話を聴くとき誰のための質問をしているかを意識することが大事。話した時は感覚を話し言葉で説明することに集中した。
宮)誰のための質問か。質問で話の内容も変わる。心の姿勢が出てくる。何を思って訊いているのか?
古)自由に話した感覚 自由に聴く感覚。どんどん気づいていった。細さんは何を思っているかを待って聴いていた。
伊)思いのまま話せた。聴く方は耳で心で体で聴くことは難しい。
芳)人生に触れる 心を開いて心同士が共鳴することは感動的。
天)自分が話し切った。日常では共感すると相手の話を取ってしまうことがある。
白)聴く方は「はいはい」と聴いているだけ。話す時に質問を待つ姿勢は依存の症状だと知った。「苦しい嫌だなあ」は依存の兆候。
銅)気づきと目的を意識して自分の質問を横に置いて聴いた。これを繰り返したい。
宮)生きている事全部が体験だけど 都合がいいこと悪いことがある。脳は選別する。記憶が蘇ることもあるが意識化できるか
できないか。達成しているつもりでやってみる。明るい楽しいことの意識化は健康な人。自分で引き寄せている。
相手の決めることで一喜一憂する人は 受け入れられない時にショックを受け人のせいにする。
体験とは生きている事全部。過去に傷ついて引っ張る人もいる。どんな体系で物事を観ているのか。
中)語っている人は気づいていく。自分もした。生きていることは経験し良くも悪くも次がある。
細)自由に話してくれる人はどんどん出てくる。じっくり聞かせてもらって 気持ちがいいことだなあ感じた。