『効果的コミュニケーション*気づきを引き起こす』
『6クライアントの進歩を強化するために 何が機能しているかに気づけるようにしている』
宮)コーチングを始めた時にはあれもこれもにならない人生を目指した。実際にあれもこれもはできない。
50年仕事を続けてきたことは根気がいいと言えるし 悪く言えば他の事が出来なかったとも言える。
見方で色々変わる。一つ覚えでやってきたが飽きない 。色んな角度で物事を見られたらいい。自分にとって
価値のあることを死ぬまで追求したい。
(1)2~3人組をつくる 「コーチングを始めて進化したと思う事」*何が一番進化したか具体的に聴く
宮)継続するには興味関心が大事 「やらなくちゃ」から「やりたい」に変わるには価値で決める。
ニーズを乗り越えて価値が見える。
白)人前で話すこと。仕事上でも避けてきたが人からどう思われるかという気持ちが薄くなった。
ダンス習って体を動かして楽しいかも・・人目を大分気にしなくなった。
宮)人の眼を気にしすぎるのは自己不在だし 他人を無視することも自己不在。
銅)困った時に「乗り越えられるんだ」と思えるようになったこと。
宮)トーマス・レナードはニーズ(やらねば)が気にならなくなったと言っている。やりたいことをやっている事は
主体的に生きている。
中)継続している事が言えた。以前は「やめてやる」があってコーチングを受けたが客観性をもって考える。「やらなくちゃ」と
「やりたい」の区別がつくようになった。
宮)収入のなかったカウンセラー時代 自分が救われたいという思いだけでやり始めた。これしか生きる道はないと決めた。
振り返ってこの人生で良かった。思っていた通りやってきたから。価値があるもの 引き寄せられるものは興味が尽きない。
色んな視点で見られるジジィ(笑)
伊)コーチングを学んで「ここからどうするか」という思考に変わった。誰の問題か。分けられる力が進化した。
宮)どんなことをしたとしても忘れられる。古くなると忘れられるのが自然かもしれない。私という人間も皆は忘れる。
だったらやりたいように生きよう。
内)私はコーチングだけでなく会社を立ち上げてから進化した。人の事ばかりで頭が一杯で苦しいし辛かったが
段々楽になってきた。人の事より自分の内面に目を向ける。楽しくやろう・・生きて進化します。
宮)社長はお願い業といえる。社員など人に頼むことだが人に依存ではダメ。自分の価値をしっかり自覚しておくこと。
森)話せるようになったと言ったが集団の場にいられるようになった。インプロに参加して相手が受け取りやすいことを
自分から出すことを強化した。
宮)集団の中で居場所を見つけたのは素晴らしい。
細)コツコツすること。オープンに自分の事を話す力。昔家族に料理が嫌いと話して楽になってきた。自分を明らかにしたら
やりたいことも分かるし楽になった。
宮)それまで苦しめていたのは自分。
駒)英語の発音がよく聞き取れるようになった。
二)自分の役割はどこまでかを明確にする力がついた。相手の話を受け取る。
宮)どんな展開になるか経験しないと分からない。対応力をつけていくこと。怖がらずに直面するしかない。
芳)コーチングを学んで家族との付き合い方 自分との向き合い方について視野が広がった。
(2)同じ2~3人組 「進化したことがさらに広がるとどんな状況になるか?」
白)人前で話すのが好きなのかも。色々な場所で話している自分をイメージしている。
内)進化したい自分を想像したらワクワクしてきた。スタッフも利用者さんも皆進化して成長して感動しているイメージ。
宮)父親の施設を選ぶ時の条件は 人手が多い 雰囲気がいい 老人臭くない 行事がある だったが
亡くなった後に写真をお土産にもらった。優しい人の集まりだと感じる。類は友を呼ぶ 社長 組織の在り方が大事。
森)どこにいても安心な自分だと思いどんどん自由な気持ちになっている。樹木希林をモデルにしている。
銅)私も目指せ樹木希林(笑)乗り越える力を強化していくと現実を見て主体的に大きくなれる。
芳)家族以外の人との向き合い方。横のつながりコーチング仲間やカウンセラーと組んで人をサポートする。
本当に相手に寄り添う支援が出来る柔らかい人になる。
宮)人間の課題・悩みは学習するテーマだとカールロジャースは言う。きちんとそれに取り組む。ねばならない(ニーズ)が
はっきりしていると価値が出てくる。すごく好きだと興味あることへ向いていく。「ねばならない」が多くあるのが現実だが
自分がやりたいことを気軽にやる。身軽に行動する。自分のテーマは精神的に気楽にいたい。
中y)物事を継続する力が進化した。感情的に判断をせずに色々な面で考えられる。何があってもこれで乗り越えられるという
イメージで友達とのネットワークをたくさん作っておく。
宮)社会的ルールは「私」とは関係なくて法律とはそういうもの。社会で生きるとなると関係ができてしまう。
例えば「車がぶつけられた」と僕は思う。一方事故処理としてのルールがある。インサイドアウト 心の中にあるものを
実現していくのは価値。ニーズが分からないと価値が分からない。価値が分かっていると主体的に生きられる。
駒)同級生に会っている自分。体の中が温かくなり健康にもいい。
宮)今のもニーズ。
伊)過去より今を意識することや問題を分けること。 自分を理解して好きになって自分らしく生きられる。
宮)今に焦点を当てることを意識し続けて身に付けるとこっちのもの。
(3)同じ組2~3人組「これから強化したいことは何か?」
*デモンストレーション
1回目 中yさん:コーチ 伊さん:クライアント
2回目 宮崎さん:コーチ 伊さん:クライアント
宮)これから強化したいことは?
伊)目の前の事を冷静に見て認める
宮)認めるとどんな自分になるの?
伊)怒ったりネガティブな行動に直結しない
宮)ポジティブに言うと?
伊)そのまま認める 受け入れる
宮)受け入れるとどんな自分になるの?
伊)もっと自分を信じたい
宮)それは切羽詰まった状態なのか それとも居心地のいい状態なのか?
中y)最終的に具体的で伊さんができる話になった。
銅)伊さんの話の行動に焦点が当たった質問がすーっと出てくる。
宮)相手が考え込んでいる時は頭で作っている。すーっと出てくることが大事。即答力が大事。本当にあればすぐに
出てくるし反応する。質問も同じ。これはマナーだとアメリカで習った。悩みを作って話して困ったという人もいる。
芳)「ポジティブに言うと?」はあえて視点の転換をしているのか?
宮)ただネガティブな言い方が口癖の人もいるから確かめるために訊いた。
駒)「切羽つまった状態か居心地のいい状態か」を聞いたのは何故か?
宮)切羽つまったらニーズ ねばならない 自分に課している思い込みの世界。
常に仮説があるのがプロ。ミスはすることもあるが相手の方向性を決めるから質問は危ない。どっちの方へ向いているのか?
何をやっているのか?すぐに質問に答えない事も大事。質問には背景がある。自分の中にすでに答えがあっても
なお質問するのは何かがある。あり方が出てしまう。
中y)そういうのは感じが悪い。試すような感じがあるから。
宮)エクスキューズとして「はっきり分からないのでお聞きしたい」もある。質問の仕方に関係性が出る。やり取りの中で
聞き分けていく。声のトーン 口調から感じとるのがプロ。
『7クライアントのニーズに応じてコーチングのアプローチを調整している』
宮)思い方は動くから 生きている上ではバランスが大事。ニーズには生存のためのものと心理的(パーソナル)なニーズがある。
「自分は何故このニーズを持っているか」「何故この考えを持っているのか」を見直すことは自己理解になる。
もし外側のことで左右されている人生なら自ら考えて対応する。
愛情を人に与えられるかどうか。自分を愛している人は人への愛も生まれる。インサイドアウトとは人柄が外に出ること。
私はお金の立て替えをして騙されたことはない。愛が必要。
(4)新しい3人組をつくる「あなたのニーズは何ですか?」
白)私は認められたい。
宮)現実的じゃない事を求めている。ニーズは実際に取り組んでいる事。
芳)ある役割を与えられた。有能であることへのニーズがある。他の役でうまくやれなかったのは何故か?
宮)「私はなんでこれを悩みとしているのか」を考えてみては?
内)エレクトーンを習っていたが 中途半端になっている。鍵盤を弾きたい。自分の話を素直にさらけ出せない。
(5)同じ3人組「ニーズを満たすためにまず何をやればいいか?」
白)小さな一歩が浮かばない。小さいコツコツが出てこない。何でもいいから浮かべることをやり続ける。
宮)やらなくちゃはセルフコントロール 子供は自分い話しかける自分の声は聞こえる 自己制御の能力が
発達する。言語能力が弱い人は自分に話しかける練習をすること。自分は毎日色んなことを瞬間的に
考える 自分に話しかける 嫌な事が多いからいいことを多くしたいと言いながら増やす人もいる。
ニーズが満たされている人はどんどんニーズが減る。嫌な事を避けると追いかけてくる 人の不幸を見て生き生きする人もいる
内)エレクトーンの話をしたがホントのニーズは掃除。切羽つまっている。さらけ出せてよかった。これを終わったら
すぐにやる。
宮)お金払ってやってくれる人を頼むというのを試す方法もある。
駒)英会話 一日一回声を出して英語を話す。
銅)話していくと今の自分を知ってこれをやろうという励みになる。ニーズははっきりできなかった。アイデアは楽しく出る。
中s)先ほど紹介してもらった「セルフィッシュ」の本を読んで理解を深めたい。
森)頭で話している。15キロ減らす(笑)運動ばかり考えていたが食事の面もある。
白)今日は結構手を挙げて話してきた。世の中に認められたい人は多いから自分の体験を話すこともできる。
内)初参加して質問のトレーニングが必要だと思った。さらけ出す素直さも。
二)強化する点についてポジティヴの質問から頭もポジティブになっている。一方的に生徒に教えるのではなく一息間を置く
余裕を持ちたい。
細)パーソナルニーズの支援を受けるには自分がオープンでいること。
伊)今に意識を集中したい。本当の自分らしさを探求したい。
中y)ニーズと価値を勉強したが 以前より少し頭に入ってくる。
駒)切羽詰まって「しなきゃ」と考えながら生活していることに気づいた。