『クライアントの現在および将来の行動 思考 感情のパターンに影響する要因の特定を助ける』
(1)自分の思考パターンに影響する要因
宮)ものの考え方と身体は相互に関係していて 思考によって病気になっていく人もいる。思い方で人生は色々な面で変わっていく。
人懐っこい つっけんどん 面白い 色々な個性が出てくる。コーチングにおける思考 行動 感情については
ICFでも研究している。感情抜きにしては進まないがコーチングは前提はポジティヴ。
*デモンストレーション テーマ「自分の思考パターンについて」
1回目 コーチ:白さん クライアント:駒さん
2回目 コーチ:宮崎さん クライアント:澤
(2)3人組作る デモンストレーションについての感想
中)コーチは何を聴きたいのか明確にしておくことが大事。また相手との関係性もやり取りの中に表れる。
天)思考パターンは?」という質問は漠然としていたので 返事に困っているようだった。2回目は普段は
どう思い動いているかという話。
森)白さんはすごい。漠然とした質問に駒さんは一般的な話をしていたし 澤さんは現実の話だった。
銅)白さんの最初の質問は「いかがですか?」と訊いて相手が「分かりません」から始まった。
宮)同じ質問でも返事はそれぞれ。色々出てくるのは当たり前。何を言っているのか分からない時「答えられないので
もっとこうしてほしい」とリクエストを出す人。分からないのは相手のせいにする人もいる。相手はどんなつもりでこれを言ったのか?
白さんは何を思ってこの質問をしたのか? 聴き手と話し手 互いにそれぞれの思いがある。コーチはそれを読み取る。
互いの関係性もある。いい質問か悪い質問かというジャッジはできない。
中s)どこを訊きたいのか?いっぱい自分のパターンがある。
芳)文脈から自分についてオープンにしたい。
宮)何を訊いているのか分からない。この質問だと相手は分からない。
白)相手はどういう質問なら答えやすいのか もっと分かりやすいのかを聞きたい。
宮)相手の望んでいる事は何か。お腹の中に何があるかで変わる話の流れ。白さん駒さんの話は厳密さを追求。
銅)これから訊いてみたい時やびっくりした時は まずどう考えるか。
森)なぜこんなことをしたのか・・外に原因を求める傾向がある。
細)ちょっと嫌な事なら何でこんなことが起きるのか?
駒)なんでこんなことが起きたのか?私何か悪いことをしたのか?自分を責めることが多い。
内)人に対してはその人の問題だから 私に何が出来るのかを考える。
古)まず「自分がやらかしたのかな?」と考えるが人のせいにすることもある。
二)「え~・・何で?どうしよう」 なるべく見ないようにする。
中)何が起きているか現状確認する。
白)ウっと止まる思考。その後何が起きているかを見る。
芳)色んな反応のパターンがあるが オロオロして後から怒りが湧く(笑)
天)まず驚いて次にどうしようか考える。
中s)反応としては「はあーきゃあー」笑っちゃったり。てんぱって声が出る。
宮)自分の捉え方の問題 自分の何が原因か? 捉え方変えると見え方も変わる。戦争は互いに相手が悪いという思考。
責任を取らない立場にいたい人は 責められた経験のある人かもしれない。責任があるからやりがいがあるというのが僕の考え。
他者に対して安全を守っていると防衛本能丸出しになって 学習ができない。フランクルという心理学者は 収容所で色々な人を見て
この体験を将来学生に話そうと思った。
何でもやってみないと分からない。主体性をもって自ら進むしかない。反感を買うこともあるが 世界中の人に好かれる必要はない。
「動機の所在」これはどんな動機でやっているか?相手の反応は自分の反応を呼ぶ。目的達成が得意な人は問題を見落とすこともある。
脳のホルモンが先か 快不快が先かは不明。ネガティブな人は目的達成するとホッとする。これは問題回避。
思考とガンの関係はある。「問題が起きないように」という思考はストレスがかかり 普段緊張しているので体を痛めつける。
僕は太っていたし糖尿の傾向もあったが体重を30キロ落とすと薬が要らない体になった。それでもデブ細胞は常に抱えていると
意識して生きる。
「判断基準 外的基準型」は人のせい。信号は外的なものだが守れば安全 法治国家なので違反すれば捕まる。この範囲で生きている。
「内的基準型」意思が固いともいえるし頑固ともいえる。やり通したらこっちのもの。自分軸 インサイドアウト。状況変わるとインも変わる。
AIが何でもやれるような時代は知識だけでは役に立たない世界。創造性 新しいことを生み出す人が求められる。
「結果の所在」自分から事を起こすか他の人に頼るか。いい関係を作って始めたチャプター。自分次第と自分勝手は全く違う。
セミナーも自らの興味やテーマを持って参加する。
(3)同じ3人組 「今までの話を聴いて思ったこと」
天)主体的 行動的 積極的になっている。他者を信じていなかった時は一人で我儘やっていた。
中)思考パターンによって無意識に言葉がけをしているなと思った。
芳)細さんの話 動機の中にどちらもある。バランスが取れているから行動できる。自分が原因だと思うと苦しくなってくる。
宮)苦しくなるのは人と比較しているから。「自分の傾向は○○」でOK。外側の人に比べると上下になるが 昔の自分と今の自分の対比はOK.
銅)改めて人のせいで生きてきたのが長かったなと。人がこうしたから私はこうなったというワンパターン。私はどういう人かを
訊かれたので自分が出てきた。人の存在が出来てきた(笑)
宮)外見は変化するが子供の時と変わらない人もいる。大人の外見で子供の用に駄々をこねる。他者との共存を考えられるのが大人。
単純に「根暗が嫌いで明るいのが好き」とも言えない。子供っぽくて面白い面もあるので これもバランス感覚。
二)生徒さんにネガティブが強い人がいて その人の話に対して何も言えなくなる自分がいる。ポジティブにしなくちゃと思いながら
何も言えないので劣等感を感じる。
駒)何かと比べているの?
二)自分の理想と比べている。
駒)理想の二さんは相手のネガティブを受け止めているの?
二)固まる自分は良くないと思う。
宮)あなたが選んだのは劣等感。これはネガティブかポジティブか?
二)ネガティブです。
宮)これをポジティブに言えばどうなるの?
二)次に学ぶことを発見できる。
宮)最近自分が発見したことは?
二)彼女は学習意欲は感じられないが授業の後には印象に残ったことを質問した。
宮)どんな自分になるの?
二)嬉しい感じ
宮)嬉しい感じ・・最近の質問は?
二)ぴちぴち ゆるゆるが頭に残ったと言う。尊敬語について訊かれた。
宮)尊敬語についてやれることは?
二)次の対策として考えている。
宮)どんな授業をしようとしているのか?
二)2人で体を使った授業をしたい。
銅)私は劣等感はネガティブだと思い込んでいるが 相手にとってどうかを確かめる質問をした。
駒)劣等感はネガティブにつながった。
宮)相手がどんなにネガティブでもいい。コーチングはコーチング。
駒)人のせいにして生きてきた。他者が原因で決めつけて安心して自分を制限する。これは自分が起こしていると考えられるようになった。
細)苦しくなるのは比べたからではなく自分が原因だと考えたからだと思う。
宮)自分の思い方で「ここがまずいダメだ」と止まっていると先への視点がない。思考 どれほど本気でそう思っているか?
「幸せだ」と思おうとすることはネガティブ。それより事実を認めることが肯定的なこと。「ポジティブ思考に変えなくてはいけない」はネガティブ。
認知症になりやすい人は体を動かさず縮んでいく。負荷をかけるのは大事。体が伸びるのは快方向へ 縮むのはストレスで不快方向へ。
まずは「自分が何を思っているか?」しっかりとらえておくこと。
(4)新しい2人組つくる 「ポジティブとネガティブ 比率としてどちらの思考が多いか?」
*デモンストレーション コーチ:宮崎さん クライアント:中さん
宮)どんな動機だったの?
中)不調になったスマホが回復したが それまで自分でどうにか戻すために探究した。
宮)直ると思ったのか直らないと思ったのか?
中)直らないと思っていた。
宮)直ると思ったのは何故?
中)こういう状態ですと相手に話した。
宮)今一番伝えたい事は?
中)ダメだと思っても光を探せばやれる。
宮)次のチャレンジは?
中)お客さんたちにお得なアプリを提供したい。
内)意欲低下することが多いが やりたい事に集中してこの場にやってきて楽しくて意欲が高まった。
宮)学ぶ人の意欲次第。
二)駒さんと組んでデモンストレーションをした。劣等感については他の見方が出来て明るい方向に向くことができた。
宮)こちらの聴き方によって変わる話。
細)希望の話になっていったので聞いていて気持ちが上向きになった。芳さんの話は自分が捕まった(笑)
宮)人は存在しているだけで影響がある。その人が抜けたら雰囲気が変わる。何かがあると刺激になる。
それをポジティブに取るかネガティブに取るか。コミュニケーションの前に間柄が出ている。思い方が聞き方に影響している。
「感情と情動反応」お腹の中にすでにある感情は潜在的に出来上がっている。常に怒っているとか悲しい・・などやっかい。
変えることが怖いから経験知だけになる。時代感覚は時代と共に変えなくてはならない。時代に即した生き方に変えないで
続けていると積極的な突破力が身に付かない。
(4)全体の振り返り
銅)今日はコーチングの会なので劣等感やネガティブを深める会ではない。
中s)色々と整理したい。
中y)コミュニティ 集団や社会の中で実践する。
内)とっても楽しかった。コーチングの会は他の会とは雰囲気が違う。捉え方や思い方で世界は変わる。整理して鍛えたい。
森)ネガティブに聞いて行く自分を感じる。思い込んでいる。
二)生活の中で嫌な事もいいこともあるが どこに焦点を当てるか・・。
白)ネガティブでもポジティブに見るやり方がある。
天)思考のパターンは根っこにある。人によって質問が変わる。これは大事な事。
古)今どこに自分がいるのか 確認した。
細)変わってきているけど保留したい自分もいる。
芳)いかに平常心でいられるか・・戦った。
宮)不自然さ。自然に逆らっていると合わなくなる ネガティブが×でポジティブが〇にはならない。両方がOK。
借金とかで逃げ回っている人もいるが現実と合わないし法にも触れる。快・不快は 自然か不自然の問題。
やっかいなのは気にしないで逃げる人もいる。身体は正直 心は嘘つき 言葉はもっと嘘つき。