1)プリントを読む
『2.コーチングマインドを体現している(Emboddies a Coaching Mindset)』
宮)ICFのコンピタンシーも変わったがそれは当然。英文で届けようと思ったのは英語の捉え方と日本語の捉え方は決定的に違うから。
日本の文化では自分が見えている世界、見ている姿が真実だと思う。自分というカメラに映ったものを主体に考えている。
だから物事を人のせいにする。
ここはどこ?を英語ではWhere am I ? と言う。外からもう一人の自分が自分を見ていることが特徴。
「自分がこれを見ている」という発想。日本語を通した英語は違うもの。
英語圏の文化がコーチングだが 日本には日本のやり方がある。
「障害があったら多くの人は避けるが 嫌なものを見るのもコーチングだ」と言ったICF会長がいる。
嫌な事 嬉しい事もあっての人生。困難さを乗り越えていく。
『コーチングマインドを体現している』コーチとクライアントの協働作業。コーチとしてどういう体現化をしているか。
オープンであるかどうか。
『クライアント自身は選択の責任があることを認識している』選択の責任は自分でとるしかない。
種を蒔いたら自分で刈り取るしかない。これがコーチングのあり方。例え人に言われてやっても自分のせい。
コーチが言ったことをやる、やらないはクライアント次第。
『感情を整える能力を開発し維持している』感情は言語化して外に出しておく。
限界を決める。やりすぎはダメやらなすぎもダメ。
古)クライアントが選択する・・レポートをやっていていい時も苦しい時もある。仕事の中でも砂利道状態。
中)最近自分が思わない所で考えが浮かぶ。自分は不快だけどチャンスだなと。私には何が起きているのか。
宮)生きていたら視点が変わる。時代が変わると合わなくなる。変化していることが当たり前。
伊)一人だけで誰もいなかったら妄想が広がる。自分を出す相手がいるから整理されていくのを実感している。
松)転職して新しい仕事になり大変。
『合意の確立と維持』
宮)最近変わったのはカウンセリングにも費用を出すようになった。社長がコーチを
面接して採用するとか。
2)2人組作る テーマ「自分が思うコーチングとは?」
<感想>
白)サポートしてくれるもの。自分で気づいていない潜在的可能性を引き出して導いてもらったと感じる。
宮)引き出してくれることなんかない。コーチではなく自分が引き出している。導かれるのではなく自分で自分を導いた。
芳)本当にやりたい事を知ること 自分を知ること。潜在意識が求めるもの 魂の叫びなど話しているうちに楽しくなってきた。
伊)本当の自分を知るための深い対話がコーチング。
中)自分がどういう意味付けをしていくのかがコーチング。
駒)コーチとクライアントの協働関係。クライアントのやりたいことを明確にして行動して形にする。
松)なくてはならないもの。目標達成のためのツール。
天)自分はどうなりたいかを実現させていく。固定の思い込みがあるがコーチが伴走して視野 視点可能性が広がる。
宮)コーチングの定義は人の数だけあるが 単に頭で作ったものは実感がないので人に響かない。
ビジョン(ゴール)に向かう日本人はあまりいない。価値を見出す人が多い。
今の若い人はどんどんやっていく方向に確実にステップを踏む。コーチングも狭い視野から広い視野へ広がる。
人が思ってもみないことをやる人がいる。
「他の人とは変わっている」ことが 新しい発展性につながる。スマホも既成概念を外したから生まれた。
中)想像力を使って自分はこの街に初めて来た人だと設定すると 街並みが変わって見える。
宮)誰かを怖い人と思うと怖い所しか見えない。自分にとっての一つの見方でそれ以外ははじいてしまう。
心をオープンにする。自分の内側からしか開かない。
古)視野が広がる話 福祉を勉強していくと色々な見方ができる やっている事が分かってきた。砂利道も意味があると感じる。
天)子供の時 飛行機に乗って雲の中にいた時の衝撃。想像と実体験とは全然違う。
ICFJPN
宮)言いたいことを言える関係 関係性が取り上げられている。相談できる相手がいるかいないか パートナー関係を築く。
人に知恵を借りる時があっていい。その代わりに相談に乗ってあげる。
コーチングはパートナーシップ 関係性を作っていくことを強調する。未開拓の想像力 生産性 リーダーシップの源を解き放つ。
やったことのない事をやるのは勇気が要る。ICFはライセンスのレベルだけは絶対に下げない。すごく辛い。
安心して喋る場はみんな必要だし大切。自分の話を聞いてほしい人はいっぱいいる。
3) 同じ2人一組 「コーチングとは何ですか?どう説明しますか?」
<感想>
古)自分が生きる力 乗り越える力 考える力を身に付けていくカンフル剤・栄養剤のようなもの。
松)自分で見出せるような力を身に付ける。
駒)事例として昨日知らない場所にいたが タクシーの運転手に行先の紙を見せたら連れて行ってくれた。
天)目の見えない人のマラソンについている伴走者。または旅行ガイド。どうやって行くのか選択肢を提案してくれる。
アイデアや視野が広がる。
中)船にはここに行きたいという船長がいてスタッフがいて進んでいく。色々な役目をするコーチ。
芳)ハープで言うと主旋律を弾くクライアント コーチは副旋律を弾く。二人心を合わせて奏でる。
二)今の自分を知ること。店頭販売には「自由 責任」とか色々あって買いたいものを手に取るのは自由。
4)相手を変えて2人一組 「コーチングのプロセスはどのようなものか?」「どう
いうプロセスで生きてきたか?」
宮)プロセスは人生に影響を与えてしまう。親に捨てられたと思っていた時期があったが
母の妹に預けることは安心だったからと考えたら大事にされたのかもと思う。
<聴いた感想一回目>
銅)天さんの話を聞いてみて自分を知ることは生きる上で大事だなと思った。相手は一方的に話したが自分と向き合ったら盲点に気づいた。
宮)コーチングをやりながら学んだという事。
伊)中さんの話。人のせいにして自分の責任を放棄したら人生を生きられない。人のせいにすることはメリットではない。
細)相手は恐怖の中で生きてきた話をした。学んだのは恐怖はなかなかすぐには取れないと感じた。
宮)自分が感じたものがあるはずだが それは確かなものなのか?そう受け取ったら確定している。決めつけている。相手に戻さないと。
細)確定してしまって自分の考えを返していない。
宮)その時に返さないでいると自分で決めつけていく。相手への見方は固定していく。
松)芳さんと。勘違いしたテーマで聴いた。生き方や愛を追求するというデリケートなこと。
明るい目標に視点を変えようとして質問したが躊躇した質問もあった。
宮)躊躇した質問を一つ教えて。
松)虐げられたのに愛について考えているのは何故?
宮)あなたが躊躇したのは何があったのか。「躊躇しているんだけど質問してもいいかな?」と訊いてみる正直さや謙虚さが必要。
今の自分の状況を伝えないと。二人の間なら相手にOKもらえればいい。
<聴いた感想二回目>
天)銅さんの話。「人から人間に変わった。枠があるから自由がある。
人と自分を分けることでコミュニケーションができるようになった」という話は私にも通じる。
独りよがりの世界から人と自分を分けるようになると明確になり責任が持てる。
芳)どこに向かっているのか これからどうしていくか 進化や未来に向かう力強さを感じた。
中)伊さんの話。プロセスは行動していくこと。私は何にチャレンジするかを明確にしていくと自信がついてくる。
白)細さんの話を聴いた。思ったことはみんなと同じように家庭を持ちたい。思ったことは現実化すると思った。
ゴルフもやれると思う。
古)駒さんの話。私は心閉ざしてきたが正直に話せるようになった。私も駒さんに話やすかった。
宮)どんな点で?
古)話を聴いてくれてる感じがしたので。
*デモンストレーション クライアント:銅さん コーチ:宮崎コーチ
宮)生きてきたプロセスはどんなこと?
銅)人間関係が良好になっている。
宮)一番上の良好は?トップは?
銅)何事が起きてもみんなで解決できる。
宮)今立って後ろに下がって・・一歩前に出てみてどうですか?
銅)さっきより良好になっている。
宮)もっと前にもっとよくなるとどう見える?
銅)立体的に心が見えてくる。
宮)ピークの時の声は?
銅)やったあ!
宮)人の話を聴く時に「過去から今のプロセス」と「今から未来のプロセス」を意識する。
銅)自分で大人になったなあと思ったら嬉しい。何があってもやっていけそう。
前に出たら皆さんの心まで見えてきそうだった。
5)全体の感想
白)コーチングを受けてやりたい事を実現していくことをこれからも続けたい。
宮)今やっている事がどれだけ楽しめるか?
細)今から未来のプロセスでは「すでに達成していることする」のがいいなと思う。今の自分がいいなと思う。
松)コンピタンシーでのコーチの在り方 宮崎さんの面白いワークのやり方で勉強させてもらった。
中)プロセスの捉え方は夫々違う。話している人はその人らしい。
伊)コーチングとは何か?を考えた。過去と今の私はすごく違う。これからももっと満足していくんだろうと思う。
古)今の現在地 開けていく道 自分の力がついてきた。
二)あなたはどう考えるのか?訊かれて焦点が自分に当たってきた。
芳)型にはまったセッションもある。宮崎さんのやり方は真似できないけど自分のセッションを。
銅)ここに来たら元気になる。「いかに自転車を遅く走らせるか競争」という面白い話があった。
天)自分が思う等身大で正直に話せるようになった。小学生の自分に60代は楽しいよと言いたい。
駒)プロセスが大事 変化は少しずつ起こる。
古)正直さ・・利用者家族から攻撃を受けていると思った。電話受けると足が震える。
宮)相手に「あんたのせいでこうなった!」と言われたら「どんなふうになったんで
すか?」と垂直に質問する。具体的に質問していく。
コーチングは目に見えない。体感するしかないもの。存在しているとはどういうことか。
相手はどんな気持ちで怒っているのか どんな気持ちで会話しているのか 相手に教えて欲しいという姿勢。
コーチの力で何かを変えられない。あくまで共に考えるパートナー意識をもっていること。
クライアントの可能性を信じられるか?コーチも感情があるから どういう関係でいるのかが大事。