(1)始めに
宮)この会の前に 必ずコーチングとは何かについて考える。
何年やっても色々思うことがありその度に未だに捉え方が変わっている。
コーチングは生きもの 状況で変わる。ワクワクだけじゃない。
カウンセリングから始めたが色んな要素で成り立っているしつながりがあって成り立つ。
中)コーチングとは、気づかない事に気づくコミュニケーション
中s)カウンセリングやティーチングとは違う。質問されることで 自ら選んで進む。
松)自分で行動していく。
宮)ICFでも捉え方が変わっているが「可能性」は外せない言葉。
気づくことは自分で勝手に気づくので主体的な事。気づかせることはできない。
「行動選択」「発見」も大事。確立されていないので 面白い。
捉え方が色々あることは健全。色んな人がいるから柔軟な発想が必要。能動的に動ける自分を作っていく。
柔軟に自分の立場を理解しておくこと。今どんな役割をするか 役割によっては黙っている事もある。
コーチングは何を前提にしているか?あり方が他のものとは違う。
「人間はクリエイティブで才知に溢れている 自分で考えてやれる」が前提。本気で思っている事に全力を尽くす。
口先だけの人は結局やらない。本気とそれ以外は大きな差がある。行く場所を決めているからそこへ行ける。
偉そうにしている人は部下をつぶす可能性がある。
銅)よくタクシーに乗るが当然どこに行くかを訊かれる。「この病院」と言うとどこの道を通るかと訊かれ自分で決める。
宮)昔は聞かれなかった。客に訊くのは後から文句を言われないため。
駒)気づくことは主体的な事。自主的についてもう少し教えて欲しいと思った。
調べたのは課題や計画を選択して行動するのが主体性ということ。
古)自主的は自ら動くことで 主体的は自分の内面の根拠を基に動くこと。
中)自主的はあれこれやること。主体的は自分の価値観や意思を基にして動く。
駒)イメージしたことは 自分の中のものが外に広がっていく感じ。
自主的は自ら動くことで 「気づく」は自分の中でハッと思う事のように思った。
宮)会社からお金が出てコーチングを受けている人もいるが 「今こんな状態です」という報告はしない。
機能性をはかるのは業績で 働き方を見て評価する。
参考程度の資料データを出すけど正確なものではない。
人を評価するのは嫌いだが客観的データとして出す。
コーチとクライアントは協働関係で共に機能している。互いに得意な事を出し合える。
コーチとクライアントの適切な関係は感性がないと成り立たない
中)家でこれ面白いと言っても 面白くないと言われると気分が下がる。アイデアを出すと人との関わりは活性化する。
宮)人間が持っている機能が停止してしまう。
天)稚拙な人間関係として言うと先日タクシーに乗ったら 酔った夫と運転手さんの言い合いになった。
森)夫に対して「そうだね」から会話を始めると気持ちよく続く話になる。自分にも優しくなる。
宮)一番の影響を与えるのは配偶者。自分の事を考えて自分のプラスになることをやる。
僕は自分の妻に一番気を遣っている。一番自分の事を考えしかも相手の事を考える。
白)対等の立場 そう習っても上下関係にしがみついている。
宮)何の根拠があるの?上司の言うことは聞くものだとどうして言えるのか?
白)思い込んでいて説明できない。
宮)その考え方が今の時代に合っているか?上の命令は服従するは軍隊式 令和に合わない。
物事の発想が変わっていることがなかなか分からない。
昔は金を貯まってから買ったが今はクレジットカードで後払い。現実に即して行動する。
芳)自己責任 どこまでが適切か難しい。自己責任が過ぎる人とのコーチングはつらくなる。
宮)「私はここまでが自己責任だと思うが ここからは違うと思う」を伝えておく。
私はここまでは認めるがこれ以上はおかしいと個人的に思っているという姿勢。
いい悪いはないがコーチとしての考えを表明しておくこと。
(2)2~3人組つくる テーマ「自分を開示する~この人になら言ってもいいと思う話」
*話した後に互いの信用度(1~5)を同時に指で示す
<感想>
天)聴いて聴いて喋った。何を言っても聴いてもらえる。
伊)恥ずかしい事がスラスラと口に出た。
駒)明らかにすることは大変だった。
古)やっぱり3人の雰囲気が出て話しやすかった。思っている事そのままを伝える。
本当を伝えると思いが伝わる感じがした。
細)中sさんと組んだが「今ちょっと子供の様子を見てきます」と言われた。
私も家族の話をしたが前にも話したので言いやすかった。
白)異性の話をしたら3人ともその話になった。あまり親しくない人だったが 信頼レベルが皆高かった。
宮)影響し合う関係性。『七つの習慣』でいうと「影響の輪 関心の輪」相手との関係の中で話す。
絶対的条件としてある「効果的コミュニケーション」こちらが興味関心があればどんな話でも大丈夫。
★デモンストレーション クライアント:松さん コーチ:宮崎コーチ
宮)札幌の街の印象はどんなだったの?
松)本州にいたので寒い所で仕事上はとばされた感じだったが 来たら人間性がいいし食べ物おいしい。都内より接しやすい人が多い。
宮)接しやすいというのはどんな人?
松)大らか。関東は遅れたら文句を言うが。人の好さ。
宮)人の好さを感じた・・
松)こちらに移住して会社を辞めた。50歳過ぎてのんびり暮らしたい。電車も混まないし肘で押されたりしない。
宮)安心感がある・・どれくらい関東に住んでいたの?
松)20年くらい。
(3)同じ2~3人組 テーマ「近況報告など何気ない話から始める」
<感想>
銅)何気ない話から始まってもパッと浮かんでくる。この話が出てくる。聴いてくれるとどんどん出てくる。
宮)どうして聴いてくれると話せると思う?
銅)とぎれなく遮断されないから。どんどん止まらない。
宮)だから「どうしてどんどん出てくるの?」と質問している。
銅)・・・答えられないから 自分の事を言ってしまう・・。
宮)人は認められたいから話す。喧嘩は互いに否定する。これは人間の原点。
笑っても泣いても誰も相手にしてくれなかったら気持ちを出さなくなる。
本当に認められることは話を聞いてもらう事。物はある。赤ちゃんはいる。
「ある」と「いる」との認識の違い。
聴いているふりをしている人もいるが理解はしていない。「聴いている」と「聴いている感じ」は違う。
クライアントのためにコンピタンシーを学んでいる。「イメージを持つ」と「イメージを持つ感じ」は認識としては違う。
適当な話をしている自覚のない人をコーチは聴き分けられる。
敏感過ぎて余計な電波も拾ってしまうこともあるが コーチングやカウンセリングには向いているかもしれない。
自分なりに理解しておくことは大事。役割立場で見えてくるタイミング。
言う時 聴く時がある。応用する。トンチンカンは学びがある。物事を深めていくと疑問が出てくるのは当然。
天)話したことに質問を受けて点と点が結びついた。つながっていたと気が付いて話し終えた。
芳)何気ない話から揺らぎの気持ち・・伊さんは応援してくれた。古さんは寄り添っていて勉強になった。
森)興味持って聴いてくれるとどんどん話せた。駒さんの話より何を訊こうかと考えている自分だった。
古)芳さんに聴いてもらった。「勉強でヘロヘロです」から勉強について質問してくれて勉強の良さに焦点を当ててもらった。
白)松山千春のコンサートの日に車が埋まった話と楽しかった話を選んだ自分は以前とは違う。
宮)相手の気持ちよさ 自分の気持ちよさどちらかを選ぶ。自分の価値観が出てくる。相手への焦点と共有することへの焦点。
専門家として進化させていく。
時代で人も変わっていくので自分も新しくさせていく自分を押し出す力
最先端の仕事をしているか勉強しているクライアントは刺激になる。
新しいことを吸収している自分は楽。クライアントとコーチが共にレベルが上がっていく。
切磋琢磨する関係はいい。
共感 共に響き合う 共鳴し合う 常に飛んでいる電波。どういう電波を発していてどういう電波が返ってくるか。
これが合っていれば気持ちがいい。相手のペースに合わせるのは会話でも大事。相手の喋り方にどういう返しをするか。
(4)新しい2‾3人組つくる テーマ「相手に対してどんな調整(相づち 表情 興味関心)をしているか」
<感想>
中)新しい視点 芳さんの話を聴いた。体の中に起こる感覚を伝える。新鮮な話だった。
森)駒さんは物事があって感情が湧く。同じ体験をしていないと同じ感情にならない。体験してなくても想像する私。
天)体の声を聴く・・驚いた。「こういうこと?」と確認することを私はしていないのでずれているかも。
白)相手の目を見る 相づちをする さえぎらない 話題の共通項を探す。
銅)なるほどのうなずき。目を見る 静かに近づいていく さえぎらない 安心感 オープンでいる。
共感しすぎると苦しくなるので自分と相手を分ける。
宮)共感 響き合う 自分がやりやすいやり方。同じ周波数が必要でどちらかが主体的でいる。
何かの周波数を出すから同じ周波数となって返る時もあるし 違う時もある。正しいか間違いかの話ではない。
Empowerment 力づけること 人との関わり合い 共感 共鳴 自分の出す関わり方で変わる。
どう受け取ったか受け取らないか。発信がないと受信もなくなる。受信だけだとただ言われることだけ。
セルフイメージを悪くしていくし人を避けたくなる。
自分から動かない人は人を誘うこともない。誰かの声掛けがないとやらない。
無意識に「相手のお陰で楽しかった」「相手のせいで悪くなった」と言うのは自分の都合だけ。
世話をする人と世話される人の依存関係は問題。
プロフェッショナルな人はきちんと責任をとれる。
勝手に思い込むことは確認不足。決めつけて凝り固まっていき人をブロックする。
ヒューマニティや愛がないと人をブロックする。本能的に人を差別するのが人間。
公平性や才知が大事。
何でもさらけ出せる関係。失敗やバカな事よかった事 自慢話を素直に言える相手がいるか。
お互い様 持ちつ持たれつの関係。
(5)全体の感想
銅)ここだけの話・・3人の信頼関係。自分を信頼できる。オープンになれるのがいい。
宮)自分への信頼がないと他者信頼もない。
古)自分の視野だけになっている。コーチは外から見ている。コーチを信頼しているからやってみる。この頃はブルーな気持ち・・。
宮)うまくいかなかったら一旦止まる。
中s)コンピタンシーはクライアントのためというのが腑に落ちた。話す内容目的 自分から選べたらいいな。
松)コアコンピタンシー コーチングとは何か? 信頼性について考えた。宮崎さんならではの独特ワークで考えさせられる。
勉強できるし笑いながら話したり。
駒)ワークをしても発言してもそのままの自分が出る。見つめることを頑張る。
中)コーチとクライアントの関係は人同士の全てのコミュニケーションにつながっていく。
正直さやオープンな態度とか。どういう自分でありたいかが大事。
白)上司は上だという江戸時代のような思い込みがあった。宮崎コーチも間違えるん
だあ そうかあと。
芳)宮崎コーチの昔の話 衝撃波が飛んできた。とっても面白かった(笑)
森)色んな話をして自己信頼は大きいな。前よりは話せるようになったが立ち止まることはしていなかった。
とにかく何とかよくしたいばかり。丸ごと受け取れる人になりたい。
細)もっとオープンにしていくと明るい方へ向いていく。
伊)人に認められるとすごく力になる。相手にも自分にも遮断することはNO。愛がないと見えなくなる。
天)自分の口から出た言葉には責任がある。言い切ることが大切 きちっと表明できるか。相手に興味持てる話を選択したい。