コンピタンシー
9.クライアントとパートナー関係を築きセッションのタイムマネジメントを行い重要な事に焦点を当てている
(1)始めに
銅)信頼関係を作るために・・自分との信頼関係づくりが大事だと思う。
さっき私が参加した会を班長会議と間違えていて、それを聞いたある人が不安そうにしていた。
実は自分が勘違いしていたとその人にメモを残して途中退席してきた。「まあいいか」とスルーしなかった。
宮)その見解は見る角度によっては事実ではない。あなたの思っている現実。
三重苦のなかにいた私。例えば東京のクライアント 仲良かった人の死 勝手に起きる。
しょうがない。僕が起こしているわけではない。
東京の会社の件も一人で抱えることはない。コーチとカウンセラーがいるのでバンバン一人で喋る。
一人で問題を抱えるのは孤独だし、私は好きじゃないので50歳過ぎてからオープンにして一人で背負わない。
人から相談もたくさん来るが 自分の事を他の人にも言う。
時代、経済 変化が起きる 変化に拘っていくとAだと見ればA。
これで終わる人がいる。損した所 得した所、色々ある。
自分を楽にする手は色々ある。
「友達の友達は友達だ」というように増やす発想や人間関係で乗り切っていける。
外から来たことはどうしようかと解決するもの。ショックだけど自分で解決する。
(2)2人組を作る 『自分にとって重要な事とは?』
駒)まだ分からないが 解決しなければならないことはコレステロール値が高いので下げること。
健康でいることが価値がある。
中y)武さんは仕事。お母さんの状態をよく保つこと。
銅)重要な事は人間関係。ギスギスしないようにすること。中sさんは金銭管理 貯金。
古)自分の中の価値観や主体性が大事。価値観は幸せのためにもとても重要。
どう対応するかも変わってくる。
宮)解決することと重要性の違いの区別がつかない人がいる。
1.目標設定 自分から手に入れたい明確な目標設定 成し遂げたいか?
2.責任の強化 自分で言ったのなら合意の上で責任をもってやる。無責任な人は向いていない。
プロセスにコミットする(責任を引き受ける)のは大事。
3.開かれた心 オープンマインドの強化。コーチも人間。
問題点をクリアにしておかないとコーチングできない。新しい考え方も話し合う。
成長させることは壁に当たる これをどう乗り越えるか一緒に考える 何でも話せるように
4.正直なコミュニケーション 当たり前のことだが 思っている事をぽんと言える関係。
素直な人でないと難しい。困っている事を素直に言えるか。
「やります」と言っても実際にやることにならない。
5.継続的評価とフィードバック こんなふうに見えるという意見を受ける。
必要に応じた計画の調整の力が必要。
6.アクションプラン どうやって目標に近づいていくか
7.自己認識の向上 こうやりたいという自分の動機を膨らませていく
宮)モチベーションは重要。ざっくばらんに話し合ってできる。不誠実・不正直はダメ。
事実と違うことを平気で言える人。状況に合わせて価値判断でいい事だけ話す。
本人にとって都合がいいだけ。状況に合わせているだけ。
本人はそうだと信じ込んでいるだけ。
社会では嘘つき。生きにくい人。
自分が正直な状態でいることが大事。コーチングに向いている人は繕わないで本当の姿を見せている。
これはどこにおいても大事な事。
普段の関係づくりに関わる。
(3) 同じ2人組 『クライアントとして望んでいる事は何か?』
駒)正直・・コミュニケーションには出てこない。
質問されても言えなくなったのは何を訊かれているか質問できなかったから。
病気への恐れから「やらなければならない」と思っていたと感じた。
宮)異常気象 温暖化の地球 過去にやったことが今に影響している。
僕の体重98キロが68キロの標準になったが デブ細胞はあるのでコレステロールは最低限にしないといけない。
過去の食べ過ぎのツケが出ている。血管細くなっているが過去のツケもちゃんと受けとる。
改善しようとして出来ることと出来ない事がある。人間には寿命がある 好みもあ
る。その人の在り方で生きている。
中y)オープンマインド・・仕事場ではチームを作る。
私は管轄外なので教えてもらえないで終わっていたが、今は自分からしつこく質問して教えてもらった。
宮)分からない事はある。気にすることはない。コツコツやらないと学習にならない。
実現可能に行けない人がいる。積み重ねていくことなしではできない。
ゴルフの練習でいくら振り子の原理を教えてもらっても 実感のレベルに行くのは実践練習を続けたずっと後。
内)クライアントとして考えた。目標設定したい気持ちはある。責任の強化がよく分からない。
自分が起こした会社の中で起きたことは、全部自分に刺さってくる感じ。
責任に向き合いたくない事が起きた。
自分の中ではオープンマインドでいるつもりだったが、人から見たらどう思うか・・言えない自分もいる。
宮)今令和の時代はすぐに仕事を辞める人はいる。自分に弱点があったとしてもそこに強い人もいるはず。
いい関係なら補ってもらえる。
普段からどんな人繋がりをしているのか。平常の時にやっていることが非常時に役に立つ。
普段からの関係づくりが大事。
「私は誰にも頼らない」「私は自信がない」そう思うならそう生きればいい。
会社を興した人に責任はある。そう思うなら解決へ向かえばいい。
人間には定めがある。地球は規則通り動いている。不規則にやっているのは自分。
黙って解決すること。
こういう事を50年以上やっているが飽きない。一つ分かるとまた分からない事が出てくる。
色々勉強する。専門家になってもダメ。
昔は隠してきた性の問題も今は好みの問題として認められている。
片や格差が出てきた時代でもある。
自分が持っているリソース。プライベートと仕事のバランスも大事。
常にどんな情報を持っているか、目標に近づいていく。
常にどんな情報をもっているか どんな人脈を作っているか。
常に自分は成長していると思っているか そういう人間になっていく。
自分の代わりは誰もいないと思ってもらえることは幸せ。
クライアントはコーチからどれだけの利益を得るか。
コーチからどうやったら引き出せるのか。
自分一人になって孤独感に陥らなくてもいい。
(4)デモンストレーション
クライアント:武さん コーチ:宮崎さん
宮)職場で目標になっていることは?
武)新しい人が来ても心地よい環境をつくる
宮)心地よいというのはどんなこと?
武)言いたいことも言えない環境だったので話しにくかった。新しい人には話しやすい環境にしたい。
宮)自分がざっくばらんに新人に話せて聴いてもらう関係を作っているの?あなたは話しやすいの?
武)はい
宮)一番知りたかったことは?
武)その人の事が知りたい
宮)その中で何を?
武)何を大切にしているか どんな生活をしているのか
宮)それを聞いたらどう答えたの?
武)今までやってきたことを・・
宮)それは知りたかったことと合致しているの?
武)どんな人か知りたかったから合致している
宮)今度聞きたいことは?
武)困っている事はないかを聞きたい
宮)自分が自由にものが言えなかった体験があった?
武)はい いくつかあった。訊いたのに「一回言ったよね」「調べたの?」という答えが来た。
宮)それを一切止めたらどうなっていたと思う?
武)自分で色々調べられた
宮)嫌な思いは解消された?
武)はい
宮)今後どうなっていけば嬉しいですか?
武)何でも聞き合える 相談できる職場になればいい
宮)何年ぐらいで達成できる?
武)これから色んなことが起きてくると思う・・
宮)今はできているのか これから半年くらいかかるの?
武)・・・2‾3か月後
<感想>
中y)武さんの目標を確認する質問だった。いつまでに達成しているか。時間設定は抜けてしまいがち。
宮)期限は大事。達成するには自分から起こしていくこと。他から起きたことは関わりが違う。
古)嫌な関係を体験した話とこれから作りたい職場関係について 二つあった。
二)いろんな角度からの質問があったが しっかりと自分の考えを伝えていた。
宮)期限を決めるのは勇気。質問と答えが合わなくなったり混乱してきたら一回 二つぐらい前に戻る。
同じ話になったらまたそこから質問する。
武)参加させてもらって分からない事が多い。今どこに向かっていいか分からない事がよくあった。
もうチンプンカンプン。
宮)「分からない。どこに向かっているのかなあ?」と集団の方向性を考えてしまう。
ここの気持ちを守るという考えは新しいことを生まない。
生物は成長しないと歪んて行く。自然界の法則。地球の温暖化は自然だが異常気象と言ってしまう。
起きている事は自然。どの角度で見るかで何が見えるかが違うだけ。
見方で全く変わる。あれかこれか。人間のカラクリでは最初は腸からできる。出す所から作られていく。
仮説を立てていく。やっていくと慣れる。あれかこれか 考えていくのが力となっていく。
コーチングとは何ですか?僕も分からないと答えた。
分からないからもういいやという人もいる。分からないから考え続ける人もいて色々。
分からないというのは分かる楽しみがある。
池)もう 聞き入ってしまいました・・。
10.クライアントが表明しない限りは クライアントが希望する成果に向かってコーチングを続けている
宮)クライアント自身の意思で決め行動することが中心の考え。
コンサルタントは言われたとおりにやるが 自分でやってみようあれしようで達成する。
価値観 目標 調和 優先するものを自分で決めて実行する。
中y)自分を振り返っても人から言われたことはやっていない。不都合なときは人のせいにしてしまう。
宮)意思がある以上 物事は全部連鎖している。戦争で殺されることは不自然。
自然界は繋がっている。自分の定めたことをやっていく。
「やめる 続ける」は自由。法律違反は拘束されることは当然。
武さんは勉強して助産師さんになっていったがそういう勉強をしても辞める人もいる。
コーチングはクライアントが最良のサポートを受けられることを目的にしている。
レベルアップする 高めることに喜びがある。
コーチがいいサポートをするために自分の力をアップするもしないも自分の責任。
意味や価値があるかないか。押し付けることはできない。
最善のサポートができたらOK。自由はあるが生じたことには責任がある。自己決定を尊重する。
自分で選択するのがコーチング。
(5)相手を変えて2人一組 『今までの話を聴いて思ったこと』
宮)コーチングを誤解している人がいる。クライアント中心のアプローチを最大限尊
重している。自分が自分で成長させていくこと。
いつも指示通り動いていると自分で考えられない人になる。「あなたが決めることです」
人に頼って生きて人を当てにして依存に成功したら大変な事になる。
退職後も「私何をやったらいいですか?」と。
中y)自分で考えて判断するから楽しい。試行錯誤をして生きていく。
宮)最初から依存している人はそうは行かない。
コーチの意見を聞いてその通りやると思っている人もいた。
自己責任。人に頼るのではなく人を生かしていく。
違う視点で問いかけてくれるコーチの必要性。
もっと違う角度から質問してほしいとか 自分からどんどん要望を出す。
(6)2人一組 『こんなふうになっていく 自分の希望の姿』
(7)全体振り返り
古)自分で表明すると自己責任が生まれ力がついてくる。
しがみつきがあったが 一歩ずつ一歩ずつ信じられる成長をして最後の時に一人で歩ける力をつけるか。
始めは「教えてくれない」と思ったが自分で力をつけていく伸びしろがある。
中y)自分の事をすっかり依存がなかったように思っていた。
社会の中でもきちんとした約束は大事。
細)カウンセリングから始まり依存していたので依存体質。
クライアント中心というあり方で大事にしてくれた。
グループコーチングは反応が色々あってオープンにできない時聞いてもらう。
難しかったけど少しずつ自己基盤をつくっていきたい。
銅)責任の強化・・自分でも参加している積極的に。それが自信につながっている。
ハッと気づくことも積み重ねがあったから出てくる。
中s)20年コーチングをやってきて・・最初チャプター例会に行ったら訳が分からなかったが
今は違和感なく楽しかった。
駒)コレステロールの話・・やってきたことが今を作っている・・
改善しようとしたが受け入れることで楽になる。
二)カウンセリングを受けている。目標をはっきりするように。
ガイダンスを知り自分で決めていく。自分のリソースを生かしていくこと。
旧友との交流も深さを感じた。
武)今日の事は分からない事が多かった。状況が変わった。
相手を受け入れたいという気持ちで人に接して・・人に開かれている私 いい。
内)2週間前に大きな出来事が起きてショックが大きくて武さんに話してみた。
ほんとは箱にしまって、遠くに起きたかった。自分を分析できない。
現在地を話せたことは第一歩。まず目標を立てコツコツやっていくことで・・
出来ることしかできない。やっていく。
宮)解決したい事と目標にしたいことは違う。受け身(自動的)でいるか積極的かの違い。
いずれにしても自分から種を蒔いたこと。
やり手は人に恨まれる可能性がある。Aさんとコーチングをやれば他の誰かがコーチングができない。
物理的に無理。
どう見ているか 思い方で認識や行動が変わる。そのことについてどういう考え方をしたかで行動が左右する。
まさか自分が50年もこの仕事をやるとは思っていなかった。
自分が何を思っているかの影響は大きい。
トランスパーソナル心理学では乗り越えた所にもっと素晴らしい事があると言っている。
地球上で全部が「明」全部が「暗」はない。戦争は自然に逆らうこと。
起きることは起こるべくして起きている。
「まさかそんな事になるとは」と思ってしまうし依存する人にはアンフェアに見える。
自分の人生は自分で道をつくるしかない。
捉え方は色々。自分の思い方 相手の思い方 違う。
ラッキーもアンラッキーもあるがまず自分が成長すること。
そのためにコーチングがある。