ICFのCCE単位取得機関となりました。
月例会参加で3時間のCCE単位取得が可能となりました。
  1. 例会記録
  2. 2024/6/23JCAH例会記録

2024/6/23JCAH例会記録

2024/6/23 JCAH例会記録

コンピタンシー「コーチはクライアントの自己認識 とりまく環境 体験 価値観 信念を含みうる状況で

クライアントへの理解を深めようとしている」


(1)2人組作る「自分と信頼関係をつくるために大事にしていること」


銅)自分と人との約束を守る 言葉と行動を一致させる 一貫性がないと相手にも自分にも信用がなくなる。

宮)ブレブレの人 自分の中の明確さがない ポジティブな人が前提 ネガティブな人はコーチングにならない。

カウンセリングと混ぜてやる人もいる 性質的に また前提的に違うので聴き方もちがう。おかれている立場 底にある

感情が崩れている人は言っていることがわからない 本人はわかっているような気になっているが 思考 感情 指向性

下に流れている。


伊)相手との約束 信じること 正直さ 嘘をつかない 駒さんは相手の話を聞こうとするだけで 信頼関係を作ろうとしていない

と言うので混乱して何も聞けなくなった。

宮)そしたら会話にならない どうしたの?

伊)まずは相手の話を聞こう 出来そうにないことは言わない。

宮)なぜ?

伊)私の期待していなかった答えだったから。駒さんの話が素直に受け取れず駒さんから離れた。

宮)あなたもテーマから離れていった。ともに信頼関係がなくなっていく。それは望んでいること?

伊)いいえ

宮)コーチングの原点がなくなる。相手が期待した答えを言ってないから 話が聞けないというのは前提が違う。

天秤棒をかついている二人で片方が下りてこちらも下りたら意味がなくなる。相手次第でコミュニケーションしなくなったら

互いに絶望的になる。

伊)コーチングを忘れて普通の会話をしていた。


中)自分がどうあろうとしているかが大事 自分と自己認識も大事 人のせいにせず厳しいけど自分の誠意を出していく

伊)それが関係づくりの始まりになる。

宮)前提 目標 何をするか。自ら下りて諦めてしまうとコーチングにならない。絶望するだけ。目標なく目先のことだけ。

細)相手の話を理解しようとすること。相手が信頼関係を作ろうとしない背景を聞くこともできる

駒)相手の話を聞こうとしていると答えた。自分からよりも待っているので相手の話を聞こうとする。受け身だなと思う


天)中jさんと。気づけなかった話から気づく話をするのがテーマ。私はこうです。相手を決めつけずに意識している。

今何の話をするかを意識しているか 出来なかった話が多くて。

宮)認識の問題 出来なかったと自己認識してダメ具合を話す。価値観に変わると信念になる それを求めるのがコーチング。

古)駒さんの話を聞くとき 自分の中で何を思っているか。そして聞いている中で本当に変わってしまう 聞き手の問題。

宮)「ない」と言われて「あ だめだ」ではコミュニケーションにならない。

伊)自分で勝手にジャッジして決めつけてコミュニケーションを終わらせた。 


宮)これは無意識にやっているから抜けるのは難しい 頭の中でやってしまうから。  

白)私は笑顔でいること 初対面の人にはまず自分から名乗る 目線を合わせる 話を遮らない 趣味とか共通項を作るようにしている。

二)正直に自分を出す・・私は解説のようなことを言うのが多い。自分軸にするのが不安で距離を置いてしまう。

思い込みだけでなく相手の痛みや自分の痛みを・・ 

宮)解説をする きれいに言おうとする。相手への配慮は全くない 存在することは何かを発している。

人をコントロールしたくなる人 人を動かそうとする人はwin-loseの関係になる。物事成立しない 「損して得取れ」はあるが

「得して損しろ」はない。「損して得取れ」は相手への配慮が入った言葉 考え方。日本式コーチング道があるはず。


二)解説しているときは自分の方だけ 相手への認識が足りない。自己認識は意識していないと変わらない

宮)長く勉強しているんだから初心者とは違う。クライアントとしても責任があるしコーチとともに互いにある。

自己認識 自分に対して悪いイメージ 相手のせいにする。問題所有の論理 本人が問題にしなければ問題にならない。

自己認識は「私は○○だ」という自分への思い方でもある。 

僕は子供の時は「あんたはできない」と言われ続け 絵のうまい父と文が書ける母が僕の絵日記をやった。

自分は黙っていれば出来上がるという気持ちが身につく。絵を描けないというのではなく出来るように描く 

描けるように描けばいい。自信をつけるためにゴールドスタンプを集めること。つらさを乗り越えて成長する。


地面の30センチ幅の板は平気で歩けるが 高い崖にあったら無理。どう思っているか 平気なのか不安なのか

思い方次第。やらない経験 「しない」は実は大失敗。チャレンジしないと成長しない。若い時の海外旅行中 

荷物を盗まれたが もう自分で乗り越えるしか道がなかった。困難にどう立ち向かっていくか 培ってないとあきらめてしまう。


自分で自分の障害をつくっている。家族の仲たがい 親と関係が悪いなどは自分で関係を悪くなるようなことをやっているから。

関係の連鎖が起きる。僕がハッピーなのはいい人に囲まれているから。

何が足りないのか 何が満ち足りているのか 自分への影響をどう思っているか。子供の時の印象は強く残るが

どう思うかは自由。価値観として人の役に立つのがうれしいと言う人がいるが 自分に余力がないとやれない。

自分のことをきちんとしている人 考え方や信念を持ってやっている人。何を前提にしているのか 

ずっと自分の得だけを考えている人はばれる。自己信頼があると他者信頼が生まれいい人に出会う。

僕はあえてゼロから人間関係を作っていくことをしている。


銅)母の過去の話を聞くと自分の家族を大切にしたい人だった。反面教師として自分はいい家族を作れたと思う。

宮)親を恨んでいる理由 本人も分からない。

銅)母への怒りの感情があり母のせいにしていたら穏やかに生きられなかった。

宮)怒りは原始的感情 無意識に取り入れている。自分でも気づかない 

古)うらみつらみを何十年も・・親を怨む。親のせいにしていた。自分は小さくて親は大きいと思っていた。

自分の子供のことを考えられないのも無理ない。

宮)思った通りにならない 思った通りにしようと考えないこと。思った通りにならなくても受け入れる。

障害を乗り越える力を身につけておかないと何かあるとダメになる。


(2)同じ2人組作る 「相手はどんな自己認識 環境 価値観 信念 体験をもっているか」

<感想>

銅)自分の環境の話から信念の話になった。私は母がこれをしたから腹が立った。「互いに言う権利がある」

これが信念になっている。ムカつく時は自分がコントロールしたい時。

二)取り巻く環境から認識の話に。周りの人からしてもらう環境にいたし仕事も安定した会社だった。

転勤があり困難な目に合うが苦労は与えられた課題だった。結婚しても子供にすがる。今も色んなことを

問いかけられている。

天)自己認識から環境の話に。育った家では本音と建て前を使っていた。外ではいい人やって内では悪口を

言うのが嫌だった。夫は良くも悪くも本音を言う。「自分は自分」というスタイルの夫なので 

私は私だと思ってくれているからありがたい。私は幸せだなあと思った。


駒)環境について 田舎で育って家族関係はあまりよくなかった。今もあまりよくないが「娘は話を聞いてくれる」と

母は言う。肯定的な気持ちになった。

中)小学校6年生ごろ 当時はまだ母親が働きに出るのは珍しかった。お金のためにずっと仕事をして大学も出してもらった。

私も働くのが大好き。

細)父が生きていたころは大家族だったが 死んでからは皆と別れて寂しい暮らしになった。

親戚が呼んでくれたのは楽しかった。色々してもらう人生。こういう勉強する前は自分からすることがなかった。

学習したおかげで自分でやるようになり人間関係もよくなった。

古)昔妹に人形を貸さなかったのは対抗心から。親を取られたと思ったから。ネガティブな感情は寂しさ。

宮)子供の時の未完了はどうしても残る。大人になって補えるのは幸せなこと。

白)田舎で生まれ人が少ないからみんな知り合いだった。だから家のことも人に言えない。

就職した町はフレンドリーであちこち集まりに顔を出し親しくなった。看護学校も誰も知らない人ばかりの場所。


宮)共通項がある。育った田舎が嫌だから他県へ行き 北海道に戻る 田舎に近い所に住んだ。 

言っていることと本音は違う。物語を追っていくと自分は嫌だと言っていた田舎に自ら近づいていく。

自分の中でも合わない。自己矛盾を起こし混沌とする。

白)自分の本音を分かっていないってこと・・

宮)意識ない人とコミュニケーションできる 人間の世界は多様化してひとつ分かると次の分からないが出てくる。

中)白さんの話 感情と行動が反している 自己矛盾を起こして悶々とする。

宮)自分の中の感情の整理整頓をしておかないと。やっている中で感じていることを言語化すると気づくことがある。

解説すると分かってもらうだけで自分には気づかない。人に分かってもらうことは意味がない。

自分にも多面性があり場面場面で変わる自分。

白)喉が痛い・・咳を止めている・・。 

宮)本当に語るというのはベラベラ喋ることではない。当たり前のことを言っている自分。


(3)全体の感想

古)自己認識 自分の見方 人の見方 一人一人の経験はオリジナル。

天)自己認識 価値観 信念に沿って生きている。思った通りに生きてきた。ぼんやり生きて死ぬまでそうだったら恐ろしい。

白)相手を理解することは仕事に生かせる。自己矛盾・・喉に痛みがある・・話してよかった。

駒)緊張して硬かったが話したら緩んで楽になった。環境のことは話せなかった。思い方は体に出る。

伊)話を聞く時こちらのこだわりが出てくる。意識して練習します。

二)自分のことを話して必然だったと改めて思った。

中)自己認識 私はこうだと思ってもまた先がある。他者との関わり 色んな背景があるけど少しでも理解しようという心を持つこと大事。

天)決めつけないようにやっている。最高。

細)理解するように聞くとはいえ自分と違っていると「え?」と思って質問するのに境界を越えちゃう私。私の在り方が出る。

宮)色々な視点から見えるかどうかの問題。

銅)印象に残ったのは天秤棒の話 「相手が外したから私は出来ない」ではなく自分はどうするか?が大事。