(1)始めに
宮)コーチングの基本はアサーションと同じ カウンセリングとコーチングの違いはネガティブか
ポジティブか。頭の中がネガティブな事でいっぱいの人は ブレーキを踏んでいて景色が変わらないまま。
「ああでもない こうでもない」と言うだけ。
コーチングはアクセルが強くて景色を変える人が前提なので大きな違いがある。
ICFはクライアントをどうとらえるかについては「パートナーシップを形成すること 相互に役割を尊重し合うこと
クライアントとコーチが尊重し合うこと」でOK。それらが片方にないと関係が作りづらい。
どちらかが改善に向かうしかない。一方的な思考の押し付けはできない。
カウンセリングは本人が「問題ある」と思い込んでいれば成り立つ。コーチングは目標達成のみ。個性の尊重はカスタマイズ。
どうアプローチするか ネガティブ(ブレーキ)も必要。目標持ってアクセル踏む時にブレーキがないと安心して車に乗れない。
アクセル踏む前に「どこに行くか?」が大事 障害物をどう乗り越えるか?
カウンセリング学会のルールは健康な人が人生上の課題があり一時的に動けない人が対象者。病のある人はセラピーが必要。
前提が違う。病気と健康の境目 病人になるには病院に行き診断されないとなれない。プロとして概念をはっきりさせる。
フィードバックして自己反省して自分でアイデアをつくる。秘密は保持されて透明性が必要。
「どういう風に生きたいか」も目標になる。自分の利益だけを求めず常に改善のくり返し。
僕はカウンセリングもコーチングも受けるのはレベルアップのため。
まずパートナー関係がどう作られていくか?自己信頼感(自分への安心感)自分の目標を人に任せる人がいるがコーチングにならない。
コーチングはサポート カウンセリングはヘルプという面もある。傲慢な人は受け付けない。
本人が問題と思わない限り問題にはならない。コーチングは自己責任が重い。自己認識は大きなこと。
どういう人生を送るかは結局自分の責任になる。たとえ被害者になったとしても。
銅)自分の中に問題がないとしても 「どう暮らしていきたいのか?」と訊かれて不具合に気づく。
宮)空を飛べる人間になりたいというのは自由。では現実的に何かやっているのか?まずジャンプの練習をしているなら
飛ぶことを目指している。「自力ではできない 力はない でも空を飛びたい」と言い張る人もいる
銅)散々絵空事を言っていた。毎日きちんと片づけられる人間になりたいと言いまくっていたが・・。
宮)コツコツやるのは一歩ずつ 我慢できない人は衝動的にはやるが何も成就しない。
やれないことをいっぱい言って「やれない」を証明する。我慢しているかのように言うが実際には我慢していない。
恐れに対してだけは我慢する。失敗した時「さあ どうやって力を発揮するか」を考えるのがコーチング的思考。
「ない」がはっきりしたら「ある」方へ向かえる。
中)自己認識が全くないとコーチングにならない 目標は売上いくらです でもできなかったですと言っていた。
すこしずつ自分が分かってくるとあれとこれと現実的にやってきた。
宮)向上心の反対の「向下心」。「ほらやっぱりできない」がどんどん広がる。何をやってもできないが確定していく。
何をやっても中途半端。
父がなくなった後物の整理をしていて ロシア語の本がたくさん出てきた。通訳をやっていた父は 個人的にちゃんと
生きていたなと息子として思った。専門のことに熱くなる血筋があった。いい加減な人だと思っていたが。
松)お父さんへの思いが変わったんですね。
(2)2人組つくる 「自己認識コーチング~自分は自分をどういうふうに捉えているか」
*自分が自分であること 自我同一性 存在証明を出せるか
<感想>
銅)古さんと。存在証明書としてイエス・アンドを発行している。自分に対して。夫の付き添いをしているが毎日夫の言うことが変わる。
それを受け止めている 生きていてほしいが大前提。自分と相手を支えている。
中)自分は自分で決めている人です。だけど人に依存されるとイラっとくる 「あなたも依存しているんだね」まだまだ完全になりきっていない。
細さんの話の中でどう捉えているかの質問をしていった。
宮)外側に反応することをどう思っているのか?
中)人に依存されてイラっとするのは自分と人を分けていないので分けていきたい。
宮)それなら同じことをやる
中)ぐるぐると・・
宮)コーチングにならない。どうすればいいのか?
中)人と自分を分ける人になる
宮)そうするとどうなるの?
中)相手をどうとらえるか 考え直す・・・。
細)これからどう対応するかを聞いたけどはっきりしたことは思っていないような・・。
天)自分の生活が丁寧になった。今やれることをすぐやろう。食器をすぐに洗っておく。ゴミをすぐに拾う。
5分以内でしまおうと思うとやれる 体が軽いし頭もすっきり。
宮)過去を語る。良くなるのはコーチング 昔の良くない自分の事を話す。前より良くなったという話。
より良くなるためのことを狭く語れるようになる。キャリアを積んでいくと進行方向しか見えない。邁進していく。
古)銅さんと。存在証明についてはどれだけOKがあるか。私は嫌ってもOKだと。こうしたいを話すようになりたい。
森)自分がどんな人間か。本能的にネガティブな話が出るが今楽しいから心から楽しめるのはいいな。
白)自分はネガティブな人 指示命令で動く 人のせいにして動くと気づいた。好きか嫌いかの感情を意識している。
楽になるためにコーチングを始めたと言ったら「いい方向へ向かおうとしているんですね。」と言われた。
宮)「楽になりたい」をどう受け止めたか?
松)いい方向に向かっているように感じた。
宮)それに対しては?
白)「いい方向」って言われても・・
宮)その言葉が相手には合っていない。どう理解しているかが大事。もし相手の意図と違うなら言葉を調整していく。
逆にフィードバックが仇になることもある。
伊)人生を選んで生きる。自分の人生が楽しい。仕事はチームで進んでいくし提案など話し合うのが楽しい。
宮)もっと具体的に言うと?
伊)私はこう思うとか僕はこう思うとか違う意見も言ってくれるのがうれしい。
宮)コーチングの考え方はネガティブに向かわない。自分自身についてどう感じどう理解しているか。
相手をどう思っているかで受け取ることが変わる。すでに出来上がっているものがある。
自己理解としてそれをはっきりさせておけるか。
欠点の是正は良いことだと思う日本人。有能の人は「これをやりたいので今の戦略を聞いてください」で終わる。
自分で言って確かめる。「この点はうまくいったのでどう伸ばしていくか」を話す。
いいと思っていることを話していて混乱してくる人がいる。一体何を言いたいのか?
一番言いたいことをバンと一言で言う。真意かがわからない時もある。現実と離れていく。
コーチングも変わってきた。ネガティブがあってもどうやってポジティブに変えるか?ダメなことを言って改善しないのは
周辺をぐるぐるしているだけ。核心に行かない。カウンセリングとコーチングの混合をやる人もいる。
クライアント自身が自分をポジティブに捉えているか。
ネガティブから脱却する気がない人はネガティブが本当に嫌ではない。日本人に多い。
白)相手の話をどう思っているか?どう思っているかを考えていなかった。どう思っているのか?・・・
宮)それは無理。あなたは相手によっては上から目線。あなたが実際にやっているのは曖昧にとらえたことを
変えようとしない。
白)本気で問題にしていないような言い方をしていると指摘を受けると「ああ」と落ち込む。それをどう取り組むか。
宮)思った通りやってみるしかない。本人は口に出すほど深刻じゃない。こちらが「わざわざ不幸の方へ行くのか」と思ったとしても
本人にとってはより良い方向かもしれない。
地図を持たずに知らない街へ行く。知らない場所でもそのうち見つかると思う。
だから方法を見つけていける。方向性が分かればOK。
本人の中ではっきりしない時言っていることもひっくり返るが 自分で自分の言っていることが分からない。
やっていることで結果が出る。それを基にまたやろうと思う。前提はポジティブであること 凝り固まらないこと。
僕の中ではっきりしているのは役だから話している。親しくない人には絶対に内面的なことは言わない。
目的がある場合はアプローチを色々変える。
融通が利かない人 同じパターンの人 何を言っているか分からない人が全部否定されたら訳が分からない話になる。
自分で気づいていないから。
銅)過去はポジティブもネガティブも分からないで目標を目指したが思いだけでは行動が続かない。「ネガティブな人です」と
自分で言い切っていた。
宮)段階があって当初は「わくわくする楽しいコーチング」だったが深まってくると 大きく捉える小さく捉えるなど
視点や視野の変化が起きる。
「ネガティブとポジティブの境目はどこか?」とかカウンセリングがバックグランドを扱いその上でのコーチング。
単体で勉強しておく。有能な人が受けに来るコーチングなので自分も勉強が必要。360度捉えよう。
その相手のレベルに合った関わり方をする。自己認識はコーチングを受けて変わった。人間性を磨くこと。
本来コーチングはたどり着く期待をする。赤ちゃんさえ自ら動こうとして笑顔になる。本来持っているものがある。
後々ドリームキラーが現れるだけ。
古)ベースが大事 「楽しい」の同意を一つずつ確認することがないと先に行けない 自分の禁止令をはずす。
中)もっと自分の事をわかるように話したいと思う。
松)宮崎コーチはカウンセリングをやってからコーチングをやっている人。これまで知らなかったコンピタンシーを
教えて頂いている。それが蓄積されている。
宮)ICFの言っていることは忠実にやる この資料は個人的なものではない
コーチング過程でクライアントの独自の才能 洞察 努力を承認し尊重している
今日という日に学んだことをどう生かしていけるか?
コーチとクライアントは互いに自己認識を高めていく
コーチの認識に対してクライアントの認識 伝えられるか 伝わらない時にはどうして伝わらないのか 承認は相互に
相手は認めてくれる自分も認める 培ったものをもとにしていきていれば口に出さなくても伝わる。
オリジナルで生きているか。「ちゃんと人は見ているぞ」というおじいちゃんの言葉 実際に全ては人の紹介で仕事が来た。
ある社長から「あなたの研修で売り上げが伸びたとは思わないでください。その証拠はないから」と言われ
ハッとした。それからは研修には証拠を残しておいてデーターを書き出しておくようにした。それがないと他の人から
認められない。
(3)同じ2人組 「相手の独自の才能は何か?」私はこんなふうにあなたを見ている
(4)全体の感想
天)伊さんと。ネガティブなんだという自覚がある。つい過去へ行く。出来ないところに目が向かう。
話してみないと分からない。
中j)できないことをやろうとしていたが 成り立つならそのままでいいと思った。
松)勉強会にも努力して行く。洞察力 表情や言葉から相手を感じてセッションしていく。
中)来年3月までに会社での仕組みをつくる気力がわいてきた。
森)自己一致させたいと話した。お腹の中と話すことが一致しているようにどんどん話す。
伊)才能も努力。具体的な話を聴く。聴くことが大事 妄想に行かない。死ぬまで働くには?
細)自己認識 分かったつもりでいてもそれを言語化していく。才能についてはやりたいことを手に入れる才能がある。
古)私には清水の舞台から飛び降りられる才能がある。チャレンジして勉強のレポートを書くとか。成長は当たり前
謙虚になること。
宮)謙虚でいられること大事 こういう事を伝えているだけ。どれだけ体現できるか 効力感につながる。
自分が実践していないと何の成果もない。コツコツ積み重ねていてやれている自分はいいなと。
もし僕がすぐに答えられなかったら老いぼれたな思ってやめてください。
いつも瀬戸際を作っておくことは大事。追い込まれないと力が出ないと思っているから。
白)コーチングで学んだこと ネガティブも分からない ネガティブな自分だと理解している。
色んな役をもらっていかに主体的に動くかを考えている。
二)自分が努力していることは言葉を自分事として意識している。勉強会でリアルタイムでやっている。その時起きたことで
学ぶ努力をしている。
宮)自分事にするか どういうふうに受け取っているか。困難に向かって潰れたらまた這い上る。
昔8人で始めた仕事で自分含めて3人追い出されうち二人が結婚して僕一人になってどん底。失うものは何もない。
手元に十円しかない時もあったが人に媚びることもしない。
駒)森さんと。人に分かるように伝えるのが課題 心の中で感じる自分が疎かになった。
銅)私の才能は楽しく学ぶこと。自分で考え発言して吟味する 自由になるために学んでいる
宮)自由は底なし。規制しているのも自分。執着やこだわりが邪魔をしている。僕は73歳でお金はあまりないけど
旅行へ行く。大丈夫という変な自信がある。正々堂々好きなように生きてきたらから今後も何とかなると自信がある。
倫理規定は絶対曲げない。
ICFの集まりに行くと皆人柄がいい。アメリカ流パートナーシップをどう形成するか?
「自分の力でやった」と「他の人にやってもらった」は違う。自分を尊重していない人は人を尊重できない。
個人的尊重 信頼は自分が安心していられること。自己発見し成長し困難を乗り越えたら成功。
行動すると気持ちいい結果もあれば嫌な感じの結果もある。例え転んでも成長のチャンス。
人生はプラスとマイナスのバランス。少しでもプラスならOK。