コンピタンシー
合意の確立と維持~10クライアントが表明しない限りは クライアントが希望する成果に向かってコーチングを続けている
信頼と安全を育む~1.クライアントの自己認識 取り巻く環境 体験 価値観 信念を含みうる状況で クライアントへの理解を
深めようとしている
(1) 始めに
宮)コーチングを続けていること自体が主体的な事でコーチはあくまでもクライアントの自己表現や自己決定を尊重する。
駒)私は最初言った事からよく発言を変えたがコーチングにならない。絶対これをやるがあって一緒に
やっていく 感情的になって変えたらコーチングにならないと感じた。強い決意があって発言があって成り立つと思った。
中)駒さんが変えるのは無意識なのか主体的なのか?
駒)無意識 その時は。今は変えていたなと思う。変えたことは主体的だと思うが感情でやっている。状況から変えるのは違っていた。
中)それは変わるのか?
駒)簡単ではないが言っている事に責任をもつよう努力している。
宮)コーチングはあくまでも主体性を重んじる。
1.目標設定する(課題でもいい)
探究するのは本人でコーチではない。コーチはサポートするが教えない。「本人は自分が設定したことにたどり着く力を持っている」が前提。
「やりたいけど力がないから助けて」は願望。
2.自己探求
自己理解するための質問はする。クライアントが自己理解できていない時 ある程度自分の事が分かっている事が前提。
能力 今の立場 成長するためのことはある程度知っていること。かわしたい 逃げたい人は成り立たない。目標があって探究する
サポートしてもらう。
自分で話して自分で答えられたら最高。一人で課題や行動計画を喋っていて「あ、そうか」と分かる。
3.行動計画
自分で行動計画を立てる。コーチは支援のサポートはできる。実行する人のサポート役。自分でやる事 サポートしてもらう事 あくまでも決定権はクライアント。
自分で責任をとるのは当たり前。コーチはクライアントが解決する力を養う。カウンセリングとは全然違う。
中)自己理解は基本の基本。なのでこれが欠けたらコーチングの話にならない。
宮)自分の事を理解していない人 問題が捉えられない人 困っている人は相手をコントロールしたくなる。自分が分からない人はひどいことも言える。
目標 探究 自己理解 行動 結果に責任をとる。
銅)「化粧する人はいくら何十年やっていても鏡を見ずに化粧している人はいないでしょ」と宮さんに言われた。鏡の役をしてくれるのがコーチ。
二)自己認識・・まさか自分が相手をコントロールしようとしているとは気づかない。これは自分を知る第一歩。整理していく。アクションプランは共に
創っていく。
宮)気づいていなかったことを言って貰えればやれるかのように思う人がいるが 気づいていないなら真面目に失敗すればいい。要するに結果は現実。
二)保証がないと動けない。今は言われたからではなく自分でやると決める。
宮)言葉と動きどちらが優先する?
二)動き
宮)自分だけ自覚がない。こんなことやらないと思ったら人はやらない。
二)自分の姿を分かっていないからカウンセリング領域・・
宮)本人が分からない。分からない事は恐ろしいけどそういう目に合わないからやりようがない。
中)コーチングで鏡に映っている姿を見せてくれてもそのまま受け取れないなと思って・・。
中j)どういう意味?全然わからない・・コーチに言われることない。先生が言うことはない。
宮)二さんの一言が問題になっている。
二)アクションプランを提示して頂いたという言い方 この考え方が・・
宮)「気づかない事を言って頂き」と言っていたが やる前に「注意してもらいたい」はないということ。
二)最初の目標 人生の目標がスタートを思い出させてもらう。
中j)駒さんは感情を言っていたが目標なのに感情が入るのは何故?
駒)私は目標が明確でなくはっきりしないまま その時々の感情であちこち目標が変わっていった。
白)コーチングは主体性を重んじる。依存している私が主体的なコーチングをしていると自己探求を実践で学んでいる。
真逆の勉強 自分の改革の途中で自分を理解していない私はダメなんだと思った。
宮)駒さんが言ったことはAかなBかなCかも・・訳が分からない。これは自己表現ではなく迷いが表出している。自己決定を尊重する。
研修に行ったら「コーチングなんかできるのか?」と言う人がいた。「やってみたらわかりますよね」とやり取りを始めた。
「今夜何を食べたいですか?」「肉を食べたい」から始まってあれこれ話しているうちに最後は「ああ無理だなしょうがない
妻の作ったものを食べるのがいい」になった。
「私は何をしたらいいのか?」と言う人に対して カウンセリングとコーチングをつなげてやれば可能だと思っている。
コーチのせいで失敗したと言う人がいるかもしれない。クライアント中心のコーチング 自らの目標に対して主体的に取り組むことを奨励する。
松)自己探索 責任 コーチをつけるのは一人だと甘えが出るから。さぼらないように目標への探索をする力をつける。
宮)カウンセリングとコーチをつけている。自分の中が明確に見えていないと人に迷惑かけるかもしれない。八つ当たりを平気でやっている人は
気づかない。朝スカッとしていないと困る。八つ当たりをどこかでしないようリフレッシュしておくのはカウンセリング領域。
目標があり自分で話し計画を立てて「こうなるだろう」その後のことはまた言う。自分の中で成立しているかどうか。
目的思考 仕事の出来る人は10分ぐらいのコーチングで終わる。たとえうまく行かなくてもがっかりしない。その結果を生かす。
マンションの総会で司会をやった。進行リストで1.2.4.と進めたが例えミスをしても必ず元に戻れると信じている。切羽つまると
新しい自分になるチャンス。現実をどう生かしていくか?柔軟性と適応性 クライアントの自己認識の促進。フィードバックの促進 戻ってきたものを
どうアレンジするか どう使えるかが問題。自己認識の促進 ある程度捉えていないと促進していかない。自分なりに自分を捉えていると思っているが
まだ知らない自分がいる。知らない事 未知の所へ行くことで新しい自分が出てくる。自己認識と自己理解が大事。そもそもこれがない人にコーチングできない。
自己効力感「ここまでできた!」「やったあ!」やれたを増やしていく。積み重ねると自信になる。とても大事。足元を作っていくしかない。
(1) デモンストレーション テーマ「自己効力感について」
1回目 クライアント:中さん コーチ:銅さん
銅)最近仕事で「これをやったなあ」と思ったことはは?
中)相方が変わってコミュニケーションがうまく行かなかった。答えが返ってこないと仕事やれない」と被害者の私。答えてくれるまで質問していった。
自分が人に振り回された感がなくなって やったあ!と思った。
銅)「相手が答えてくれないからダメ」から「自分でやろう」としたのは何故?
中)相手次第での自分ではなく 自分で自分をコントロールしていくと決めたかったから。
宮)自己効力感 自尊心 自信に変わっていく自分
2回目 クライアント:白さん コーチ:駒さん
駒)これがやれたなと思うことは何ですか?
白)自信もって言えない
駒)「~かなあ」と思うことは?
白)仕事のペアの相手に間違えを指摘したら泣いた。どう接したらいいのか?なるべく「ありがとう 助かるよ」と気持ちを言ってみた。私なりに関係をよりよくしたいと
思った。そしたら「相談があるんです」と資料を見せてくれたので いい感じになっているかなあという感じ。
駒)いい感じが作れたと言いきれないのは?
白)資料を見せてくれたことがいい人間関係なのかなあ?・・と。
駒)いい人間関係とは何か?
白)今の段階で思うのは お願いしたり頼めたりするのがいい人間関係。
駒)どれくらいできたらいいのか?
白)私の苦手な作業を頼める。自分から「これをやるかい」は言っているが 相手から「これをやる」がないかも。役割も入っている・・。
駒)役割以外で他の要素も入っているか?
<感想>
中)白さんは言い切れていない感じがした。大事なポイントを自分で抑えてはっきり言えると肯定感が出る。
銅)自己効力感がテーマだったがコーチが他の質問をしていた。
3回目 クライアント:白さん コーチ:宮崎コーチ
宮)白さんは自己効力感をどういうものだと思う?
白)自分がいいなあと思っている事。
宮)これやれたなあと 思うことは?
白)やれたと思うことはない
宮)やれたらいいなと思うことは?
白)出てこない
宮)ないんですね。こういうおばあさんになれたらいいなあと思うことは?
白)誰とでも付き合って 話せる人
宮)一番話したいと思う人は?
白)話が面白い爺さん(笑)
宮)どんな話がいいなあと思うのか?
白)アハハと笑える話
宮)相手から一方的に言うのがいい?
白)お互いに話して・・
<感想>
松)自己効力感についてクライアントにコーチが共通点を具体化していって相手の世界の方へ・・最後はお笑いコントのようだった。
(3)3人組作る テーマ「どうやって信頼関係を作っているか」
中)「あの人大嫌い」と思っていたが 見方を変えたら相手の役割に気づいた。その発言の意味を考えたら信頼できるようになった。
宮)自己信頼をしないで相手を信じられない。
銅)正直でいる オープンになる 自分が思っている事を伝え 相手がどう思っているかを受け取る。
松)大事にしている事は約束を守る。最初に話を聴く。安心感。自己開示をして積み重ねて築きあげる。自分から行動する。
宮)思っていない事を言う人もいる。つまり嘘。ある意味病気だが 本人は何の疑問も持たない。
詐欺にあう人・・依存しなければ騙されない。相手を頼って信じている 自分の言っていることに酔っている。
自己暗示にかかりその気になっていく。これも使い方によっては能力を発揮する。
嘘をつかないと居られない。
駒)信頼を無くす話をした。自分を信頼できない。感情的になって言うことが変わる。
宮)目標がなく目先の問題解決ばかりに囚われているのが拝金主義の人達。それだけでは幸せとは程遠い暮らしになる。
いっぱい徳を積んでいく。これを頼りにすれば生きていける。寄付を出来る自分に幸せを感じるか。
「信頼と安全を育む」人間関係全てに言えること。人間として当然の事。一緒に暮らしている人が信頼できないなら安心できない。
信頼関係と安全を守ること。
古)私も以前逃れられない自分だった。自分の安全が守れなかったし自分からも逃れられなかった。
宮)怖い所にいようとする心と怖いから離れようする心もある。コントロール効かない人はいようとする。健康な人は逃げるが
不健康だといようとする。相反する感情があって恐ろしいことが恐ろしくない。
信頼関係とは安全だという事。これが分からないと一緒にいられる。暴力に対して逃げない人もいる。
(4)「理解することに」について
古)分かり合うことにつながる。別々の人間が事柄や共通点を探すことが理解することの一つ。
中)相手が何を思っているのか背景を聞いてみる。
銅)相手の立場にな智 相手の話をそのまま聞く。
宮)物の分かり方 色んな方面から見て相手の特徴を知る。色々なプロセスがあるがこちらに受け皿がないと受け取れない。
1.ある程度の情報がないと他の情報は手に入らない。井戸の呼び水が必要。
2.意味や背景を理解しないと相手の事が分からない。
3.どうやって関連付けて覚えるか。応用が利くと具体的な事例として言える。
4.客観視して批判的な目を養う。コミュニケーション力も必要。
5.内省する。自分の事を考えつつ相手を見る。自己理解の程度で人のことも理解する。
自己認識 取り巻く環境 体験 価値観 信念を理解する。
(5)2人組作る
古)止められている自己効力感を感じた 自己認識が基本。押し売りの私だが 関係性が大事。積み重ねることの重要性を感じる。
二)白さんが最初「ないです」と言ったが 自分が聴き手なら止まっているが質問する側に余裕があった。自分は一つの不安にのめり込む。
宮)相手は生きている限り可能性がある。
松)価値観を大事にしていなかった。50歳過ぎてやっとできるように。コーチとクライアントそれぞれ思っている事を質問しながら
同じ景色を見られるか。
中j)駒さんと話した。思ったら突っ走る人間。人の中で質問してやっていく。
中)クライアントが表明する・・自分が勝手に思い込んだら勘違いをやらかす。
駒)自分は友達がいないが月1回食事をする人ができて貴重。自己効力感がはっきりしていない自分だった。
白)今こういう状態ですと中さんに話した。
銅)主体的な目標設定と信頼関係。自分に力がないと思うというのはただの願望。