(1) 始めに
宮)自分にはどんな才能があると思うか?
中)自然の中に入ると音やにおいなど 感覚が研ぎ澄まされる才能がある。
銅)料理の時にアイデアがどんどん湧いてくる。昨日の残り物を使って違うメニューにが湧く。
宮)私はエクササイズを作るとき アイデアが突然浮かぶ 降りてくる。ゼロからの発想。大さんには天然の面白さを感じる
大)自分ではそう思っていない(笑)。人とはちょっと違うかなというくらいの感じで・・。
宮)自分を肯定的に打ち出す人は 自分の才能を認めている。褒められてもいやそうじゃないと否定する人もいる
昔の日本には人となれ合うような関係性 文化があった。自分を打ち出さない 相手に察してもらう。
そこにアメリカ文化入ってきた。
今はマンションでも管理人は住民のカギを預からない時代 自室で亡くなっても自己責任。自分で専門業者に契約して自衛する。
あくまでも個人の考え方で決める時代 自分がやりたいことをやって うまくいかなくても自己責任。
時代で考え方が変わっていくのは当たり前だが 学校で優秀だったことを老人になっても自慢している人もいる。
(2)2人組つくる テーマ 『相手の得意なことは何か?』 *話しを聞いて相手の得意なことを引き出す
<感想>
銅)アイデアマンの私 性格は明るい方に考えようとする才能があると気づいた。
宮)それが信じられるようになったのは何故?
銅)私は信じられているから 絶対にいいことがあると・・。質問がよかった。
伊)細さんから「こういうことが好きとか得意だ」は出てくるが才能が出てこない。もともと持っている秀でた能力。
編み物だけでなく最後まで「やり遂げる力」の話も出た。細さんは才能についてどう捉えているのか?
細)もともと持っているものから興味が湧いてできるようになった能力 編み物はゼロからやってある程度やれるから
才能なのかな?自信をもって言えない。
宮)どんなことが才能というの?
細)もともと持っている能力かな?自分でもよくわからない・・
宮)編み物は好きと言えるし能力はあります・・って?
細)先生と比較するとまだまだダメだな・・
銅)先生と比較して決めることなの?
細)比較するものではない・・・と思う
銅)腑に落ちていない感じ
宮)自分の中の妄想やこだわりを手放せない。その考えに執着している。 変えるどころかしがみ付いている。
人と比べることが才能なんですね。これも自己責任。おかしかろうとなんだろうと 今はその状態でいるということ。
悪いことだと思いつつ そう言いながらもやってしまうことはある。
こだわると変えられない。長年しがみついていたことはその人の努力で変えるしかない。
体操の鉄棒 怖いと思う人はやらない(笑) そんなことやれないと思ったら最初からやらない。どんどん行動が狭まる。
やることがなくなっていく これも自己責任
中)ものの見方で人と比較していない。こだわっている人もいることを見せてくれた。才能をどう捉えるかは様々ある。
宮) 改善するのは大変。 変なこだわりはベタベタくっついてはずれない
細)編み物の先生のようにはなれないと思い込んでいた。
宮)そうなりたいの?
細)いいや…(笑)
宮)そもそもその気がないのに よくそんなことを言える(笑)
中)職場のIT関係の仕事をやれるという話をした。 質問を受けながらチャレンジ精神が旺盛だと気づいて良かった。
古)得意なこと才能は 転んでも立ち上がれること 動かずにいられない どうして動けるのかというと色んな人に話したり 人からサポートをうけるから。努力をするのも才能。
二)自分の年甲斐もなく初めてのことをやることが才能。道内に住んですぐにスキー教室に入った。
人と比較する基準は平均身長とかに足りない自分。やれない自分にコンプレックスがある。子供が動かなくなったので私がやろうとしたり。
宮)本州にいてスキーをやるチャンスはあったの?
二)なかったです
宮)なかったのにコンプレックスと言う。チャンスがなかったやってなかったことをコンプレックスと言うの?
二)出遅れたとか(笑)
宮)全部妄想なのに 論理的なことような話をする。
二)ジャッジやディスカウントする
宮)それをする良さ 得したことは?
二)弱そうにして できないと言うとや自分がやらずに済む
宮)プラスと思ったし その通りになった
二)何も起きていない
宮)一事が万事 そのように捉えたのでは?ご都合主義で捉えている
事実としてではなく 自分の都合のいい所で解釈して納めてしまう これはノリのようにしつこい
成功にジャンプはない 一つ一つ進むだけ 洞察 言葉だけではなくその背景をきく 「ああ出遅れたんですね」
(3)デモンストレーション1回目 テーマ 『あなたのやりたいことは何ですか?』
コーチ:中さん クライアント:駒さん
<感想>
宮)どこに洞察力を発揮したか?
中)達成させたい気持ちがあるなと思った。他者と合意させるとか。
宮)誰と合意するのか?自分の洞察に関して完了形できた? 相手の喋り方が長くなっている。枠組みをきちっとするのを意識すること。
相手が長くしゃべる時 閉じた質問にしないと話はどんどん続く。
銅)最初に英語の勉強の話が出たが 話に英語の関連のことは出なかった。
二)英語はどこへ? 英語から具体的な仕事の話になっていった。
宮)質問からはずれる話もでてくる。よくしゃべる。主旨から外れると直せなくなる。これで何を学んだのか?
中)最初のひと言を聞いた時に 自分の方向軸を決めようということ。「英語はどこへ?」と思ったが修正できなかった。
駒)これからやろうとしていること 次に何をするかはっきりした。
(4)デモンストレーション2回目 テーマ「あなたのやりたいことは何ですか?」 コーチ:古さん クライアント:駒さん
<感想>
宮)聴く人はセッションの時間感覚 枠組み フレームワークを意識しておくこと。自分では聴けた感じ?
古)はい 動機とプロセスを話してくれた。
中)やりたい熱量は伝わってきたが 何を今やっているのかが見えなかった。駒さんは何をやってきたのか?
駒)担当の割り振り 原稿づくり 原稿のとりまとめ・・
宮)進捗状況について大事なことは クライアントがどこで才能を発揮したか。でも出てこなかった。常に相手の状態が
間違っていたとしても理解したら改善になる。 自己責任。コーチングがうまくいっても行動になっていなかったら
意味がない。コーチングのうまい下手は関係ない。その人が動き気づくことが大事。質問者の在り方として何にポイントを置くか?
宮)ネガティブな人がコーチングやるとネガティブなことにとらわれていく。マイナスの事に焦点がいく。
一方で天狗になっている人は自分の現状が分からない。現状を聞くのは効果的かもしれない。頼み上手も能力。
確かな事だけを取り上げる。その人の独自の力 英語における努力とか話を広げすぎるとダラダラしてくる。
中)最初の言葉「英語」がキーワードだった。
宮)コーチ側の問題。焦点化する
古)まったく駒さんに焦点が当たらず 仕事への気持ち情熱を聞いたが他に視点がいかなかった。
宮)人に興味がないとコーチングは難しい。やっていることに興味を持ったその人に焦点を当てないと事柄に話がいく。
「コーチはクライアントへの支援 共感 関心を示している」
人に興味がないと話は進まない。事柄ややった事の話が続いても分からない。やっているのは本人 その人 人に焦点を当てる。
宮)やっている仕事と英語はどうつながっているのか?
駒)この仕事は日本語を英語に直すから・・・
宮)どういうふうにあなたの英語力は関係しているのか?
駒)・・・えっとー ・・・どう関係しているのか?
宮)ああ もういいです。こうして考えているのは関係はないということ。つながってないから直ぐに出てこない。相手の特徴を認めて
リスペクトしてないとコーチングできない。コーチはクライアントをサポートする。言葉にしないレベル。支援 共感 関心は不可欠。
「クライアントへの支援」
何を目標としているのか?「やらなきゃならない」ではやれない。「何だったらできるのか?」 小目標を作り一つずつやる。
やる気のある人にしか通用しない。もし本人がやらないとしても それもメッセージ。
「リソースの提供」
自分と相手との境界線が大事。大きなお世話になるかもしれない。相手がノーなら関わり方を変えることもできる。
「支援を行う」
人間がやる気になるのはどんな時か? 熱しやすく冷めやすい人は本当にやると思っていない。もし興味関心があると止まらない。
一つ分かると次の疑問が湧き続いていく。「分からない」はとても大事 「分からない」に耐えられるか?そうして成長していく。
「クライアントへの共感」
共感を示せばいいのか?でも嘘はつけない。「泥棒したい」という非行少年 盗まないといられない 盗る快感がある。
天狗になっている人はどこかに不安 恐怖感ある。こうなったらどうしようと考えて不安が多い。
「傾聴」
こんなことを聴いてもいいのかと思う人もいるが 相手の立場に立っているから聴ける。相手の立場に立たないと聴けない。
恐怖になり信頼関係はできない。
「興味関心」
嫌なことは成長する機会になる。乗り越えると自信になる。楽をするとそれが当たり前になり 少しの事でも不満が生まれる。
(5)相手を変えて2人組つくる テーマ 「支援してほしい」「共感してほしい」「分かってほしい」 いずれかを選ぶ
<感想>
銅)不具合を乗り越え その時の状況に対して対応できるし受け入れられる。
中j)意外に思っていることを出してもらえてよかった。
駒)支援してもらいたい。人任せじゃなくて自分から動けることは?と訊かれた。
細)最後の1分で分かってもらいたいことを言った。目が悪いので人に頼んで教えてもらう支援をうける。
二)共感してほしい ユーモアの話をしたい。
永)支援してほしいことは コーチングのクライアントを見つけたいという話。
白)出てこない。興味あるのはゴルフなので話が弾んだ。コロナになって練習が止まり 自信ないけどさっさとコースへ行く。
古)アサーションの録音について 協力してくれる人は?新しい視点をもらった。
大)共感してほしい エアコンなしでは暮らせないので これから取り付けようという話。
伊)時間のたつのが速い 忙しいのを分かってほしい。
中)夫と旅行へ行く 興味関心持ってもらいたいと思っていたが それは押し付けになるところだった
宮)信頼関係をつくる。成長する基盤となるので それがないと不安定。人間をやることは人との間にいることが大事。最後は人に世話してもらう。
成長するのは人との関係の中で 積極的な行動もできる。「宮崎といると楽しい」と人にも言われる。
(6)全体の感想
駒)クライアント役をして話してはっきりしたことは 相手の質問の意図を捉えていないと話せない。
古)コーチ役をやって 駒さんのプロセスを聞かず仕事のプロセスを聞いてしまった。
中)結局 最初の言葉でどんな思いがあるのかを考える。
宮)人前でセッションをやることは練習の場 お得感がいっぱいある。それをどうとるか。「やらされた」か「やらせてもらった」か。
伊)相手の立場に立って理解する 自分の妄想につかまっている 相手の立場に立つ
細)才能をどう捉えているか?比較して考える自分 編み物の先生のようになれないと言いながら なりたいわけじゃない。
二)コーチングの場で 「出遅れている」とか表現してしまう。自分で露呈した。自己理解のひとつになった。
銅)最初に言ったこと今の話がどうつながるのか?コーチングは事柄ではなく その人に焦点を当てていく。
宮)人間同士でやっているのだから 当たり前。
大)人が話している時つまらないなと思う場面がある。
白)人の話を聴くとき 事柄を意識している 人に焦点を当てて話す
永)この人がどういう言葉で考えているか 強く感じる。 コーチングのデモンストレーションでその言葉はどんな定義づけをしているかを聴く必要があると勉強した。
宮)その人にしか分からない現場 その人のものの見方を聴く。自分と相手は同じ人間ではないから。