(1)初めに
宮)話を聴かない人の話はよく分からない。言っていること 言っていないことがある。
「宮さんがこう言ってました」と言われることがあるが 言ってもいないのに勝手にまことしやかに
言われると迷惑。こういう人との共通項はなんだろう?
白)思い込みが強い。「こう言っている」と自分で思い込む。
宮)人間として成長していない。ネガティブな事だけ考え自己疎外している。自分を成長しないようにする。
これは一番怖いこと。自覚症状がないし本人は痛くもないので本当に怖い。
白)自己成長させない・・人のせいにするから・・。
宮)その通り。「あの人のせいで・・」「こんな状況のせいで・・」と言う人。こういう人には今日のテーマは全く参考にならない
天)自覚してないかも・・でもやってしまうことある。「こうかな?」と思ったら「そうに違いない」と思い込む。
宮)そうしていると相手の反応に驚くのでは?「なんでこんなことが起きるんだろう?」と感じる。
当たり前のことでも不思議と思うと理解できない。
「なんで?おかしいなあ?」と思うのは理由が分かっていないから からくりが分かれば不思議はなくなる。
自分が思い込んで確認していない
中)日本人には言わなくても察する文化がある。
宮)恥の文化だし積極的に意見を言わないことが好ましいとされる。「私はリンゴが好き・・」最後まで聞かないと
好きか嫌いか分からない構造の日本語。西洋文化アメリカは勝手な自己主張がまかり通ることもあるし恥もない。
駒)私は自信がないです・・
宮)自信をつけてこなかったのはなぜ?
駒)・・・・
宮)学校は「これをやってはいけない」という教育だった。自己認識は話し方に影響している。
喋り方や声のトーンに出てくる。「変な人だな」と思っても面白そうだから近づいていこうと思う時と
何だか気味が悪いから離れようと思う時がある。
宮)どういう生活でどんな環境で生きて生活しているか。どんな影響を受けているか。経済的 文化的背景もある。
中y)私が嫌だなと思う人は語尾が分からない人 結論をごまかす人にはイラっとした。
宮)イラっとしない方法は?
中y)まず結論を自分から確かめる。
宮)どういう体験を積んできたが どうやって過ごしてきたか 経験的な背景がある。自信を無くす生き方が楽だと言う人
こういう視点をもっているからこれをする。私は笑いのある研修や授業を心掛けているがこれは退屈な授業を沢山体験したから。
(2)2人組を作る 「自分の状況 自己認識 環境 体験 価値観 信念について」
<感想>
銅)中さんと。どうやって自信をつけてきたのかという話になって私は「やってみたらどうなるか?」を実践してきた。
ひどいことになったらまず止まると分かることがある。
宮)自信のある人はひどいことになっても対応する力がある 対応すればいいだけの話。
「どうしたらいいか分からないので困った」と自信のない人は言う。お金が無くなってどう対応するか。
お金に困らないようにした人は色々な知恵を働かせたから。
これからは勉強のためにお金を使う。自分に力をつけると豊かになる。物はなくなったり要らなくなったりするが
自分の身についたものは強い。
「金は汚い」と言いながら年末に借りに来た友人もいた。お金に対する対応力 準備しすぎても行動できない。
借金もあったが返すのに必死。
細)お正月に子供たちが二日間泊まる。感情としては楽しみもあるが不安もあると言ったが対応すればいい。
「3人で食事をする貴重な時間ですね」と言われ「大事にしようと思わなくては」と。
用意万端よりもリラックスして迎えよう。
天)経済の事・・お金貯めるのは苦手。あるだけ使って貯蓄してこなかった。お金貯めなくても結局なんとかなる
と思っているので実は不安はない。
宮)やっていることが本音。
二)体の状況について。心身は元気で前向きな考え。教えている学習者たちも積極的 授業を面白がっている。
基になる価値観として暖かい雰囲気づくりを目指している。
宮)「内容を反復または要約する」反復されたらいやだなと思うこともあるし いいなと思うこともある。
二者の関係性 感じがいい人と思うか 自らどんどん話せっる相手か
古)利用者さんですぐ「ノー」と言う人がいて「疲れているんですね」「いやそうじゃなくて」と言う。
人に対して「いやいやそうじゃなくて」になりコミュニケーションがうまくいかない。
こちらが反復しても「いやいや」の繰り返し。
細)相手の言葉を反復することで相手を感じ取れることがある。
宮)それがパターン化すると嘘っぽい。
天)こちらが無意識に言ったことを反復されて「え?」と驚くことがある。自覚がなかったこと
を言われると「私はそう思ってたんだ」と驚くことある。
自分のことがわけ分からなくなる時 自分は独りぼっち 相手への意識はなくなる。
宮)ストップも大事 ブレーキも必要。
駒)反復 自分が言ったことをよく忘れるし それを言っていたと分かるので反復してもらうと助かる。
宮)自分の欠点をちゃんとケアした方がいい。よく忘れると言う前に自分でケアしておく。
「要約する」相手が一番言いたいことを捉える。「相手が言いたいことは何か?」どういう風に相手の話を受け取るか
自分が捉えたことを「こうこうですよね」と言って もし違っていたら訂正してもらえばいい。
銅)相手の話をどう捉えているか 私はこう捉えているということをまず表明する。
要約したものが的確化どうか 訂正し合える関係があるかが大事。
中)天さんと駒さんで「そんなこと言っていたっけ?」と。同じようなことに聞こえるが実は違う。相手がどうなのか?
宮)会話はライブ 刻々と変わる。
白)要約は苦手。覚えていないといけないから。難しいと相手が何を言いたいのか?に焦点が行く 要約してみて
相手に確認して確かめる。私はどうも相手の言葉の奥を感じる感性が弱いのではないかと思う。
宮)弱ければ人との関係は難しい。チャレンジすること新しいことに挑戦することができない。
全部間違いなく聞けるとは思わない。相手や自分への思い。内側にだけ意識していたら 常に外側の人の顔色だけ
窺ってしまい成長していけない 嫌な事や困った事を体験しないと成長しない。
幼児体験として親以外の人と暮らすことがあると 「常に外側や人を意識しなさい」ということになりがち。
これをやらざるを得ないという萎縮する人生になる。
伊)利用者さんの生活の意向を書く時に話を要約して書いているが これで間違いがないか確認している。
自分は常にくみ取れているかを意識している。
古)コミュニケーションの背景を感じ取れる感性がいる。要約する時に自分で受け取ったことを
一回ぶつけて伝えることをやっている。
宮)人間は色んな話をするが 最初の3分の話が分からないと後のことが分からなくなる。
その後は言っている本人も訳がわからない。
若い頃じっと2時間相手の話を聴いたが それは聞いていることにならなかった。ふりをしているだけ。
相手と自分の言っていることを互いに確認し合う。コーチに合わせたりクライアントに合わせたりしていると崩れる。
どうしたら信頼してもらえるか。
コンピタンシーには理想論が書いてあるが実践する人は少ない。結局何が言いたいのか?
相手の言っていることがわからないのはぐちゃぐちゃだから。
その中で「一番言いたいことはこれだ」と言わないと相手は受け取らない。だらしない生き方をしないで感情の整理をしておく。
自分が不幸では相手の幸せを考えられない。自分が満たされて初めて相手の話が聴ける。
(3)同じ2人組つくる テーマ「自分の趣味について」
*コーチ役は最後に要約する 「あなたの話はこういうことですね」
<感想>
中)山登りや動物がひたすら好き。要約されて「樹の根の張り方などが好きなんですね」と言われ「いやそうじゃなくて・・
こういうことです」とはっきり言った。
中j)英語をやっていると聞いて 昔英語を聞いて頭がいっぱいになったことがあったと思い出した。
中s)最初に聴いた。細さんの印象は趣味がたくさんあってうらやましい。ちょっと遠くから自分を観察できた。
昔は趣味があったが子育てでモヤモヤしているなと思う体験だった。
二)趣味のピアノの話。要約してもらってここが一番言いたいことを返してもらった。難しい曲にトライしている。
宮)時間を取られているというのと時間をかけているは違う。子育ては成長を見れる楽しみがある。難しい曲が弾ける楽しみ。
自分が楽しみと感じるかどうか。中sさんと二さんの共通していること。
中s)ほんとですね。確かにそうですね。
宮)意味合いと中身が同じなんだと捉えることができるのがコーチ。どうやって思うか捉えるか。
「時間を取られている」と思うと実際に取られている。ネガティブにもポジティブにも受け取れる現実。
受け取り方次第で違う人生になる。
細)中sさんの「取られている」の言葉を一緒になって「ああそうなんだ」と聞いていた。
宮)現実はおもしろい。どう見るかでガラリと変わる。僕は昔は太っていて痩せたらお腹は皺だらけ。
30分歩くことを課しているが楽しくない。楽しくないものを選ぶならOKだがウオーキング機械ならテレビが見れる。
いい気分で帰れるからよかったなと思う。意識で見方がこんなに変わる。
伊)旅行が趣味。行く前のプランニングが趣味の90%。どの飛行機 ホテル 何を食べるかを計画するのが大好き。
幸せな時間。
宮)僕も人生プランに旅行が入っているので時間取れたら徹底的に旅に行く。徹底的に自分の好きなことをする。
それでも旅の前日は行きたくなくなる。「めんどうくさい」と思っている。実際に旅に出ると「ああよかった」と思う。
どういう目標を設定するか。どんどんやれるか。
白)多趣味な私。なんでかというと色々な人と知り合いたかった。チャレンジしてたんですねと言われたが
自分のイメージはスポーツが苦手なのに不思議。
宮)コンスタントに続けているの?
白)いいや・・
宮)どうして旅行に行くの?
白)ケアンズ シドニーとか観光していた。人と交流するより知らない人のいる所へ行きたかった。
何かを得たとかはない。
宮)目的は何だろうか?聞かれたから答えるだけの白さん。ただ行った。何が良かったかは体から出てくる。
感性が弱いのかもしれない。僕の海外の団体旅行は 皆と楽しみたいから仲良く交流する。副産物が増えてくる。
白さんの旅は単に「行った」それだけで余韻がない。自分から行動することで生まれる楽しみを感じられる。
豊かさのレベルがある。
駒)音読が趣味。音源を聞いて抑揚を真似している。感情発散をしていると言われそうだなと思った。
(4)2人1組 「今日の例会で気づいたこと」
銅)二さんの話は楽しくて全身から出てくる。信頼感が出てきた。見えているものだけでは当てにならない。
その奥に大事なことがある
天)古さんの話は情熱的で湧き上がってくる話。こちらもワクワクした。背景も知って興味関心をもって聞いていた。
宮)本当なら体から湧き上がってくる。
中y)本の作家から兄弟の話をしてもらって豊かさを感じている。長い関係性について口に出す。
二)出来事をポジティブ ネガティブに見るかで色々見方が変わる。
伊)駒さんの話 ずっと好きな話はニコニコしていた。今日の学びとしては反復と要約は大事なこと。特に仕事では。
中s)ありがとうございました。ここまでの人生を振り返れた。ちゃんと考えていきたい。捉え方でどうにでもなる。
運動 片づけも思い方で変えられそう。
宮)「あれもこれも」にならない人生「物の片づけ」はテーマ。今自分が見えているここからここまでを手に付ける。
「要る・要らない・分からない」の三つの箱を作る。「分からない」が一番多いはず。一つ一つ眺めているとしたら何に使うか?
捨てたらどういうことになるか。買おうと思えば買えるか。基準を決める。「今は要らない」は大抵要らない。
自分で片づけられなければ お金払って他者に委ねるのも一つの方法。
古)ただ「そうなんですね」と言っているのは自分の問題だった。趣味のオシカツの話は安心して気持ちを出せた。
駒)興味関心持って聞いてもらい体温が上がった。
細)中sさんと組んで話しやすかった。「時間を取られて」の言い方はすっと流していた。
白)途中まで話した。気づきは仕事はやらねばと思っていたこと。反復や要約は内側に向いているからやれること。