(1)自己紹介
細)宮崎コーチと出会ったのは20年以上前 カウンセリングを受けたら未完了だらけで
少しずつ完了していった。グループコーチングを受け始めた時は「コーチングって何?」「え、未来の自分?」と
いう感じだったが前を向きながら少しずつ変わってきた。
森)千歳在住です。ケアマネ研修で宮崎コーチと出会い少しずつ看護師として肯定的に人の話を聴けるように
なったのは勉強してきたおかげ。
中j)室蘭でグループ学習をしていた。昨年4月からここに参加していて息子の支えになろうと学んでいる。
古)在宅のケアマネをしている チャプターとの出会いは中yさんがコロナになった時。コーチングもよく理解
出来ていなかったが 今は仕事に役立っている。
中s)信州木曽の御嶽山のふもとに住んでいて 標高1150mなので寒い。仕事は管理栄養士。CCEの単位が足りず
去年から参加している。オンラインは有難い。子供がまだ小さいのでこのやり方は今の自分の在り方。
ゆっくりコーチングを続けたい。
曽)旭川在住です。コーチングは子育てコーチングに参加して救われた。管理栄養士としても少しでも
やる気や気持ちが分かるように。ここに参加したのは教えてほしいと思ったので。
コアコンピタンシーを無視できないと思い 検索したらここにつながった。
ちゃんと身を置いた方がいいと思った。色んな人々いてそれぞれ別々なので公的な基準があるところで
学びたいと思った。ここまで皆さんのお話を聴いてレベルの高さを感じた。
(2) 「クライアントの状況」について
中y)今を把握する 例えば感情的な自分に気づくことがある。
伊)現状について今どうしてそう感じるのか。コーチングの問いかけとして「何があってそう考えるのか?
何を前提にして物を言っているのか」を考える。自分や相手の背景や前提を捉えることも大事。
銅)「腹を立ているように感じる」とコーチに言われても 腹を立てていないように思う自分。
それを指摘されることで少しずつ自分を分かっていけるようになった。
相手の状況 自分の状況 素直に言い合える関係づくりが大事。
中y)言葉の言い方の違いをキャッチするセンサーが大事。
天)この状況なら誰でもみんな腹が立つものだと思ったが 人によってポイントは違う。価値観に基づいて
感情的になることに驚いた。自分なりの不快を自分で解消するためには一つ一つ整理していくことで落ち着く。
中y)これからどうするかのスペースができる。
古)今の状況や現在地を知ることが大事なのはその通り。ネガティブな気持ちも大切だしすべて含めて。
過去に引っ張られていることも現在の自分。率直さもすごく大切で信頼関係が根底にあってやっと正直になる。
出していく ネガティブをはなす やっとどんな状況か分かってくるプロセスが大事。
中y)今の状況 環境 現在地を理解するためにもコーチとクライアントの信頼関係が大事。あし
中s)ある患者さんは血糖値が高いので治療につなげたかったがのらりくらりの態度。でもそれは経済的な
理由だった。もう一人は入院が必要な状態なのに自宅に戻ってしまった。犬を飼っていたから。
相手の背景が分からずただ「治療しない人」「勝手に家に帰る人」と決めつけてしまいがち。
相手を理解するステップを踏むことは大事だなと思う。
中y)ただダメな人ではなく状況を理解してサポートする。
伊)中sさんの話について やっぱり勝手に決めつけちゃうことがある。本当にプロセスを踏まないと
とんでもないことになる。相手が大事にしていること 体験したことを理解していないと問題になる。
以前はインチキケアマネやっていたので(笑)
駒)言ったことをうのみにせず 背景に何があるかを考えること。何を話し何を話さないか。
興味関心をもって寄り添うという働きかけがあるといい。
中s)訪問を受け入れてくれない人がいたが「心配してくれてありがとう」と言われた。
ともすれば「勝手にすれば」になりがち。相手を理解しようと関わるとおっかないおじちゃんも
心を開いてくれる。
自分ではチームで目標を持つことも決める。訪問前の資料に「相手を理解する」と書いてあるが
ついデータを見てこちらの言うことが先に行きがちになる。みんなで共有している。話していて気づいたら
自分がクライアントの立場に。チームでの目標がつながっていることが成果につながる。
細)積極的傾聴について。こちらから話を聴こうという意識は仕事でも個人的でも同じ。
相手の話を聴こうという姿勢や相手と自分を分けて聞くのが大切。信頼関係はコツコツやっていくことが大事。
曽)早速学びが深いと感じる。一つ言うなら理解するとはどういうことか。自分もクライアントとしてコーチとして
クライアントの時はコーチがどれくらい理解しているかによって話すことが変わる。一番言いにくいことも環境のこと。
それを話してもらって理解へ進む。コーチとしてはアンテナを立てて行きたい。
(3)反復または要約すること
中y)「ああこれこれなんですね」とオウム返しをすることだと安易に思っていた。
銅)最初の頃 反復していて娘が「お腹空いたあ」と言ったので「お腹空いているんですね」と答えたら
馬鹿にしていると言われた(笑)口先だけじゃだめ 相手の言葉を本当に気にして返さないと。
中s)クライアントの時 反復してくれる人がいて微妙に違うんですよね(笑)話していても違和感が湧いてくる。
クライアントの発した言葉を使うのはいいと思う。長い話の時キーワードを正確にメモしておいて
そのまま返すことも大事。
中y)「こういうことですね」と自分の解釈で言ってしまうとズレが起きることがある。聴く時に自分に捕まった自分もいる。
細)お母さんのためのコーチング講座の時 相手が言った言葉を使って質問をすることを教えてもらった。大事な事。
古)ケアマネとして話を聴くが「こうですか?」と訊くと「ノー」ばかりを言う相手もいる。
「一番言いたいことは何ですか?」と相手に率直に訊くことも大事。こちらの姿勢はこちらの問題。
中j)反復されると嫌な気持ちになる人もいる。自動的な反復は不快。互いに不快ならストップする。
曽)皆さんが言っていることは心当たりがある。機械的な反復は機能しなかった経験がある。どの場面でコーチの手腕が
必要なのか未だに気を遣うしできないこともある。どの場面で反復しどの場面で要約するのか?
中s)要約についてはクライアントの話が長くズレていく人がいる。「一回整理させてもらっていいですか?」と話の
要約をする。
メタファーがすごく上手なコーチがいて「まるで○○のようですね」と言われて「ああそうなんですよ!」と答えた。
(4)2人組を作る 「相手の話を要約する」テーマは各自自由
<感想>
白)話を聴いてくれていない感じと言われて 駒さんはどう思ったの?
駒)私が要約してもしっかり聞いてもらった気がしなかったと言われ 私の感受性の弱さがあってそうなったと思った。
感性を磨きたい。
中j)細さんと。家族の病気の話をしてたっぷり聞いてもらった。
細)反復や要約よりも相手を理解することを意識して一生懸命聴いた。自分が話しているときは自分で気づいたことが
あった。
中y)相手を理解することが大事。
曽)意識したことは要約と反復。デリケートな話なので軽々しく聞くより何を言いたいのかを考えた。
キーワードはベストコンディション。聴いてもらった時に娘の話をしたが 自分が大事にしていること 過去の生き方
頑張ってきたことにつなげて聞いてくれて とてもよかった。
古)こちらがおかしいことを言ったら「いや違うの」と言ってもらい互いにはっきりしてきた。楽しいことを言ってもらって
もっと楽しいことの方へ反復や要約をした。相手の話の的を当てなくてもいい。例え違っていても訂正してもらえば話は続く。
伊)「相手が言いたいことは何か?」を意識した聴き方を何回も繰り返したが100%は出来ない。もっと話したかった。
古)私も活性化した。
中s)話を聴いた時 旅行の話で楽しい事だったが価値観までいかず表面的だったかな。
私は旅行への思いを話して聴いてもらい気づきもあった。
天)一番の楽しみは何ですか?
中s)家族との楽しい思い出を作ること。フィードバックの時「自分を解放」「今を楽しむ」がキーワードだった。
(5)全体の振り返り
銅)曽さんが初参加して頂いてありがとうございます。中yさんリーダーありがとうございました。
丁寧に聴いてもらい気を配ってくれた。相手を感じとりながら 話し手と聞き手が互いに作る時間だった。
森)久しぶりの参加でエクササイズをやれるかドキドキ。やってみると感じることが多く 話をしていても整理できる。
中s)最初に皆でコンピタンシー読んで理解して実際にやってみるのがよかった。ここは予想よりも平均年齢が高め(笑)
いつまでも学び続ける姿勢も素晴らしい。
天)中yさんありがとう。楽しくみんなで作っていこうという会だった。エクササイズは学ぶことがたくさんある。
駒)自己紹介したことが新鮮だった。つながりが深くなった気がした。安心して語れる場があるのはいい。
自分とは別の視点で聞いてもらって良かった。
古)自己紹介していてズームでやれることは有難く楽しいなと思った。先月はこうだったと中jさんから言われた。
話していて今の自分の状況が嬉しかった。
伊)古さんの話をもっと聞きたかった。先月を振り返ってテーマが深まった。
細)丁寧に中yさんに司会をやってもらった。話の受け取り方は違っていてもいい。訂正してもらえばいい。
白)今日復習して深まった。傾聴は簡単ではない。相手の気持ちを汲み取って聴くのは難しい。
中j)前回はよくわからなかった。ついていけなかった。難しいけどこの会は素晴らしい。
曽)プロとして分かっているつもりの戒めとして 傾聴は出来ていると思ったらアウト。理解とはどんな姿勢なのか
体験した。仕事のリアルな体験。受けたい人が来るのがコーチング。色んな人を相手に実践している人を本当に応援している。
信頼してくれるクライアントは当たり前じゃない。有難いこと。
中y)皆さんのご協力でエクササイズを作ることができた。ありがとうございました。