ICFのCCE単位取得機関となりました。
月例会参加で3時間のCCE単位取得が可能となりました。
  1. 例会記録
  2. 2025/4/27JCAH例会記録

2025/4/27JCAH例会記録

コンピタンシー

「5コーチはこの瞬間に体験しているもっとも多くのことについて

話してもらえるようクライアントをいざなっている」

「6コーチはクライアントの進歩を強化するために 何が機能しているかに気づけるように

している」


(1)始めに

宮)持続する人としない人 興味が尽きるか尽きないかにかかっている。私はカウンセリングからスタートして

色々なものに興味がますます増えたので続いた。好きでやっているから続く。子供時代の算盤は一か月で終わり。

カウンセリングの勉強は自分を救うためだった。


(2)3人一組 「カウンセリングの目的とコーチングの目的の違い」(9分)

宮)カウンセリングの勉強は日本語の本がなかった。一般的には知られていなかった時代。コーチングについては

クライアントとして対象にならない人は目標や未来志向のない人。企業研修の仕事では悩んでいる人多いが

悩みを言うのは恥だと思う日本人は多い。キリスト教では告白や懺悔の習慣があり抵抗がない。

「これからカウンセリングを受けに行く」とは言いにくい日本。

クライアントにならないのは病気の人。精神がコントロールできない人や自傷行為他傷行為する人。問題を言葉にして言えない。


コーチングは行動できる人 まずやってみる。カウンセリングは心の整理をするので 情緒が安定していない人でも

悩みが解放されたら普通の生活へもどる。病気の人にはセラピー(治療行為)が必要。

心が落ち着いて前向きだけど どう行動していいか分からない人はコーチングが機能する。

カウンセリングもコーチングも健康な人が対象。

カウンセリングが終わって自分の事を話して笑いごとに出来るようになったら完了。

私は他人の目を気にしていたが 今は「大嫌い」と言われても「どんなところが嫌いですか?」と訊ける。

自分で自分を認めていられるか 完了できているかが大事。


カウンセリングとコーチングの目的が違う。コーチングの目的は未来に向かって行動をサポートする。目標がなくても

対象になるかと言うと 例えば「成長したい 成果出したい」は目標になる。どういう行動をしていくか 

来年までにこの資格を取りたいは目標になる。コーチと一緒にどうやって行くか コーチは応援団。

コーチ自身が目標を持っていて実践している人でもある。うまくいってもいかなくても自分との戦い。


白)カウンセリングはよくわからない 離婚しそうな夫婦が受けるもの?

宮)それを知ってどういうプラスがあるのか?

白)ドラマの内容が良くわかる・・

宮)それはこの場ではふさわしくない。

カウンセリングの目的は心の癒し。問題解決ではなく整理するためにヘルプすることもある。ついて混乱している人が

その人らしくなる。自分が自分らしく振る舞っていると思うことが回復。 

心の中を冷たい風が吹きまくるがこれは何か? やらないことが多くて親に捨てられた感覚感情があって

常に安心することがない 


感じられる力は幼児にもある 本能的に分かることがある。虐められた体験を今も引きずっている人もいる。

人には言えないようなことでもそこさえ埋まればいい。穴があるとそれにこだわるし

そのままにしておくと埋めたくなる。人生はその時にしかやれないことやっておくことがある

。時を逸してしまう人生もある。


コーチングの境界線 対象が分からない時もあるが薬を飲んでいたらセラピー 治療になる。 

それ以外がカウンセリングという認識。

「新しい仕事をやりたいが勇気がない」これはカウンセリングかコーチングか?

こういう人はどこに焦点を当てるか 僕は話を聴く。本人が分からないから焦点化しない。

過去の体験で何かこだわっているのかもしれない。何回もダイエットしたけどうまくいかない話を

コーチング的に関わるとどうか?


中j)完了してないと。目的にはっきりするといいけど。カウンセリングで原因を見極める。

中s)本当にダイエットしたいのか 本当に痩せる必要があるのか 次に挑戦するのは何があるのか訊きたい。

宮)コーチの在り方が出る。コーチは簡単に分かってはだめ。

その人が何回もやっていることを問題にしているのなら別だけど コーチが勝手に問題だと

決めつけてはいけない。本人に聞いていくしかない。


森)「何回も失敗」に引っ張られたとしたらカウンセリングかな。自分も何度も失敗したダイエット。過去の話より

今度どうやるかを聴いてほしい。

宮)「あなたの事が分からないから教えて」が大事 分からないことなのに決めつけるのは問題。 

悩んでいて動かない。問題を避けているとこれもまた問題。

古)悩んで混乱して動けなくなった。その時なんで分からないのかについて関わってもらった。

宮)感情が強い所はどこかをチェックする 一番嫌がっていることはどこか。

古)12月に落ち込み 落ち込んだまま仕事の面接に行った。


宮)言葉にしないことがテーマとなることが多い。こういうことだと決めつけると本人には分からない。 

ドアは内側からしか開かない。開けやすそうなことは何か 「気づかせよう」はない。  

「ああやっぱりそうなんだ」は危ない。あくまでもその人の人生なのにこちらが自分勝手に判断してしまうのは危険。

神様じゃないんだから。コーチやカウンセラーが決めつけなかったことで助かった。

優しさの中の厳しさ 厳しさの中の優しさが大事。


細)相手の事を決めつけないのは愛。こうだと決めつけてそこだけ見るのは失礼な事。

宮)それは日常の中でもやれていないと。

伊)優しさと厳しさ 厳しさは自分に信念がないと生まれてこない。

宮)自分の中で辛くてもやり続けないと人に対してやれない。自分との戦い。例えごまかしても人に言われない。

自分のストレッチ体操はコーチがついている。「なんでこんなことできない?」とも思う。

伊)自分との戦い 苦しくても戦い続ける。

宮)辞めるのは簡単だが続けるのは新しい興味を見つけない限りやれない。人生は上り坂だから。

森)簡単に「気づかせて頂いた」と言っていたが 本人の話を真摯に聴いてくれているなと感じた。

宮)教えてあげたらわかるでしょできるでしょ とはならない。


(3)3人一組をつくる 「今 感じているもの」 (7分)

*クライアントが感じていることを深める 本当に言わんとしていることは何か

質問例「今 体にどんな違和感がありますか?」など


細)最初は感じていなかったが 人の喉のイガイガの話を聴いていたら自分も影響された。

森)「どうしていいのか困っちゃうんです」と言われて混乱した。どこかで解決しようとしていた。

宮)「どうしたいのですか?」とも訊ける。

白)最初はこめかみが気になってスキャンしたら肩の痛みが出てきた。

宮)外側に影響を受けて刺激されやすい。主体性がないのかもしれない。

銅)森さんの話 頭がどよーんとしている。この季節はいつも鼻が詰まっている。これから対処していこう。

宮)感覚を言葉にするのは難しくない。言語能力のない人は「えーっと何て言ったらいいのかなあ」となる。

どう物事を捉えるかで違う。語彙が多い人は表現力がある。言葉が豊富なことは有利だなと経験で思う。


(4)同じ3人一組  「緊張した場面を思い出す」  9分

中s)緊張した話 言葉だけを受け取っていくだけなら緊張の体の話。武者震いの方の話もある。細かく聞いていくこと

深めていくと全然ちがう所へ行く。

宮)勝手な解釈をして始めると違ってくる。概念が違う。

森)話を聴いてもらいドキドキの中身が出た。自分の話を外に出せた感じがした。


(5)同じ3人一組 「今の気づきをさらに広げる」

銅)胃が重たかったが笑っているうちに27%まで回復 軽くなってきている。ゆっくり聞いてもらった。

胃に語り掛けて「もうそれは終わらせたよ」とやさしく語れた。

宮)言葉はどこの立場で言うかで変わってくる。

伊)ケアマネとして特に曖昧な事を言うと信用されない。はっきりゆっくり話す。どういう立場で言っているのかは大事。

古)ダイエットを繰り返す話 うまくいかない時に「何を改善したらうまくいくか?」という視点があれば 質問者も

話し手も方向が全く変わる。


宮)これは生き方とつながる。コーチングをやっていてよかったのはプラスの方に考えて生きられる。

身についていないと防衛本能が勝つ。どこに敵がいるか分からないけど習慣化する。

何も考えることなく防衛する これが一番怖い。

意図的にやっていたら改善するけど無意識だと大変な事。コーチングの良さ それを自分が一番やっている。

プラスの方を向いて生きてきてよかった。意識 思い方が明確だとwantだから強い。

カウンセリングをやるがご飯は食べられないし嫌いな英語をやらないといけない。

好きでやっていることの中には好きじゃないこともある。やり通したから今でもなお続いている。

中s)無意識を意識化している。いい習慣が無意識化したらとてもいいことにつながると思った。


(6)新しい3人一組 「自分が成功したなと思うこと」15分

古)無意識にやっていたことを意識的にやっていることではっきりした。お弁当づくりで気づいた。

宮)僕が太っていた時はまず野菜から食べた。基本的に大事。炭水化物は極端に少ない。黙っていたら太る。

伊)話していて日頃の人間関係や平時にやっていたことが活かされたと思った。常にギブアンドテイクで

やっていてよかった。

宮)物事は感じたことをすぐに言うこと。作り話にしない。即答することが大事 アメリカでは講演の感想や

質問をする人がたくさんいた。それがマナーだと言われた。


銅)先週 生ふれあいで起こるべくして起きた。やれることで力を出した。嬉しかったのは夕食会を

森さんと古さんが「やります」と協力してくれた。人間関係の大事さを感じた。

宮)どういう出会いをしてきたか 応援してくれた人がいたからやり続けられた。

見張られたこともある。生徒の親がちゃんとやっているのか見ていた。私を確認したい 

ずっと私をみていたので私は成長したか聞きたいと思った。見張られていたと思っていたが 違っていた

我が子を見ていただけ。


森)本音を言う前のドキドキ 「言わなきゃいけないの?言いたいからなの?」と訊いてくれた。

しっかりと「言いたかった」と気づいたのがよかった。

白)タイヤ交換の話 タイヤは整備会社に注文したが運がいいから流れが良かったと思った。

宮)運を引き寄せるような行動を続けているからいい流れになる。

細)今朝から音声のダウンロードできない。URLを再度送ってもらってうまくいった。

成功の要因はしつこくやることだと思った。

宮)粘り強いという言い方もできる。過去の成功体験を思い出して 常に自分のプラスを考える。


(7)全体の感想

伊)優しさ 厳しさ 自分に甘い自分なので人にも厳しくできない。これからは自分に厳しくを考えてやる

古)繰り返すダイエットの話。原因究明の話に行きがちだが 成功体験に目を向けるとまたやる気になってくる。

中j)人間関係の大切さを成功体験で。色んなことをやってみんなつながっている素晴らしさを実感した。

白)自分を明確にすると他者も明確になるし動ける。人と話をして質問をする時 気づかせようとしていたことがある。

決めつけは危ない。教えてもらおうという気持ちが大事。

細)相手を決めつけない。教えてもらうという気持ちで聴くこと。粘り強いさを信じてやっていきたい。


中s)うまくいった要因の話は他でも使えそうなことに気づいた。クライアントが言った「しつこい」を

「粘り強い」に言い換えるのがいい。語彙力を増やしたい。

森)コーチでもクライアントでもどの言葉に反応しているかを押さえておく。言語化していくことが大事。

宮)あり方が問われる。

銅)うまくいっていることといってないこと。焦点を当てることをどこにするか 実践していきたい。


宮)コーチにもクライアントにも理解の仕方がある。

意識化できたらコントロールできるかもしれないが練習が必要。強く言うとか弱く言うとか。

意図をもって言うこともある。

微妙なコミュニケーションの在り方 一つの聴き方で人の人生に大きな影響を与える可能性もある。

ちょっとしたこと。出会いに似ている。コミュニケーションしているうちに

どうなっていくか どう聴くか どう言うか 人は左右される。神経をつかうこと どういう思いで言うかを

身に着ける。