コンピタンシー
「7、コーチはクライアントのニーズに応じてコーチングのアプローチを調整している」
「8、コーチは、クライアントの現在および将来の行動、思考、感情のパターンに影響する要因の特定を支援する」
(1) はじめに
宮)どれだけ相手に合わせたコミュニケーションができるか・・相手を見てやる。
細)義母に普通には話ができない。子どもには上から目線。育ちの中であまり会話がなかった。
宮)それはあなたの責任ではない。どういう関係にいるかが大きい。自分で選べて変えられること、変えられないことがある。
この人に言って大丈夫か?直感力。
中j)息子にはなんでも言える。苦手な人はたくさんいる。
(2)コンピタンシー7、具体的な方法
1) クライアントの状態を見極める
相手のコンデションがわからないと難しい。一律では何もできない。
2) 質問の仕方を変える
集団の雰囲気を全体で感じ取る。「自分が嫌われたらどうしよう」は人のせいの得意な人の特徴。
古)勝手に母に嫌われたと思い込んでいた。2年前にも仕事で「嫌いだー」と。
駒)いい人になりたかった。いい人じゃないから「嫌われたらどうしよう」になる。
宮)肯定的な部分から話し始めても、ネガティブな人は「子どもの時代はこうだった」が始まる。
天)過去を引きずっていることがわかってなかった。いい人の行動を自然にやってしまっている。
「いい人に思われたい」から「嫌われても大丈夫」になってきたが、その奥深くがまだわかってない。
宮)「あそこのおばさん見てるよ」は自己不在。45才まで「人に迷惑はかけない。人と親密になるな」という
マインドコントロールがあったが「人は迷惑を掛けたり掛けられたりするもの」に変わっていった。
天)人と親密になれない→なりたいと思っていない→だからしない。
白)「あなたはマスクしないんだね」。良く思われなかったに違いない。相手は「マスクはするべき」と思っている。
私はマスクは自由。しなくてもいいと思ったが一瞬動揺。私は「マスクはしなくていいのよ」と上から目線。
宮)「感情的な人だなあ」と自分が捉えたとすると質問の仕方が変わる。
1、感情的に引っ張っていく。もっと具体的に。2、傾聴型。あの方の言う通りだなあ。3、論理的。それをしていなかった。
4、主導的。私は私。あなたはあなた。4つぐらいを瞬時に聞き分ける。
(3)4人グループを作る
A:コーチ、B:クライアント、CとD:オブザーバー。
CとDさんは、Bさんが話す内容を聞いて感じたことを番号で示す。
1、クライアントが混乱している 2、考え始めた 3、行動に移したがっている
<やってみた感想>
話を聞き分けることの大変さを感じた。数字を出すことが気になる。意識の分化がどこまでできるか。
(4) 5)手法を変える 6)進行ペースを調整する
宮)聴きながら、パンパンパンとイメージができる。「〜と思いました」は分かっている領域ではないことがわかる。
スポーツのトレーニングと一緒。集中。全力投球。
(5)コンピタンシー8、具体的な方法
1)過去の経験やパターンを振り返る
2)影響を与えている信念を明らかにする
宮)作り話と過去の経験値が混在し真実かのようになる。歳をとってくると親と発想が似てくる。
最初の基本が親だった。ものすごい影響力。経験値。認知症の人たちは段々と押さえていた蓋が和らいで
怒りが出てくる。悪感情を抑えていた時は大丈夫。若い時に吐き出しておく。
中)誰でもオープンもありえない。どれだけ折り合っていけるか。自分がわかっていくこと。
宮)人が助けてくれない、困るからやる。お互い様がない。
天)勝手な人を「変えさせよう」でなく、それを私がどう理解するか。クライアント力も大事。
「何を思ってやってるのか」が大事。
宮)同じ「本を読む」の行動でも、自分の中から読みたいと思って本棚に向かって自分から読みにいくか、
外側の要因ですることがないので読むは、本は向こうから来るべき。本はこないので腹が立つ。
わからないことに問題がないと問題ではない。辿り着こうとする意識がない。目標がない。
森)嫌なことがあったら断ち切るように狭い世界を自分で作っていた。
宮)与えられた自分の責任。どんなに仲良くてもいつかは別れる時が来る。だから今が大事。
古)母はコンサートに行きました。嬉しそうで。あと何回行けるか。今が大事。
宮)完了形がどこまでできるか。自分のことを笑い者にできたら終わり。認知症の人は昔のことは覚えている。
しっかり意識された経験は残る。今のことは忘れる。自分の都合のいい話になる。自覚症状がない。
自分の中がごちゃごちゃしてるからはっきりしていない。思い方は気になる。これほど自然界と密接な関係はない。
酸素を吸って二酸化炭素を出す気の交流。気の流れと同じ。気も行き詰まると具合が悪くなる。
存在がネガティブだとマイナスを出している。
白)周りが盛り上がると私は盛り下がる。私の隣の席の人も暗いな、元気ないな。下げている波動があった。
宮)それは自分から上げていない。外気で変化してる。内気がないと活気がない。
3)環境や人間関係の影響を考える
宮)自分の話していること。頭の中がぐちゃぐちゃだと悪循環がずっと続く。未来の話へも繋がっていける。
「わからない」の反応は難しい、馬鹿馬鹿しい、全然わからない。現在形で過去に行ったり未来にいったり。
固定化しないで話すと話ができる。
4)未来の行動パターンを作る。
どんな工夫ができるか。現在、過去、未来の質問をする。
(6)全体の感想
中)今この人がどういう状態かキャッチすることが大事。
細)母のこと、一点だけを捉えて話していた。そういう自分だと話してみてわかりました。
中j)現在地をきちっと書き出して一つずつ決めていきたい。
白)ゴルフに行く不安。焦っている。過去現在未来がぐちゃぐちゃ。どんな練習をしてきたのか。
意志を持ってやるんだという主体的な感覚がない。持てないのは人のせいにしている。
森)同窓会をどのように楽しくするか。未来のことを聞いてもらうと楽しい。切り替えることが大切。
五分五分にできることはなんだろう。