2025.9.28JCAH例会記録
(1)始めに
宮)カウンセリングはネガティブな思い込みや過去のネガティブな体験感情を取り組むが
コーチングは気づきや意欲 目標に焦点を当てる。大脳生理学的視点から見るとどの部分で生じるかが分かる。
「頭悪い人」は脳が全く働かなくなる。想像力を働かせる脳が機能していない。脳の仕組みと構造それぞれが
連動しないと機能しない。見えたものを言葉化するのはシナプスでやる。もしバラバラのままなら障害になる。
交通事故で脳梁が切れた人の場合 左脳と右脳は別々の働きになる。右手麻痺は左脳が麻痺している。
人の話を聴いて理解ができないのは創造性が働かない。
使わないと機能しなくなるから「やらなかった」は自分が麻痺に向かっていること。
当然運動量が減ると体力低下する。
その人の見方を続けることで脳がその形に定着していく。「何もしなかった」が続くと機能が落ちていく。
私は自分の頭が活性化しておくために資料作りをしている。自分のため。
「力を使ってこなかった」ということは力を出せないままで来たこと。
股関節が硬い体なので できることとできないことがあるが歩く距離は伸ばしていく。
1キロ泳ぐ時に考え事をする。背泳ぎの時に船をイメージするとか。当然心臓や肺が動いているが脳もシナプスで
つながり活動している。内臓同士でつながり合っていて血流が上がる。
短気は損気。チャンスや場を失う。脳は左右で機能が異なる。右は女性脳と言われ想像力や感受性
左は男性脳で計算や論理観念。右と左のバランス感覚が大事。男女の理解は難しい。
想像力が必要になる。コミュニケーションをとりながら知っていく。
クライアントの中に何も蓄積されていないと知るとコーチとしてもやる気がなくなる。
やりがいあることが幸福につながるので価値あることがしたい。
価値のないことをコツコツやることで価値あることに変えていく力が必要。
目利きになるには価値のないことをコツコツやれるかどうか。
人前で喋れないと言う人でも少しずつでも努力して喋れるようになる。
物価の値上げに敏感になるのは昔の物価の感覚でいるから。感覚を使うようにしないと弱るし退化する。
それが不要なものとされるから。
銅)運動を始めたが動きを見ても動けない つながっていないなと感じる。
宮)運動をしてないとゴルフの玉も飛ばない。何か一つ取り組んでいると追及していくことで
人生上発見することがある。
中)逆上がりができなくなった。料理はしているので食品の見極めは進化してきた。子供が高校生の頃は
おいしい料理は作れなかった。
宮)コンピタンシーをやっていて何回も読んでいるが毎年見え方が変わってくる。分からなかったことや
見えなかったことが見えるようになるのが楽しい。一つの事をコツコツやったから感じること。
カウンセリングは過去の傷やトラウマを見つめ安定を取り戻す。
不安や怒り 恐怖の処理 特に心に残っていることがデフォルメされていく。視界が狭くなると
細かい所は良く見えるので 過去の思い出が復活してきて自分の中で浮かび恐怖になり現在まで引っ張る。
今現状は違うのに過去がそのまま。僕は21年かけて自分の問題から解放された。
客観性にまで持って来れるか?感情は状況で揺れるが 今人から嫌いと言われても平気なのは
前頭葉(客観性)で処理しているから。
コーチングは感情面の処理は要らない。状況さえ明確になっていればどうやって動くかだけ。
前頭葉の中で視点を広げ 意識して自分のやることをコツコツ続ければいい。何かの報酬を得られるから。
自分で「これをやってよかった」「よしよし」と思えば「もっとやろう」になる。
カウンセリングは前頭前野で処理できない情緒的なものを扱う。感情の整理できないし安心感得ても問題解決しない。
悩んでいる人は先を不安がるが 冷静に処理している人は失敗しても「次は何をする?」と考えられる。
脳の事に興味をもつと大脳生理学ではどう見るのか。
中)昔は「これは誰が悪いのか」という考え方だったが今は「これが起きた じゃあどうするか。これか?あれか?」
と動くのですっきりしている。
宮)大人になっても赤ん坊のように泣いたり喚いたりする大人は気の毒。まるで刑務所のような所に自分を
閉じ込めている。同じ「行動する」と言っても立場の違いや人によって大きく違う。
そういう見方をすればそう見える。好き嫌いで決めることもある。投影の法則で言うと
間が悪い人もいるが「これは丁度いい」と思っていると丁度いいことが起きる。
伊)かつては丸ごと感情だった。ただ安心したかった。前頭前野を働かせて仕事をコツコツやっている。
感情に振り回されない。
宮)環境にも左右される。自分の中で同じことが繰り返される人は 幼少期と同じようなやり方をしようとする。
覚せい剤のようなもの。同じことの繰り返し。それは感情だけの人 成長しないことを選んでいる人。
お金さえくれれば働くと言う人は楽しくない。
駒)自分を短気だと思う。後のことを考えず行動することが多い。前頭前野は働いていない。
理性が働いていないのかな。理性を働かせるように・・簡単じゃない。
理論は知った。実践の部分 感情の部分 まずコツコツやることかと思った。
宮)いくらそう言っても 感情のコントロールのためにやっていることは?
駒)焦っているので深呼吸して心を落ち着かせること。今やってみて落ち着いてきた。
宮)何を思った?
駒)落ち着いてきたのでほっとした・・
宮)こんなふうに言われてもさっぱり分からない。分かった事は?
駒)前頭前野が理性的な事
宮)それが分かってどんな事に行かされるのか?
駒)・・・答えられない・・
4コーチは様々な行動の中から得られそうな結果や学びを見極めることでクライアントを
支援している。
宮)新しいことを試したい こんなふうにやっていきたいなどアイデアを出していく。
中j)銅さんとコーチングとカウンセリングの違いを話した時に カウンセリングは前向きになれなかったが
コーチングでは前を向いているのでほんとに楽しい。
宮)前向きさを感じる人もいるが 前向きにやらない人もいるかもしれない。ただ悩んで終わる人もいるし
生きがいを感じる人もいる。人の世界で悩む種がなかったら困る人。悩むことが生きがいの人もいる。
中y)私も以前はそうだったんだけど。
白)母は悩む種がなくなったら生きる意味がなくなった。心配や心残りがないから死んでもいいと
思ったのか弱っていった。
ゴルフと出会って課題を克服する必死さと楽しさを感じる。「あれしよう」と思うのも楽しい。
可能性も感じて人生が変わってきた。
宮)その人が何を思っているかで変わっていく人生。
楽な道を歩みたい人 チャレンジや方向性は要らない人 安心してやれるが第一の人は
コーチングの対象者になれない。何か実行すれば必ず反応がある 何か起きる 結果がでないと
「ああダメだ」というジャッジ(評価)になる。
駒)ホッとする感覚を求めることが多い。職場でやってみてもうまくいかない。厳しい事言われてシュンとする。
あーダメだったと終わらず次にどうしたらいいか。少しずつ工夫しているつもり。止めちゃいけないなと思う。
中y)聞いていると駒さんは安心したいだけ 自分を見ない限りコーチングにいかない。
宮)ジャンプするだけで成果がでないようにやっている。言っても通じないならどうしようもない。
銅)厳しい指摘を言われた時 自分のどこにその要素があるか シュンとすることが一時的にあっても
内容を精査するのが大事。
宮)どこに問題点があるか分からないまま進んでも同じことを繰り返す。自分では分からない時に素直さがない
正直じゃない 「こんな事を言われた」は被害者。何か指摘された時にしっかり自分を見られるか。
「あれやる これやる」と口では何とでも言える。言うことを繰り返すだけで本人は同じまま。
やってみると答えが出る 自分の成長のみ考える。コーチは「あなたにそんな力があるのか?」と質問することがある。
行動を選ぶと結果や学びがある。優先順位を決める 実行する。
僕自身の体調をよくしておくことは皆さんへの礼儀でマナー。ベターコンディションでいる。
不快なことが多いと勘が冴えなくなりドジをすることになる。
5コーチはどうやって前進するのかを使える情報 支援 障壁の可能性なども含めてクライアントが
考えるようにいざなう。
宮)自分の強み 長所 人との関係がない人はコーチングにならない。
研修にも行っているが 実際にやらないと何も入ってこなくなる。自分の事が分からなくなる。
人脈がないとやれない。紹介してくれるだけの人もいた。それが自分の資源になる。
研修の場では環境要因 どういう環境にいる人か参加者の癖など聞き分ける能力が必要。
現場に行かないと実際が分からない。ハプニングや間違いが起きても「場」として共有できるか。
伊)クライアントは最低限素直じゃないと成り立たない。
宮)正直じゃない人実行しない人はいる。謙虚さ正直さは才能。親に感謝した方がいい。
それらがないと信頼ができない。
(2)二人組を作る 「今やろうとして躊躇していること」 15分
<感想>
銅)今一つの棚に物を押し込んでいる。今年片づけようと思っているが本当にやる気があるか
聞いてもらった。中jさんが方法を教えてくれた。ちゃんときれいになったイメージができていない。
どうなったらいいかがはっきりした。
伊)外国旅行に行くが そこに住む知人に会って感謝していると伝えたい。
昔私を大切にしてくれた人。その人の家族にも会いたいからリクエストしたい。
中y)足をぶつけて紫色になって痛かった。良くなったけど血管が切れてるようなので
どこの病院に行ったらいいか探す
駒)ベランダの網戸の掃除 大量の水を使うので隣のベランダに水が流れていく
雨の日の夜に掃除しようと思った。
6コーチはセッション中やセッション間の学びや洞察を要約するためにクライアントと
協力し合っている
宮)「学びと洞察を要約する 」以前に注意したことをくり返す人がいるが 同じことを繰り返している
クライアントにコーチは何も言わなくなる。
何か問題があれば痛い目にあう。同じミスをやるのも個性かもしれない。欠点は2~3回注意しても
「また言ってもらえる」と捉えられる。同じミスを繰り返されたら周りの人はどうとるか。
何も言わなくなるし相手にもされなくなる。周りからの不満の声が出ることもあるが
何も言われなくなってくることをどうとるか。
駒)無意識に嘘をついた。狭い部分でしか考えていなかった。指摘されてばかりで負担をかけている。
宮)常に未完了の話をしている
7「コーチはクライアントの成長と成功を祝福している」
宮)後ろ向きの話はコーチングではない。
銅)どこに向かって歩いているのか? 出来てないことばかりに向かっている。現在地を知ることが大事。
宮)現場検証せず先に行こうとする。今私が言ったことをどう理解したの?
駒)今私に起きていることを捉えていない。終わらせないこと沢山増えている。
宮)「どうして起きていることを捉えないか」を考えない。自分の未完了。ミスもどうして起きたか分からないから
繰り返し同じパターン。どういうことなのか分からないからへっちゃらで繰り返す。
中y)大事なことが抜けている。
宮)理解ができていない。できないから同じことを繰り返す。僕の言ったことを真似る。
何を訊かれているのかは理解力が必要なので実は深刻な事。でも本人はそう思っていない。
今に生きていない「私はこう思ったのでこれをやっている」がない。コツコツやることができない。
僕は毎日ノートに書いていて続けていればすごく多くなる。
気持ちが焦る時は「今ここ」にいない。先に行っている
(3)全体感想
中j)言い訳してちゃんと返事もらえる。言い訳しない。
銅)脳のイラストを見たらつながっている。鍛えていくとつながっていることが分かる。
宮)賢い人は「今やれることは何か?」すぐに出てくる。総合的にはっきりしているから浮かぶし
すぐに実行。その場で反応として出てくる。資料は自分の思っていることで根拠のあることを書いている。
現場で使うかどうかはその場で決める。キャリアを積むとその場を見て機転効かせる。
あくまでも受講生のためにやっている。
白)最初に大脳のことが出た。練習したら足の指でグーチョキパーができるようになった。コーチングを
続けてネガティブさも少しずつ変わってきた感じ。「やっと終わった」とか「やれやれ」が無くなってきた。
駒)焦っている 実力以上のことをやろうとしている 嘘をついている。今のことと嚙み合っていない。
同じことの繰り返しをしていることに気づかない。
宮)なぜ実力以上のことをやろうとするの?
駒)今の自分を否定しているから。
宮)否定して何をしようとしているの?
駒)改善して・・
宮)力がないのに改善できるの?何のためにそれをするの?
駒)・・・・
中y)クライアントの強みやそれぞれの個性や違いをコーチは常日頃から
情報を得て テーマを返してくれる。私の持っているものは長くやっているから
成り立っている。欠けている所を言ってもらえる。
伊)素直さ 謙虚さ 正直 は大事。旅先で会いたいと思う人たちに会えたらいいな。