ICFのCCE単位取得機関となりました。
月例会参加で3時間のCCE単位取得が可能となりました。
  1. 例会記録
  2. 2010/9/  JCAH例会記録

2010/9/  JCAH例会記録

宮) 楽しい事の半分は辛いこと。必ず壁がある。最初は面白いけど途中で嫌になって多くの人はそこでやめる。コーチングも同じで単調になって止める人もいる。 だけどそこを突き抜けるとまた次の楽しいことがある。コーチングが日本に入ってきて10年以上たつが進化してきた。

1) 3人組 お喋りタイム 思いつくまま話す 

テーマ「自分にとって信頼できる人」例)気が楽な人 損得抜きで付き合える人

Aさん話し手 BさんCさん聴き手

<感想>

銅)長く続いている人は夫。18歳の時から続いている。「これまでやって来れたのはひたすら僕の忍耐のおかげ」と彼は言うけど(笑)私は子供が10歳頃に苦しんだけど色々学んで自分との信頼関係を作ってきた。当時は家族との絆を作りたいと言っていたけど今そのようになってきた。

宮)自己信頼すなわち自信が大事。自分をどこまで信じていけるか 自分を頼りに生きられるか。これはコーチングの基本中の基本。


柳)若い頃から付き合っている人との付き合い途切れたけど ただこれからだな。やっぱり素の自分で付き合って行く。僕が受けた他人からの思いやりを認識して 別の人にもできるような人間になれたらいい。

宮)若い頃スイス旅行をした時に通りがかりの農家のおじさんに「家に泊れ」と誘われたが躊躇した。でも目の綺麗な人だからいいかなと思ってついて行ったら奥さんとおばあちゃん 子供二人の家族。 質素だけれど暖かく歓迎してくれた。とても楽しかったと言ったら 「日本に帰ったらこれをやってほしい。困っている人がいたら自分にできることをやってくれ。これが社会を変えることだ。」と。そして帰国後ホームスティをやるたびに 同じことを相手に言った。


羽)困った時に助けられたことを思い出し そのお陰で今こうやっていられるんだなと思った。

駒)長く付き合える人はちょっと耳が痛いなと思うことも率直に言ってくれる人。私のために言ってくれているなと感じられたら信頼できる。

三)信頼しているのは高校時代の友達2人。一緒に何かをしている一緒に苦労した 悪いこともいいことも一緒にやった。これからの関わりにおいても一緒に行動したい。

船真)何十年も付き合っている人。損得もなく会えば笑ったり泣いたり話したり聞いたりしている。先々月弟のバイク事故を教えに来てくれた男性は 実は息子の古い親友だった。家に遊びに来てくれて息子は今東京だけど私達夫婦と一緒に夕飯食べてすごく楽しかった。つながりが広がるのはすごくいいなと思った。

澤)長く付き合っている人は数人いる。その人達は似ていないけど共通項はある。自分をはっきり持っていること。笑いのツボが似ていること。何年か会っていなくてもすぐに話がはずむ。ぶっちゃけて話せる。夫は長く付き合っているけど笑のツボは全く違う。

船渉)自分が困っている時に辛抱強く話を聞いてくれる人。余計な話は要らない。そういう人が一番信頼できる。


細)信頼している友達やおじさん・おばさんの話をした。一緒にいると暖かい感じ。感覚的に居心地がいい人が分かるようになったのでそれを大事にしていきたい。いつも笑顔で迎えてくれて変わらない態度が信頼できる。

大山)自分では意見を普通に言っているつもりだけど他の人からは変わった表現だと思われる 最終的に自分をストレートに言う方だけど「もっとこうしてみたら」と私を支援してくれる人がいる。お友達は年上の方が多く支えられ成長できている。有難く感じ頼りになる人は信頼できる。

中)現在信頼関係が出来ている人の共通点は自分の価値観と同じものを持っている人。これから信頼関係をつくるには まずはさておき自分が相手を信頼することだと思う。


光)直感で自分に「合う・合わない」と感じたことは外れたことはない。人にはいつも思い込みだと言われるけど(笑)小学校の時からずっと。第一印象が悪くて後で好きになったこともなかった。信用出来る人は直感で分かります。

<休憩>

宮)コーチは常に誠実さを示しているので時にはきついことも言う。相手側が否定として受け止めたらそれは否定となるが コーチとしてクライアントから学ぶことがたくさんある。こちらはどんなに誠実に関わっているつもりでも相手が受け入れない場合もある。どんな人なら信頼できるのか どれだけ自己信頼ができるのか問題。


船渉)職場の会議などでいきなり「こうでしょ」と嫌な言い方をする人がいる。信頼関係をつくるために「あなたを否定していない。 話し合っている目的は一つで どの道を行くかを話し合っている」と言っておかないと「どうして私の意見を否定するのか」と。「今回はこのために話している。そのために意見を出している。どうなったらいいのか 今の自分達が何ができるのかをしっかり考えたい。

」とはっきりさせておくとぶれない。

大)一対一のコーチングでコーチに求められるのは重たいことだよねと。素直に言ったことが全部受け入れられないし 迷ったら自分の誠実さを示すために答えを保留することもある。

宮)率直に言った事が相手に受け入れられない場合 その事をお互いに認め合えれば問題はない。それが信頼関係だから。言ったことでどういう反応があるか。もし怒り出したとしても信頼関係があれば困らない。相手から悪感情が出たら嫌だなと思っている方がむしろ危ない。もし相手に気持ちを隠されて陰で言われると信頼関係が作れなくなる。自己信頼が試される。その人のものの見方(事柄)とその人自身を分けて関わっていけるかどうか・・修行に近い。


三)どれだけ正直さ誠実さ真剣さを持って人と話しているかなあと。職場やプライベートでも相手を見て線を引いているが その線の位置は相手への信頼度の表れ。話しやすい環境をつくるのはどこででもやれると思う。

柳)相手が話しやすい状況をつくる 相手が自分を出しているとこちらも言いやすい 自分を出すことが関係を深める要素 思い込みを外して話したらどうなるかをやってみたらいいかも。

中)タテのコミュニケーションである会社だと時には正直でない方がコミュニケーションがうまく行く。ヨコの関係では環境づくりや相手を受け入れているかどうかが大切。


光)自分が思い込みが激しいから相手も激しいだろうなと思うのでなかなか正直になれない。

船真)クライアントの醸し出す雰囲気があるから それをこちらが読みとって同じ事を言うのも色々言い方がある。 それが分かる千里眼で見えればいいなあと。

羽)相手によって話し方が変わる。相手の反応をどんと受け止めるのって難しい。宮崎さんお上手ですね(笑)

宮)プロだから(笑)相手を大事に思えば言う。愛がなければ言わないです。


細)信頼関係はお互いに作っていくものだねと話し合った。私に足りないのは自分に対する正直さ。こうあるべきが強く 自分でも本当の気持ちが分からなくなる。

宮)正直さは呼び水になる こちらが正直に言えば 相手も正直になるチャンスがある。

駒)ボードに書いてある「裏表なく正直に」という言葉に反応した これは私の恐れだが こちらはそんなつもりがないのに相手によっては否定的にとられるのではと思う。その見極めについての自己信頼感がない。場が読めないので 周りの事を考えて発言できたらいいなと思った。

澤)若い頃に職場で怒鳴り合った人達がいたが 何十年経っても気兼ねなく話せる。正直に出し合ったのは貴重な体験だった。数日後にランチ会で会うけど今回面白い発見があった。