1)講師挨拶
宮)ビジネスもパーソナルもコーチングの基本はどれも同じ。コーチとして持っているあり方がコンピタンシー。コーチ認定を受ける前提で大事なポイント。人と関わる基本形で自分と関わる時もつかえる。楽しい気持ちがないと面白いことも言えない。優しさが無いとユーモアが生まれない。否定的に言われた事を肯定的に言うにはちょっと視点を変えないと。
2)「これはおかしかった」と思う体験は? 3人組み
宮)看護学校の授業でやるのは20分間共同で無言で絵を描く。じっと見ていたら必ずストーリーィがある。それを基に劇を作ってもらう。夜も寝ないでやっている。録画して後で皆で見る。意義は看護師は見られる仕事。受け身ではなく「見せる」という意気込みが大事。そのためには練習(学習)が必要。見る側も勉強になる 観察してそれを言葉にするという練習。中には嫌がる人もいるがそれを強制せずにどう関わってもらうか。劇をやっている時は皆げらげら笑う。どうしてあんなに楽しいのかと訊かれるが 「それは大事な疑問だね。また勉強だね」と答える。仮説はもっているが。
澤)ドジをやって自分で大笑いした話しをしたが 畠さんからフェースブックの話が出たので私はどんどん話したくなった。
畠)笑うことから始まったので 話しやすかった。
本)宮城の88歳母がヘルパーさんに物をあげるので注意したら 母は「おらそんな事してながす」と隠す。まだこれだけの知恵があるのかと笑った。
御)何年経っても思い出して笑えることがあるが 今のお笑いは笑えない。
羽)ツボに入ったものは楽しめる。
高)可笑しいことが特に浮かばないくらい いつも笑っている。自分の失敗も笑いにもっていく。皆が和む。
光)大阪の人と笑いのつぼが違う。育ってきた環境でみんな違う。
木)職場で重たい気分を冗談を言うことで変えたりしている。生活や文化の違いで笑も変わる。
宮)うちでは父に「死ぬのをすっかり忘れているよね」と言ってゲラゲラ笑っているが 別の家ではひどい話になるのかも(笑)
駒)失敗を怒られると思ったら笑話で返してくれた。起きた事をどうとらえるかで違う。
宮)ユーモアの5カ条がある。独りよがりではいけない 人を傷つけない 悲しませない バカにしない 差別しない。海外の飛行機内アナウンスについて。
「皆様喫煙できるのは翼の上だけです」「着陸時にはお荷物をお忘れなく。もし忘れるなら私達が欲しがるような物をお願いします」「恋人と別れるのは50の方法がありますが 機内から出るには4つの出口しかありません」
3)2人組みを作る 「つまらないな、面白くないな」と思う事・・・コーチは軽やかにユーモアを活用して聴く
デモンストレーション テーマ「生活クラブの集まりに嫌な人がいる」
1回目 クライアント:澤田 コーチ:中山
2回目 クライアント:澤田 コーチ:宮崎
銅)つまらない話しをどうしたら楽しくなるのかと訊いてイメージとしては共通項があるといいねと。
高)どうやったら楽しくなるのかという話ができて良かった。
澤)職場の努力目標として「笑顔を」と言われるのは嫌。自然な笑顔じゃなく講師の作り笑顔が嫌だと。まあ私も作り笑顔で甲高い声で声をかけられるのは嫌だなと思う。
宮)快楽原則と現実原則がある。気持ちがいいことは大事だがそれだけで現実は回っていかない。作り笑顔が嫌だと思うのは自由だが 会社はむすっとしていられると困るという事実もある。現実に即さないとならない。「なんで笑顔が必要なんですかね?」と質問をすれば現実に向くことになる。
寺)話したい事をガンガン話したが笑顔を作るのは辛い・・笑うのが嫌だとは立場上言えない。今度からバイト採用は笑顔の素敵な人をとるらしいので。
三)特に質問をしていない。仕事の大変さをなるべくポジティブなフィードバックをしよう。大きな山を越えてエネルギーを感じた。
本)仕事つらかった話をした。切り返しがプラス思考だったのでまた頑張ろうと
駒)いや~な人の話を聴いた。関わりたくないけど会わなければならなかった。
それが大人になってそれを言えるようになって自由になったと。
羽)今働いていないから何やってても楽しくて(笑)だからへビィな事しか浮かばない。その人への嫌さが基準だからあんまり他の人を嫌いにならない(笑)
今は無理して関わらないと思える。昔の辛さを親に言えたことも良かった。
光)話をもっと軽やかな方向に向けようと思ったら全然話が入らなくフリーズした(笑)。反対にどうやって質問したらいいか訊いてしまった。
宮)質問に詰まった時もできないことをしっかり認めて「すみません今詰まっているので もう一回今の話お願いします」とか。いいか悪いかという発想じゃなく起きている事を言葉にしてみる。
木)あまりしていない体験をした。普段なら相手に分かりやすい話しをしようと意識する。今回ずっと沈黙になっていつもの私なら何とかフォローする。自由にやれたのは相手が光さんだから。変な気を遣わなくてもこの人なら大丈夫だと。正直に困っていることを言ってくれてこちらも安心して沈黙。
中Y)ネガティヴな話題だとこちらもネガティヴになる私。自分が感情的にならずに冷静に聴いていた。枠組みがあると逆に聴けるんだなと発見した。
御)ああそうだなと思った。こちらも感情が爆発せずでも言い切った感がある。
高)職場の重たい話し。ユーモアに結びつけて「その上司にレッテルを張るとしたらどこに貼るか?」と質問したこと。全身に貼って「無責任」と書きたいくらいだと。(笑)共通のイメージになった。
宮)暗い話を「どんどん暗くしていくとどうなりますか?どこに行きつきますか?」と暗さを突き抜けると明るさが見える時がある。「そんなに暗く考えないでもっと明るく」と言う事で否定されたと受け取る人もいる。
中)「レッテルを貼るとしたら」の質問は面白かった。上司については最初は困っていたがあまりに期間が長すぎて今は呆れと笑になっている。
<休憩>
3)役割交代
高)あんまりないなと思ったが三つも言ってた(笑)案外自分を大事にしていると気づいた。
中)責任感の強い方で「穴を開けたくない」とご苦労されているなと思った。
畠)ユーモアに持って行けないかもと思いつつ一生懸命聞かせてもらった。
銅)夫に胆石があるので脂物を取らないように作っているがしんどい。春になったら取り出す予定なのでその時は焼き肉を食べる。楽しみができた。
澤)人や物の名前が出てこなくてイライラ。それでも芸能人の名前を必死に思い出すようにしている。出てくるとスッキリ。
寺)潜っているのを上げようと必死に問いかけそれだけで終わった。
三)体調がよくない。職場での緊張感があるし。状況に気がつきつつ何もしていなかった。新たな行動をしよう。
本)相手も同じ職業なのであんまり明るい話にできなかった。大変さにハマってしまって抜け出せなかった。
宮)勝手に自分の体験と重ねると分かったつもりになる。一緒だと思うと聴けなくなる。
駒)歯を白くするために紅茶が飲めない。2カ月後解禁になったら一緒に紅茶屋に行こうという話に。
羽)私も2カ月我慢して(笑)
光)母のために物忘れ外来に行ったが自分も結構忘れっぽい。今から訓練すればこれ以上進まないという明るい話に(笑)
木)老いがやってくる話で共感した。
中Y)仕事の面白くない話。現実原則が優先しているんだなと語らせてもらった。
御)仕事の内容の理解ができず説明をさせたと反省している。